夏場の多湿な時期を中心に活躍する除湿機能つき空気清浄機。シャープやアイリスオーヤマなどが販売しており、家電量販店でも購入できます。しかし、ハイブリッド式・コンプレッサー式といった除湿方式や空気清浄機能に違いがあり、どれにすべきか迷いますよね。
そこで今回は、除湿機能つき空気清浄機のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。一人暮らしに適した8畳向けの小型モデルや、動作音が静かなモデルも解説します。ぜひ本コンテンツを参考に、設置部屋やライフスタイルに合う除湿機能つき空気清浄機を見つけてください。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店にアルバイトとして入社、家電の世界へ飛び込む。 その後2年で家電販売員として個人で年商2億円を突破、入社5年目で年商3億円を経験、「法人ナンバーワン販売員」として表彰される。 その後15年以上家電販売員として活動し、現在はプロの家電販売員としてだけでなく、家電ライターとして様々なメディアで執筆・監修を行っているほか、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を自ら運営し、家電製品のレビュー・批評を行っている。また、家電アドバイザーの資格も有し「家電」と名の付く物全てに精通、「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力している。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
除湿機能つき空気清浄機は、除湿機と空気清浄機を別々に用意する必要がない点がメリット。購入するモデルによりますが、別々に用意するよりはコストを抑えられ、1台だけなのですっきり設置できます。コンセントも1つで済むため、何かと家電を使うことが多いリビングなどでは重宝するでしょう。
一方、デメリットは除湿機・空気清浄機と比べると本体が大きい点。空気清浄機のフィルターに加え、除湿用のタンクなどを手入れする必要があるので、メンテナンスに手間がかかります。除湿機能つき空気清浄機を便利に使うために、設置場所に合うサイズで手入れしやすいモデルを選びましょう。
除湿機能つき空気清浄機を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
除湿性能は定格除湿能力とタンク容量で把握できます。それぞれの選び方をチェックして、使い方に合うスペックのモデルを選びましょう。
雨天でも快適に過ごしたいなら、定格除湿能力の高いモデルを選びましょう。定格除湿能力とは、室温27℃(デシカント方式は20℃)かつ相対湿度60%の環境下で、1日に除湿できる水分量のこと。除湿力が大きいほど消費電力も上がりますが、そのぶん快適な環境をキープできます。
木造住宅の畳数を基準にした場合の定格除湿能力は、6畳なら5L・10畳なら8L・15畳なら12Lを目安に選んでください。鉄筋住宅は木造住宅よりも空気・水分の出入りが少ないため、同じ除湿能力で木造住宅の倍の畳数をカバーできます。
なお、普段の除湿力を確認するときに最大除湿能力は重視しなくてOK。最大除湿能力はフルパワー時の除湿量のことで、衣類乾燥モードなどを稼働している風量最大時の除湿量を示します。実現可能な除湿量ではあるものの消費電力が非常に大きくなるため、定格除湿能力を参考にしてください。
そのほか除湿性能に関わる適用畳数は、室内面積に合わせることが重要です。ただし、除湿機能つき空気清浄機の場合、除湿・空気清浄のそれぞれで適用畳数が異なるケースもあります。除湿重視で選ぶなら、除湿の適用畳数を基準に選んでください。
除湿タンクの水を捨てる手間を減らしたいなら、タンク容量が大きいモデルがうってつけ。除湿機能つき空気清浄機は除湿した水を貯めるタンクを備えており、タンクがいっぱいになったら水捨てが必要です。
例えば、定格除湿能力12Lでタンク容量3Lのモデルの場合、1日中稼働させると最大4回の排水が必要。対して、タンク容量が4Lのモデルなら、最大3回の排水でOKです。稼働時間が長い場合や、除湿力の高いモデルを選ぶ場合、タンク容量が大きいほうが便利に使えます。
一方、大容量のタンクだと、満杯時にタンクが重すぎて排水作業が大変に。5Lを超えると、運ぶのも一苦労なうえ、本体自体も大きくなります。排水頻度と1回の排水作業の大変さ、本体サイズなどを考慮して、使いやすい仕様のモデルを選びましょう。
なお、除湿機能つき空気清浄機には、排水ホースつきでタンクの水を捨てる手間がかからないモデルもあります。排水ホースは洗面台や風呂場などにつなぐ必要があるため、設置場所に制約はあるものの、部屋干し用など特定の用途で使うなら検討してみてください。
