ゲームプレイだけでなく動画配信まで多種多様に活躍すると謳うゲーミングPC、mouse(マウス)G-tune DG-I7G70 DGI7G70B7ACCW101DEC。インターネット上では「サクサクぬるぬるプレイできる」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のドスパラやツクモなどのゲーミングPCとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングPC選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。屈曲試験機を用いた充電ケーブルの耐久検証や、陸上競技場でのランニングウォッチの測定精度検証などに取り組んできた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
mouse G-tune DG-I7G70 DGI7G70B7ACCW101DECは、なめらかな映像で長時間プレイしたい人におすすめです。実際にプレイしてフレームレートを測定したところ、平均233.54fpsを記録。比較した商品の平均値が166.57fps(※執筆時点)だったのに対し、なめらかな映像を楽しめる数値です。評判どおり、ゲーミングPCならではのグラフィックを楽しめます。
ベンチマークスコアも好成績でした。画像処理を行うGPUは17729、コンピュータの制御などを行うCPUは13276を記録。比較したなかには10000に満たない商品もあったのに対し、性能を存分に生かせるスコアです。「Apex Legends」や「VALORANT」といった高負荷な3Dゲームも、ラグやカクつきなくプレイできるでしょう。
データの保存やロードも快適なスペックです。1GBのデータの転送速度を測定すると、読み込み623.85MB/s・書き込みが546.91MB/sという結果に。比較したなかには書き込み速度が250MB/s以下の商品もあったのに対し優秀でした。ストレージには大容量1TBのSSDを使用しており、アップデートが重なっても対応しやすいですよ。
メーカー独自の吸気構造や上部に配置した電源ユニットにより、冷却性能も優れていました。10分間プレイしても、本体温度は54.04℃と低め。比較した商品には80℃以上まで上がったものもあったなか、熱をうまく逃がせています。「マルチタスクができる」と謳うとおり、ブラウザを開きながらのゲームプレイもスムーズでしょう。
接続端子の数と種類も豊富でした。比較したなかには対応していない商品もあったUSB Type-C・Bluetoothに対応し、最新デバイスも接続できます。接続端子の位置が本体前上部にあるのも、ユーザーへの配慮が感じられました。背面に手を回す必要がなく、抜き差ししやすいですよ。
価格は執筆時点で税込259,800円(公式サイト参照)。ミドルクラスの商品ですが、ハイエンドモデル並みの性能で様々なゲームを快適にプレイできます。予算を抑えつつ、オンラインFPSや3Dグラフィックゲームも遊べるゲーミングPCがほしい人は、ぜひ検討してみてくださいね。
そもそもゲーミングPCとは、ゲームを快適にプレイするためのパソコンのこと。世界中のゲームが集められた「Steam」を使えたり、家庭用ゲーム機では味わえないグラフィック性能を備えていたり、ゲーマー向けに設計されています。
今回ご紹介するG-tune DG-I7G70 DGI7G70B7ACCW101DECは、国内向けのパソコンや周辺機器・サーバーを販売する企業mouseから発売された商品。ゲームプレイはもちろん、動画配信も問題なくできる高性能CPU・GPUを売りにしています。
自然な空気の流れを利用した高効率エアフローを実現しているのも特徴です。従来の前面吸気でなく底面吸気を採用することで、温かい空気を自然な流れで後方に排出します。発熱の大きなパーツをダイレクトに冷却でき、温度の上昇を抑えられるでしょう。
人間でいうところの脳にあたる中枢部のCPUには第13世代のCore i7、グラフィックの中枢部にはGeForce RTX 4070を採用。OSはマルチタスクを行いやすいWindows11です。高いフレームレートを保ちながら、並行してさまざまな作業ができるだけの性能を誇ります。
接続端子が豊富にあり、最新デバイスも使いやすい設計です。VRで利用することが多いHDMI端子やヘッドホンジャックは前面に設置されており、接続のたびに背面へ手を回す必要はありません。快適に使えるよう工夫されているのはうれしいですね。そのほかの仕様は以下のとおりです。
本体のサイズは幅189×奥行396×高さ390mm、重量約10.8kgのハイタワー。拡張スロットや拡張ストレージに空きがあるため、カスタマイズもできます。
カラーは全面ブラック・ホワイトの2種類あり、オプションで側面のガラスパネルを選択できます。ガラスパネルを選べば内部の状態がすぐ把握でき、ワンプッシュで簡単に開けられるのでメンテナンスもしやすいですよ。
今回は、mouse G-tune DG-I7G70 DGI7G70B7ACCW101DEC を含むゲーミングPC全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、処理性能(CPU・GPU・ストレージ)を検証しました。
CPUとGPUの検証では、「3DMark」というゲーム向けのベンチマークスコアを測定できるソフトを使用。各商品のベンチマークスコアを数値化し、比較・評価しました。
ストレージの検証ではストレージへの転送速度を重視し、1GBのデータを転送した際のベンチマークスコアを「CrystalDiskMark」で数値化しました。なお、アプリの起動やゲームのロードに関わる「不規則なデータの処理速度」のスコアを重視して、比較・評価しています。
