鮮やかな映像が楽しめると話題の、GALLERIA ゲーミングPC XA7C-R47T。インターネット上では「快適に使用できる」「重いゲームをしてもカクつきにくい」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングPCとも比較。比較検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングPC選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。屈曲試験機を用いた充電ケーブルの耐久検証や、陸上競技場でのランニングウォッチの測定精度検証などに取り組んできた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
GALLERIA ゲーミングPC XA7C-R47Tは、ゲーミングPCをお探しのすべての人におすすめです。比較した商品内でも処理性能に優れ、グラフィックボードには「RTX4070 Ti」を採用。実際にベンチマークソフトで確認すると、CPU13,311pts・GPU22,808ptsを記録し、どちらも高評価基準の10,000ptsを上回りました。「快適に使用できる」との口コミ同様、ゲームの種類を問わずサクサク動くでしょう。
ストレージにはHDDより高速といわれるSSDを使用し、こちらの処理速度も上々です。ベンチマークスコアは、読み込み770.73MB/s・書き込み413.17MB/sとスピーディ。比較した商品内には読み込み500MB/s前後のものが多かったのに対し、データやアプリのロード時間は気になりにくいといえます。なおストレージ容量は注文時に選択できるので、目的に合ったものをチョイスしてくださいね。
「Apex Legends」を10分間プレイし、ゲーム時の動作のなめらかさを示すフレームレートを測定すると、平均235.56fpsと比較した商品内で最大値を記録(※執筆時点)。「重いゲームをしてもカクつきにくい」という口コミ同様、なめらかな映像を楽しめるでしょう。「快適に使用できる」との口コミにも頷ける結果です。
接続端子はUSB Type-Aが9個・Type-Cが1個と充実し、さまざまなデバイスを同時に使いたい人にも活躍。「熱を逃しやすい構造」と謳うとおり、冷却性能も優秀です。「Apex Legends」を10分間プレイしても、平均温度は64.01℃までしか上がりません。比較した商品内では70℃以上を記録したものが過半数を占めましたが、本品は熱がこもりにくいといえます。
執筆時の価格は税込287,160円(公式オンラインショップ参照)。好きなパーツを選んでカスタマイズするBTOパソコンのため、無線LANカードの搭載・ストレージの容量変更といったカスタムにも対応しています。細かな設定にこだわりたい人も満足できる1台なので、ぜひ検討してみてくださいね。
GALLERIA ゲーミングPC XA7C-R47Tは、ハイエンドのゲーム・接続製・セキュリティに対応する国産のゲーミングPC。選りすぐりのパーツで構成されており、1台でさまざまな最新表現ができると謳っています。デザイン会社とゲーミングPCの姿をコンセプトから考え直し、外見にもこだわりが。ファイナルファンタジーXIVの推奨パソコンとしても紹介されていますよ。
GALLERIAは、老舗PC専門店のドスパラの運営や電子機器の生産を行っている株式会社サードウェーブのブランド。ゲームやクリエイティブワークでの高いパフォーマンスをサポートするPCを展開しています。オプションも用意し、パーツの変更や追加によるカスタマイズに対応する点も人気の理由のひとつです。
ディスプレイに画像や映像を映し出すグラフィックボードには、2023年初頭に登場した高性能な「RTX4070 Ti」を採用しているのが特徴。ストレージのSSDには高速なNVMeを使用し、スムーズなゲームの起動・読み込みを実現しています。対応OSはWindows 11 Homeです。
大風量な大型ファンも内蔵。負荷に応じて回転数を変速して吸排気を行い、静音性と冷却性能を両立します。両サイド前方にはメッシュ孔径が施されており、熱を逃しやすい構造ですよ。
リジッドカードサポートと呼ばれる大型ステーを内蔵し、輸送中の脱落やたわみによる接触不良を防止するつくりもポイント。グラフィックボードを強固に固定しています。
