【決定版】「ミシュランマン」はなぜこの姿？　何歳？　世界最古の企業キャラクターを調査した！【画像ギャラリー】

1894年のリヨン万博で、このようにタイヤが積まれている光景を見て、ミシュランマンのイメージが出来上がった。

ミシュランマンが登場した最初のポスターがコチラ。グラスの中には釘やガラスが入っており、飲み干しても乗り心地や耐久性に優れ、パンクにも強いイメージを強調していた。「A Votre Sante」は乾杯の意味。

誕生した翌年の1899年に描かれたポスターでは葉巻を吸っている。当時は体のタイヤが細く、黒目がないものが多い。

1900年前後のタイヤは白だった。写真は1903年のハーレーダビッドソン第1号車。

1920年のミシュランマン。当時最速を誇ったインディアンらしきバイクで疾走している。幅広のタイヤに合わせ、胴体のタイヤも太くなった。

1930年、革新的な二輪用タイヤに使われたミシュランマン。ここではまだ葉巻を吸っている。

1950年になると、よりコミカルで現代的に。

1960年のミシュランマン。ベスパなどのスクーターが人気を博し、ミシュランでは1950年からスクーター用タイヤを販売していた。

1983年（左）と1984年。頭が大きく、体が丸くなり、より愛らしくなった。

しばらく80年代のデザインが続くが、100歳を迎えた1998～2000年頃のミシュランマンになると、少し細身で頭身がアップ。それまで眼鏡をしているようだったが、この時代から裸眼（？）になっている！

2000～2017年はCGで登場。体型はやや80年代デザイン寄りでムッチリしている。画像は海外向けの2017年グッズカタログより。

現在は愛らしさをそのまま、少しスリムに。洗練されたイメージだ。

「アナキーアドベンチャー」の広告より。以前より軽やかな印象だ。

海外のミシュランHPではフィギュアも販売。世界的にここまで愛され、認知度が高い企業キャラクターは珍しい。ましてやバイク関連やタイヤメーカーでは実にレアだ。