ベンチマークテストの結果は、GPUが17729・CPUが13276と高スコアでした。比較した商品にはどちらも10000を超えないものもあったのに対し、20万円台で買えるミドルクラスながら高性能です。
比較したところ、GPUの性能が低いとラグやカクつき・残像が気になる傾向がありました。対して本商品はGPUのスコアが高いうえに、CPUもGPUの性能を引き出せるほどの高性能です。なめらかな映像でゲームを楽しめるでしょう。
ストレージの処理性能もまずまずです。1GBのデータ転送時で、読み込み623.85MB/s・書き込み546.91MB/sという結果でした。比較したなかには書き込み速度が250MB/sを下回る商品もあったのに対し、それほど待たなくてすむでしょう。
本商品のストレージは、HDDよりも転送が速いSSD。容量は1TBと、人気タイトルを5本保存しても余裕があります。アップデートが重なっても、容量不足に悩まされません。
続いて、ゲームプレイの快適さを検証しました、「MSI Afterburner」というソフトを使って、1秒間に何枚の画像が表示されるかのフレームレートを数値化します。ゲームプレイ時に測定し、その平均数値で比較・評価しました。
計測した結果、フレームレートは233.54fpsを記録。比較した商品の平均値の166.57fps(※執筆時点)を大きく上回っています。家庭用ゲーム機では出力できない数値で、ゲーミングPCらしいカクつきのない、なめらかな映像が楽しめるでしょう。
次に、接続端子の数・種類を検証しました。
USBのType-A・Type-Cのほか、HDMIやDisplayPortなど各商品に搭載されているすべての端子を数えます。数と種類の多さを比較・評価しました。
接続端子の数・種類も充実していました。最新のゲーミングデバイスはUSB Type-C・Bluetoothがないと使えないものもありますが、本商品はどちらも接続が可能。USB Type-Cが1つ・Type-Aが6つあるので、端子が足りなくて困ることはないでしょう。
比較した結果、本商品のようなフルタワーはミニタワーよりも接続端子が充実している傾向がありました。なお、搭載されている接続端子の一覧は以下のとおりです。
評価には加えていませんが、本商品は接続端子が本体の前上部に備えられています。HDMIやイヤホンジャックを接続する際に背面へ手を回す必要がなく、スムーズにセッティングできますよ。
最後に、熱のこもりにくさを検証しました。「Apex Legends」を各商品で10分間プレイ。その際の温度を「MSI Afterburner」で測定し、平均温度を比較し評価しました。
「発熱の大きなパーツをダイレクトに冷却できる」と謳っているとおり、冷却性能に優れた一台です。10分間ゲームをプレイしても、本体温度は54.04℃までしか上がりませんでした。比較した商品の平均温度の72.14℃(※執筆時点)を大幅に下回り、トップクラスの記録です。
比較した結果、ミニタワーよりも本商品のようなフルタワーのほうが、大きなファンを搭載できて温度が上がりにくい傾向がありました。ケースが大きいぶん空気が循環しやすく、効率よく熱を逃がせるでしょう。
mouse G-tune DG-I7G70 DGI7G70B7ACCW101DECは、公式サイトで販売しています。割引クーポンの配布・無金利の分割払いといったサービスが利用できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そのほかの取扱店舗は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイト。実際に商品を見たい場合には、PC専門店などに問い合わせてみるとよいでしょう。
最後に、また違う特徴がある商品をご紹介します。
ドスパラGALLERIA Gaming DESKTOPは、どんなゲームも高画質でプレイできる商品。最新のグラフィックボードRTX4070 Tiを搭載し、GPUスコアは20000以上でした。CPUスコアも高く、重さを感じることはないでしょう。USB-A端子9個・USB-C端子・HDMIと、接続端子も豊富ですよ。
価格を抑えたいなら、G-GEAR GA7A-E230/XBもおすすめ。税込264,800円(※執筆時点・公式サイト参照)と比較的安価ながら、CPU・GPUスコアは10,000を超えました。ロード時間も短く、快適にゲームを楽しめるでしょう。接続できるデバイスも多く、はじめての人にもぴったりです。
CPU | Core i7-13700F |
---|---|
ベンチマークスコア(CPU) | 13311 |
ベンチマークスコア(GPU) | 22808 |
CPUスコア(公称値) | 不明 |
ベンチマークスコア(ストレージ) | 591.95MB/s |
CPUスコア(実測値) | 13311 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070Ti |
FPSスコア | 185+FPS |
3DMarkトータルスコア | 20603 |
GPUスコア(実測値) | 不明 |
メモリ | 16GB |
GPU | 不明 |
メモリ最大容量 | 不明 |
CPUクーラー冷却方式 | 不明 |
メモリスロット | 不明 |
グレード | |
SSD | 1,000GB |
BTOパソコン | 不明 |
SSD換装 | 不明 |
組み立て済み | 不明 |
SSD増設 | 不明 |
セット | 不明 |
接続端子 | HDMI×1、LAN×1、USB Type-A×9、USB Type-C×1、DisplayPort×3、イヤホンジャック×2、マイクロホンジャック×2 |
LEDライトつき | 不明 |
Type-C端子の機能 | 不明 |
マイクつき | 不明 |
スピーカーつき | 不明 |
幅. | 22cm |
幅 | 22cm |
奥行. | 44cm |
奥行 | 44cm |
高さ | 48cm |
