富士通ゼネラル 脱臭機 PLAZION DAS-15Kをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

空気中に浮遊する猫砂のニオイは、8分とスピーディに脱臭が完了。公式サイトでペット臭は8分で脱臭可能と謳っているとおり、検証でも同じ結果になりました。ペットのいる家庭でも、十分に効果を実感できるでしょう。

比較したなかでも幅40cm以上の大きいサイズの商品は、5分以内で脱臭できるものも多くありました。本商品は幅17.4cmのコンパクトタイプであることを考慮すると、口コミどおり空気の流入口・放出口が小さいわりにパワフルだといえます。

布についたタバコ臭はわずか5分でほぼ無臭化し、比較したなかでもトップクラスの脱臭力を発揮しました。多くの商品が10分以上かかり、なかには30分かかったものもあったのに対し、メーカーが謳うとおりの脱臭力です。

本商品がタバコ臭に強かった理由は、ニオイを酸化させて分解させる仕組みにあります。比較したなかでも、酸性の物質でアプローチする商品はアルカリ性であるタバコ臭を速く分解できる傾向がありました。

使い勝手のよさは、比較したなかでもトップクラスです。

お手入れが必要なのは、吸込口と、空気中のホコリを集積するプレフィルターの2か所のみ。いずれも掃除機でホコリを吸い取ります。比較した大半の商品は、お手入れパーツが3か所以上ありました。なお、プレフィルターのお手入れ頻度は月に一度を推奨しています。

フィルター交換が不要のため、追加コストもかかりません。プレフィルターは水洗いができ、清潔に使い続けやすい仕様です。ニオイ分解をする「高速メガフィルターⅢ」は、24時間ごとに自動で加熱して脱臭力が回復するため、フィルター交換もお手入れも必要ありませんでした。

3つのモードの平均値は約43.9dBと、エアコンの稼働音と変わらぬ静かさでした。比較したなかでも静音性は高く、どのモードも平均値以下に抑えられています。検証結果の詳細は以下のとおりです。

＜検証結果＞

• 弱モード｜38.7dB（平均値：約37.2dB）
• 標準モード｜42.3dB（平均値：約45dB）
• 急速モード｜50.6dB（平均値：約54.7dB）

執筆時点

騒音の目安としては、40dBで図書館の館内レベル、50dBで役所の窓口レベルとされています（参照：環境省）。急速モードはやや大きめとはいえ、標準モード以下であれば就寝時でも気になりにくいでしょう。