外装はガンメタリック塗装で仕上げ、存在をしっかり主張しつつも、環境になじむよう計算してデザイン。ケース正面にはあたらしい世界へのゲートをイメージしたLEDを装飾しています。LEDはアドレサブルRGB(ARGB)に対応し、鮮やかなグラデーションカラーなどの演出を自分好みにアレンジできる仕様です。
インターフェースは全面のコンソールパネルに集中して配置することで、洗練されたフラットな見た目を実現。コンソールパネルには45度の傾斜をつけ、使い心地にも配慮しています。
サイズは幅220×奥行440×高さ480mmで、重量は約14kgです。パーツの説明・接続方法といった説明書は、公式サイトから確認できますよ。
今回は、GALLERIA ゲーミングPC XA7C-R47Tを含むゲーミングPC全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、処理性能の検証です。
ゲーム向けの細かいスコア測定が可能なベンチマークソフト「3DMark」内の「Time Spy」をPCで起動し、表示されるCPU・GPUの数値を確認。さらに、ストレージのベンチマークスコアを測定できる「CrystalDiskMark」を使って、1GBのデータを転送した際に記録した処理速度のスコアをチェックしました。
ゲームプレイ時の処理に重要なGPUのスコアは22,808ptsで、「とても満足」の基準とした15,000ptsを大きく上回りました。20,000ptsを下回る商品がほとんどだったなか、比較した商品内での最大値を記録(※執筆時点)。口コミどおり快適なゲームプレイが期待できます。
GPUのパワーを存分に発揮するには、PCすべての処理に関わっているCPUの性能が高いかもしっかり確認したいところ。本品はCPUも高評価基準の10,000ptsを上回る、13,311ptsを記録しました。ゲームプレイや動画配信で、処理の重さを感じることは少なそうです。
ストレージにはSSDを採用しており、こちらの処理性能も上々です。SSDとはフラッシュメモリを使用した記憶装置のことで、HDDより転送速度が速い特徴を持っています。本品の読み込み速度は770.73MB/sと、高評価基準の600MB/sを大きく上回りました。
書き込み速度は高評価に届かなかったものの、比較した全商品の平均値451.34MB/sと大差はありません(※執筆時点)。読み込み・書き込みともに速く、アプリの起動やゲームのロードにもそれほど時間はかからないでしょう。
<検証結果>
なお、ストレージの容量は注文時に選択可能です。ゲーム5~6本と写真・動画の保存程度であれば、ゲームをアップデートすることを考慮しても1TB(1,000GB)で十分。ただし大容量の3Dグラフィックゲームを何本も楽しみたい人は、容量を増やすのがベターです。
続いて、ゲームプレイの快適さの検証です。「Apex Legends」を10分間プレイし、その間のフレームレートを測定。フレームレートが高いものほど動きがなめらかな商品として、評価しました。
結果、快適さは比較した商品内でもトップクラスです。1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示すフレームレートは、平均235.56fpsと比較した商品内での最大値を記録(※執筆時点)。「重いゲームをしてもカクつきにくい」との口コミどおり、高画質なゲームでもなめらかな映像を楽しめるでしょう。
比較した商品間に数値の差はあったものの、どれも家庭用ゲーム機では味わえないほどのグラフィックで十分快適にプレイできる傾向がありました。本品はそのなかでもとくに優秀。カクつきを気にすることなくゲームでき、プレイ中のわずらわしさは少ないといえます。
次に、端子の数・種類の検証です。テスターが、商品に搭載されている接続端子の数と種類をチェックしました。
接続端子の種類は充実しています。なかでもUSB Type-Aが9個と多く、Type-C・HDMIなどの端子も搭載していました。比較した商品内にはミニタワータイプのものもありましたが、接続端子が多かったのは本品のようなフルタワータイプのもの。USBレシーバーを複数使えるため、さまざまなディバイスを同時に使いたい人にもうってつけです。
ただし、無線LAN・Bluetooth接続には対応していません。比較した商品内では、本品のように好みのパーツでカスタマイズできるBTOパソコンの場合、初期設定で無線LAN・Bluetoothに対応しているものは少なめでした。ワイヤレス端末を普段愛用している人は、事前に対応の有無を確認しておきましょう。なお、本品はプラス税込8,000円(※執筆時点・公式サイト参照)で無線LANカードを追加できます。