高さ. | 48cm |
重量 | 約14kg |
外部出力 | 前面:USB 3.2 Gen1 Type-A×4/背面:USB 2.0×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-C ×1/映像出力:HDMI ×1 |
外部入力 | 前面:USB 3.2 Gen1 Type-A×4/背面:USB 2.0×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-C ×1/映像出力:HDMI ×1 |
VESA対応 | 不明 |
タイプ | 不明 |
最大消費電力 | 不明 |
高負荷時のファンの音 | |
特徴 | 不明 |
Office搭載 | |
SDカードスロットあり | |
タッチパネル | 不明 |
Webカメラ付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
無線LAN接続 | |
Bluetooth接続 | 不明 |
画面種類 | 不明 |
三次キャッシュ容量 | 30MB |
Webカメラ解像度 | 不明 |
マイク | 不明 |
二次キャッシュ容量 | 24MB |
メモリスコア | |
スピーカー | 不明 |
コア数 | 16コア |
ストレージ種類 | 不明 |
スレッド数 | 不明 |
USBポート | 前面:USB 3.2 Gen1 Type-A×4/背面:USB 2.0×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-C ×1 |
ストレージ総容量 | 不明 |
OS | Windows11 |
スレッド数. | 24スレッド |
メモリ規格 | DDR4 SDRAM |
CPUの動作周波数 | Performance-core:2.1GHz、Efficient-core:1.5GHz |
光学ドライブ | 不明 |
HDD容量 | 不明 |
通常のCPU温度 | |
ストレージの読み込み速度 | |
画面サイズ | 不明 |
高負荷時のCPU温度 | |
ストレージの書き込み速度 | |
画面解像度 | 不明 |
GALLERIA ゲーミングPC XA7C-R47Tをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
CPU | AMD Ryzen7 7700 |
---|---|
ベンチマークスコア(CPU) | 10708 |
ベンチマークスコア(GPU) | 11582 |
CPUスコア(公称値) | 34793 |
ベンチマークスコア(ストレージ) | 716.21MB/s |
CPUスコア(実測値) | 10708 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti |
FPSスコア | 110+FPS |
3DMarkトータルスコア | 11441 |
GPUスコア(実測値) | 不明 |
メモリ | 16GB |
GPU | 不明 |
メモリ最大容量 | 不明 |
CPUクーラー冷却方式 | 不明 |
メモリスロット | 不明 |
グレード | 不明 |
SSD | 1,000GB |
BTOパソコン | 不明 |
SSD換装 | 不明 |
組み立て済み | 不明 |
SSD増設 | 不明 |
セット | 不明 |
接続端子 | HDMI×1、USB Type-A×9、USB Type-C×3、DisplayPort、LAN×2、イヤホンジャック×2、マイクロホンジャック×2、CDリーダー×1 |
LEDライトつき | 不明 |
Type-C端子の機能 | 不明 |
マイクつき | 不明 |
スピーカーつき | 不明 |
幅. | 19cm |
幅 | 19cm |
奥行. | 47.5cm |
奥行 | 47.5cm |
高さ | 43.5cm |
高さ. | 43.5cm |
重量 | 約12kg |
外部出力 | オンボード:HDMI×1、USB Type-C(DP接続)×2 |
外部入力 | 不明 |
VESA対応 | 不明 |
タイプ | ミドルタワー |
最大消費電力 | 不明 |
高負荷時のファンの音 | |
特徴 | 不明 |
Office搭載 | |
SDカードスロットあり | |
タッチパネル | 不明 |
Webカメラ付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
無線LAN接続 | |
Bluetooth接続 | |
画面種類 | 不明 |
三次キャッシュ容量 | 32MB |
Webカメラ解像度 | 不明 |
マイク | 不明 |
二次キャッシュ容量 | 8MB |
メモリスコア | |
スピーカー | 不明 |
コア数 | 8コア |
ストレージ種類 | 不明 |
スレッド数 | 不明 |
USBポート | USB3.0ポート×2、USB4 Type-Cポート×2、USB 3.2(Gen 2x2)Type-Cポート×1、USB 3.2(Gen 2)Type-Aポート×7、USB 2.0ポート ×1 |
ストレージ総容量 | 不明 |
OS | Windows 11 |
スレッド数. | 16スレッド |
メモリ規格 | DDR5 PC5-38400 |
CPUの動作周波数 | 3.8GHz |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
HDD容量 | 不明 |
通常のCPU温度 | 74℃ |
ストレージの読み込み速度 | 801.70MB/s |
画面サイズ | 不明 |
高負荷時のCPU温度 | |
ストレージの書き込み速度 | 630.73MB/s |
画面解像度 | 不明 |
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。