空気清浄機の除湿方式は、使用シーンに適したものを選びましょう。主な除湿方式は、コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式の3種類で、それぞれ除湿能力や消費電力に違いがあります。
消費電力を抑えたいならコンプレッサー方式をチョイス。水蒸気を結露させて除湿する仕組みで、ヒーターを使うデシカント式と比べて省エネです。除湿方式のなかでは主流なので、モデルの選択肢が多いのもポイント。ただし、寒い時期は除湿性能が落ちやすいので夏向きの方式です。
一方、冬場もしっかり除湿したいなら、デシカント式のモデルがもってこい。ヒーターで除湿するので周囲の気温の影響を受けにくいのが強みです。ただし、加熱に電力を使うためコンプレッサー式よりも電気代がかかる点には注意しましょう。
電気代の節約と除湿効果の両方を追求したい人は、ハイブリッド式が狙い目です。夏場はコンプレッサー式・冬場はデシカント式など、季節や気温に応じて除湿方式を使い分けられます。ただし、ハイブリッド式モデルは本体が大きく価格も高めなので、設置場所と予算に合わせて選んでください。
洗濯物の乾燥に除湿機能つき空気清浄機を使うなら、衣類乾燥モードや風量調整機能などを備えたモデルがおすすめです。状況に応じて除湿力を高めたり、パワフルな風量で運転したりできると、効率的に洗濯物を乾かせて便利。ルーバーを動かしてムラなく乾燥させられるものも要チェックです。
部屋干し臭が気になるなら、イオン発生機能を備えたモデルに注目しましょう。放出されたイオンが生乾き臭などを軽減します。シャープのプラズマクラスター・パナソニックのナノイーなどが代表的です。梅雨の時期など雨の多いシーズンでの洗濯で、とくに重宝するでしょう。
空気清浄機としての性能を重視するなら、HEPAフィルター搭載モデルをチョイス。HEPAフィルターは、花粉の1/100のサイズまで捕集が可能です。HEPAフィルターより耐久性の高いTAFUフィルターを搭載したモデルもあるため、あわせてチェックしてください。
空気清浄機能の適用畳数は、使用する室内以上のモデルを選択しましょう。適用畳数は30分あたりで空気を清浄化できる畳数を指しており、室内面積を下回るほど空気清浄に時間がかかります。すばやく部屋の空気をきれいにしたければ、適用畳数が大きなモデルがおすすめです。
衣類乾燥の項目で触れたイオン発生機能も、空気の清浄化に効果的。においの原因はもちろん、花粉やPM2.5などのアレル物質・カビ・そのほかの菌やウイルスの抑制にも役立ちます。プラズマクラスター・ナノイーなどを中心にチェックしてみてください。
部屋をまたいで使うときに便利なキャスター・ハンドル、寝室で使うときに必要な静音性など、毎日使う家電だからこそ、チェックしたいポイントを押さえておきましょう。
部屋を移して使いたいなら、キャスター・ハンドルつきを要チェック。除湿機能つき空気清浄機は2つの機能を備えているため本体が大型になりがちですが、キャスターがあれば重いモデルもスムーズに移動させられます。
小型モデルにはハンドルがついているものがあり、抱えなくても片手で簡単に持ち運べるので便利。キャスター・ハンドルなど移動に配慮されたモデルは、リビング・寝室・浴室など、活動に合わせてさまざまな場所で使いたい場合におすすめです。
24時間除湿し続けるなら、稼働音の静かなものがおすすめ。とくに寝室や書斎などに設置する場合、稼働音の大きさは要チェックです。静音設計・静音(睡眠)モードなどの記載があるモデルや、レビューで静音性の高さに触れられているモデルを選べば、稼働音を気にせず過ごせるでしょう。
睡眠時に音が気になりにくいものを選びたければ、騒音レベル30dB前後を目安にしてください。静音性を重視するなら、製品説明に騒音レベルを記載しているかどうかチェックしましょう。
秋冬の乾燥する時期にも対応したいなら、除加湿空気清浄機を確認してみてください。除湿機・空気清浄機にくわえ、加湿機まで一体化したモデルです。別々にそろえる必要がなく、収納スペースも抑えられるのが利点。除湿機・加湿機を季節に応じて収納スペースから出し入れする手間も不要です。
一方、3つの機能を1台に凝縮しているため、大型サイズが多く価格帯も高い傾向があります。一般的な除湿機能つき空気清浄機が20,000円前後から購入できるのに対し、加湿機能を備えたモデルは35,000円以上が目安です。各機能の必要性や予算を考慮して検討しましょう。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
