100万の増やし方、使い道

まあ、普通は株とかFXという話になるのだろうけど、そういうのは解説サイトもいっぱいあるし、入門書もたくさん出てるから自分で調べてもらうとして、せっかくだから違う方法を一つ紹介しますよ。 世の中には100万円以下とか50万円以下とかで売られている家がいっぱいあるのです。たいていは借り手がつかずに税金や処分費用だけがかかる、俗に「負動産」といわれるものなのだけど、中には売買の需給と貸し借りの需給にゆがみの生じている場合があって、そういうところだと「買い手はいないから安く売られているけど、借り手はそれなりにいる」という現象が起きている地域もあるのです。 ボクが以前に転勤で住んでいた地方都市で、当時通っていたスナックのお姉ちゃんが、まさに100万円で空き家を買ったのです。たまたま隣に住んでいたお婆さんが、都会の子供と同居するために家を処分しようとしたのだけど、買い手がつかなかったので彼女が引き取ったのです。その家を友達みんなで壁紙を張り替えたり、DIYでリフォームしたら月5万円で借り手がついたのです。月々5万円なら年間60万円となり、1年半で元手が回収できて、それ以降は丸々儲けになる計算です。 で、そういうのをコツコツやって毎年確定申告を続けていると、それは「不動産賃貸業」という事業になります。事業として実績があれば銀行もお金を貸してくれるし、100万円のボロ家だって担保になるのです。お金を借りて今度は中古のアパートでも買って規模を拡大していくことも夢ではなくなります。 まあ、実際にやろうとすると、そんな物件はなかなか無いから調べたりするのがすごく大変だし、誰にでも簡単にできるというものでは決してありません。しかし、実際に成功している人だっているし、これは博奕ではなくて事業だというところに大きなポイントがあります。