最後に、熱のこもりにくさの検証です。PCのさまざまなパーツの状態を管理できるソフト「MSI Afterburner」を使い、「Apex Legends」を10分間プレイした際の温度を測定しました。
すると、平均温度は64.01℃を記録。高評価基準の67℃以下をクリアし、比較した全商品の平均70.65℃(※執筆時点)も下回りました。比較した商品内には平均84℃に達したものもありましたが、本品はメーカーの謳い文句どおり熱がこもりにくいといえるでしょう。長時間のゲームプレイでの使用にも向いています。
GALLERIA ゲーミングPC XA7C-R47Tの取扱店舗は、ドスパラの公式オンラインショップです。初期設定・出張設置・復元メモリといったサービス・オプションが充実しているため、初心者の人の購入にもぴったりですよ。
SSDや電源などのカスタマイズもできるため、自分好みのPCを作りたいの上級者にも向いています。なお、カスタマイズしない場合の値段は税込287,160円です(執筆時点・公式オンラインショップ参照)。
ほかに、楽天市場・Amazonといった大手ECサイトでの販売も確認できました。普段お使いのサイトがある人はぜひチェックしてみてください。
最後に、GALLERIA ゲーミングPC XA7C-R47Tとは異なる魅力を持つ商品をご紹介します。
マウスコンピューターのG-tune DG-I7G70は、熱のこもりにくさにこだわった商品です。実際の検証ではゲームプレイ中に平均54.04℃しか上がらず、高評価を獲得。長時間の使用にもうってつけでしょう。BTOパソコンながら、最初から無線LAN・Bluetooth接続に対応するのもポイントです。
OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-1774jp パフォーマンスモデル 【C82】は、高性能さが売りの商品。処理速度に優れたCPU・GPUを搭載しており、ゲームプレイ時・動画配信時にもカクつきは気になりにくいでしょう。こちらも無線LAN・Bluetooth接続に、はじめから対応していますよ。
CPU | Core i7-13700F |
---|---|
ベンチマークスコア(CPU) | 13276 |
ベンチマークスコア(GPU) | 17729 |
CPUスコア(公称値) | |
ベンチマークスコア(ストレージ) | 585.38MB/s |
CPUスコア(実測値) | |
GPU | GeForce RTX 4070 |
FPSスコア | 165+FPS |
3DMarkトータルスコア | 16879 |
GPUスコア(実測値) | 不明 |
メモリ | 32GB |
GPU | 不明 |
メモリ最大容量 | 不明 |
CPUクーラー冷却方式 | 不明 |
メモリスロット | 不明 |
グレード | 不明 |
SSD | 1,000GB |
BTOパソコン | 不明 |
SSD換装 | 不明 |
組み立て済み | 不明 |
SSD増設 | 不明 |
セット | 不明 |
接続端子 | USB Type-A×8、USB Type-C×2、イヤホンジャック×2、マイクロホンジャック×2、ライン×1、HDMI×1、DisplayPort×3、LAN×1 |
LEDライトつき | 不明 |
Type-C端子の機能 | 不明 |
マイクつき | 不明 |
スピーカーつき | 不明 |
幅. | 18.9cm |
幅 | 18.9cm |
奥行. | 39.6cm |
奥行 | 39.6cm |
高さ | 39cm |
高さ. | 39cm |
重量 | 約10.8kg |
外部出力 | HDMI、USB Type-A、USB Type-C、DisplayPort、LAN、イヤホンジャック、マイクロホンジャック、ライン出力 |
外部入力 | HDMI、USB Type-A、USB Type-C、DisplayPort、LAN、ライン入力、マイク入力 |
VESA対応 | 不明 |
タイプ | ミドルタワー |
最大消費電力 | |
高負荷時のファンの音 | |
特徴 | |
Office搭載 | |
SDカードスロットあり | |
タッチパネル | |
Webカメラ付き | |
タッチペン付き | |
無線LAN接続 | |
Bluetooth接続 | |
画面種類 | |
三次キャッシュ容量 | |
Webカメラ解像度 | |
マイク | 不明 |