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適用床面積 | 除去可能な物質 | 除湿方式 | タンク容量 | 最強モード運転音 | 加湿機能 | ハンドル付き | |||||
1 | ブルーエア 2-in-1 加湿空気清浄機 DH3i|111810 | 清潔加湿と強力除菌を両立するブルーエアの革新技術 | 30畳 | 花粉、ほこり、PM2.5、ウイルス | 不明 | 3.5L | 52dB | ||||
2 | シャープ プラズマクラスター|除加湿空気清浄機|KC-HD70-W | プラズマクラスター搭載の除加湿空気清浄機 | 32畳(加湿空気清浄) | 花粉、ほこり、ウイルス、PM2.5 | 不明 | 3L | 不明 | 不明 | |||
3 | アイリスオーヤマ 空気清浄機能付除湿機|DCE-120 | 空気清浄機能付で大容量の除湿タンクも備える | 17畳 | ほこり、花粉 | コンプレッサー式 | 4L | 不明 | ||||
4 | シャープ 除加湿空気清浄機|KI-RD50-W | 衣類乾燥もできて雨の日もカラッと仕上がる | 21畳 | 花粉、ほこり、ウイルス、PM2.5 | コンプレッサー式 | 約2L | 空気清浄:54dB/加湿空気清浄:54dB/除湿空気清浄:51dB | ||||
5 | ダイキン工業 うるるとさらら|空気清浄機|MCZ704A-T | 除湿・加湿・集塵・脱臭をこの1台に搭載 | ~32畳(除湿空気清浄運転時:~19畳) | 花粉、ほこり、ウイルス、PM2.5、ハウスダスト | コンプレッサー式 | 約3L | 54dB | 不明 |
適用床面積 | 30畳 |
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タンク容量 | 3.5L |
ブルーエアの2-in-1加湿空気清浄機DH3iは、空気清浄と加湿を同時に行う多機能な製品です。独自のHEPASilentテクノロジーにより、0.1μmの微粒子を99.97%除去し、清潔な空気を提供。加湿フィルターとタンクを分離した構造で、清潔な加湿を実現しています。
除去可能な物質 | 花粉、ほこり、PM2.5、ウイルス |
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最強モード運転音 | 52dB |
加湿機能 | |
ハンドル付き |
適用床面積 | 32畳(加湿空気清浄) |
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タンク容量 | 3L |
オールシーズン使える除加湿空気清浄機です。おまかせワンボタンを押すだけでお部屋の空気の汚れやニオイ・湿度・温度を、明るさに応じて除湿・加湿・空気清浄を自動でコントロールし、お部屋を快適な空気環境に。また、プラズマクラスター効果で、花粉や微小な粒子が壁などへ付着するのを抑制します。
除去可能な物質 | 花粉、ほこり、ウイルス、PM2.5 |
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最強モード運転音 | 不明 |
加湿機能 | |
ハンドル付き | 不明 |
適用床面積 | ~32畳(除湿空気清浄運転時:~19畳) |
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タンク容量 | 約3L |
除湿・加湿・集塵・脱臭をこの1台に搭載しています。365日使える快適な空気清浄機で、キャスターつきで移動も簡単。ストリーマとアクティブプラズマイオンのダブルで空気清浄し、壁紙やカーテン、衣類のニオイを除去する「水de脱臭」機能がついています。
除去可能な物質 | 花粉、ほこり、ウイルス、PM2.5、ハウスダスト |
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最強モード運転音 | 54dB |
加湿機能 | |
ハンドル付き | 不明 |
空気清浄機能のないシンプルな除湿機や、そのなかでもコンパクトで場所を取らない小型除湿機は、下記のコンテンツで詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
1位: ブルーエア|2-in-1 加湿空気清浄機 DH3i|111810
2位: シャープ|プラズマクラスター|除加湿空気清浄機|KC-HD70-W
3位: アイリスオーヤマ|空気清浄機能付除湿機|DCE-120
4位: シャープ|除加湿空気清浄機|KI-RD50-W
5位: ダイキン工業|うるるとさらら|空気清浄機|MCZ704A-T
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