二次キャッシュ容量 | 30MB |
メモリスコア | |
スピーカー | 不明 |
コア数 | 16コア |
ストレージ種類 | 不明 |
スレッド数 | 不明 |
USBポート | USB2.0(Type-A)×2、USB3.0(Type-A)×4、USB3.2(Type-C) |
ストレージ総容量 | |
OS | Windows11 |
スレッド数. | 24スレッド |
メモリ規格 | DDR5-4800 |
CPUの動作周波数 | 1.5~5.2GHz |
光学ドライブ | 不明 |
HDD容量 | |
通常のCPU温度 | |
ストレージの読み込み速度 | |
画面サイズ | |
高負荷時のCPU温度 | |
ストレージの書き込み速度 | |
画面解像度 |
mouse G-tune DG-I7G70 DGI7G70B7ACCW101DECをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
CPU | Core i7-13700F |
---|---|
ベンチマークスコア(CPU) | 13082 |
ベンチマークスコア(GPU) | 17689 |
CPUスコア(公称値) | |
ベンチマークスコア(ストレージ) | 551.95MB/s |
CPUスコア(実測値) | |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
FPSスコア | 165+FPS |
3DMarkトータルスコア | 16801 |
GPUスコア(実測値) | 不明 |
メモリ | 16GB |
GPU | 不明 |
メモリ最大容量 | 不明 |
CPUクーラー冷却方式 | 不明 |
メモリスロット | 不明 |
グレード | 不明 |
SSD | 1,000GB |
BTOパソコン | 不明 |
SSD換装 | 不明 |
組み立て済み | 不明 |
SSD増設 | 不明 |
セット | 不明 |
接続端子 | USB Type-A×8、USB Type-C×2、イヤホンジャック×2、マイクロホンジャック×2、ライン×1、HDMI×1、DisplayPort×3、LAN×1 |
LEDライトつき | 不明 |
Type-C端子の機能 | 不明 |
マイクつき | 不明 |
スピーカーつき | 不明 |
幅. | 16.5cm |
幅 | 16.5cm |
奥行. | 39.6cm |
奥行 | 39.6cm |
高さ | 44.8cm |
高さ. | 44.8cm |
重量 | 約13.81 kg |
外部出力 | HDMI、USB Type-A、USB Type-C、DisplayPort、LAN、イヤホンジャック、マイクロホンジャック、ライン出力 |
外部入力 | HDMI、USB Type-A、USB Type-C、DisplayPort、LAN、イヤホンジャック、マイクロホンジャック、ライン出力 |
VESA対応 | 不明 |
タイプ | ミニタワー |
最大消費電力 | 800W |
高負荷時のファンの音 | |
特徴 | |
Office搭載 | |
SDカードスロットあり | |
タッチパネル | |
Webカメラ付き | |
タッチペン付き | |
無線LAN接続 | |
Bluetooth接続 | |
画面種類 | |
三次キャッシュ容量 | |
Webカメラ解像度 | |
マイク | |
二次キャッシュ容量 | 30MB |
メモリスコア | |
スピーカー | |
コア数 | 16コア |
ストレージ種類 | 不明 |
スレッド数 | 不明 |
USBポート | SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2、USB 2.0 Type-A ×4、SuperSpeed USB Type-C 5Gbps、SuperSpeed USB Type-C 10Gbps |
ストレージ総容量 | |
OS | Windows11 |
スレッド数. | 24スレッド |
メモリ規格 | DDR5-5200MHz |
CPUの動作周波数 | 5.2GHz |
光学ドライブ | 不明 |
HDD容量 | |
通常のCPU温度 | |
ストレージの読み込み速度 | |
画面サイズ | |
高負荷時のCPU温度 | |
ストレージの書き込み速度 | |
画面解像度 |
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