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「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

名作映画全集。ジャンルを問わず多くの作品を紹介。全記事無料です。

鉄板映画:魅力的な映画グッズを紹介「Tシャツ編」

映画ファンなら持っておきたいグッズを紹介。それを着て町を歩いてもいいシャツもあれば、着ているところを人に見られないようにした方がいいものも。

ブルース・リー
おなじみ「香港カンフーのカリスマ」。『死亡遊戯』をデザインしたもの。若くして亡くなったリーのイメージを引き立たせるモノクロのデザインが渋い。

ターミネーター
「サイボーグ映画」の最高峰。一作目でシュワが演じた「ターミネーター」はまさに「恐怖」。しかし、シリーズを重ねるたびに「シュワ版ターミネーター」はコミカルな感じに。このTシャツは一作目のターミネーターをデザインしたもの。なかなかの迫力。

ゴーストバスターズ
毎度おなじみのデザイン。着ただけでレイ・パーカー・ジュニアになれる(かもしれない)シャツ。お化けなのにカワイイ、というのがポイント。当時を知らない女子高生に人気のヒット商品、になるかもしれない。

タクシードライバー
ロバート・デ・ニーロが「ヤバイ奴」を演じた都会派作品。孤独な主人公「トラビス」をうまく表現したシーンを描いたシャツ。これを着た勢いでモヒカン刈りにしたり、犯罪者と戦いたくなったりするかも(要注意)。

ジョーズ
あの『ジョーズ』にもTシャツがあった。サメの迫力、対抗するシャークハンター&警察署長。一作目のスピルバーグ監督作が大ヒット。その後はスピルハンバーグなシリーズとなり、映画ファンからイジられることも。一作目をデザインしたシャツはなかなかの迫力。

シャイニング
何とあの『シャイニング』にもTシャツが。ジャック・ニコルソン演じる主人公が妻を襲うシーン、ではなく、過去に不幸があった「双子の姉妹」をデザイン。これを着ると他の人には見えない亡霊が見えるようになったり、予知能力「シャイニング」に目覚めたりするかもしれない。

ゾンビ
何ともばっちいゾンビTシャツ。ルチオ・フルチの汚いゾンビをデザイン。これを着て町を歩くと何らかのトラブルになるおそれ。

コブラ
ベスト・キッド』でおなじみコブラ会。「情けは無用」を信条とするカラテ道場。そのTシャツが商品化。パート3で道場の宣伝のために試合会場で観客にTシャツを配るシーンがありましたが、そのときのシャツと同じデザインではないような気がする(バッタもん?)。「コブラ会Tシャツ」に関しては様々なデザインのものが発売中。興味のある方は映画本編でデザインを確認してからシャツを注文すればよいのではないかと。

ランボー
カッコいいスタローンのTシャツ。『ランボー/怒りの脱出』で弓矢を使うシーンをデザイン。「ランボーが唯一愛した女」が悲劇に見舞われるシーンを思い出す。

ニューヨーク1997
「スネークと呼べ」でおなじみの映画。ニューヨーク全体が刑務所になり、凶悪犯はそこに収容される時代を描いた近未来作。「孤高の戦士スネーク・プリスキン」がカッコいいシャツ。これを着るとジョン・カーペンターみたいな映画監督になれます(たぶん)。

 

鉄板映画:『ネイビー・シールズ』(1990年:マイケル・ビーン、チャーリー・シーン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」アメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALsベイルートで任務を遂行するアクション映画。隊員の個性、戦闘シーンに注目です。

1.ストーリー
アメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALsが人質を救助したが、スティンガーミサイルを始末し損ねるミステイク。

2.キャスト
マイケル・ビーン(隊員)
チャーリー・シーン(隊員)
デニス・ヘイスバート(隊員)
S・エパサ・マーカーソン(婚約者)
ジョアンヌ・ウォーリー=キルマー(ジャーナリスト)

3.注目のシーン
①特殊部隊
アメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALsケネディが作った秘密部隊(「公的に存在しない」と扱われる非公式なもの)で、その活動内容は極秘。隊員のジェームズ・カラン(マイケル・ビーン)、デイル・ホーキンス(チャーリー・シーン)、ビリー・グレアム(デニス・ヘイスバート)、ゴッド(ビル・パクストン)、ラモス(ポール・サンチェス)ら。リーダーのカランは冷静な男。ホーキンスは独断専行タイプ。グレアム、ゴッドは頼りになる男。ラモスはアラビア語ができるため、アラブの過激派の尋問も担当。

②任務
地中海で暴れるアラブの過激派「アル・ジュハダ」(本拠地ベイルート。リーダーはシャヒードなる男)。アメリカ兵三名を拘束。その救出にシールズが出動するがシャヒードを取り逃がしたうえ、発見したアメリカ製「スティンガーミサイル」を破壊できず。さらに任務継続。

③キャラ
グレアムの婚約者ジョー(S・エパサ・マーカーソン)。結婚式でグレアムに出動命令が下ったため、式を挙げることができず。レバノン人を母に持つジャーナリスト、クレア(ジョアンヌ・ウォーリー=キルマー)はシャヒードを取材したことがあるためカランに情報を求められる。

4.感想
永遠に続くであろう「欧米 vs. アラブ」をアメリカ側から描いた戦闘アクション映画。互いに犠牲を出しながら争うアメリカとアラブ過激派。どちらが正しいと言えるものではなく、もはや泥仕合(強いて言えば「イスラエルの存在」を強引に正当化する欧米側に非があるかも)。十字軍以来続く争い。この映画ではどちらに軍配が上がるのか? 見所は、グレアムの結婚式、人質救出作戦、怪しい船(レバノン行き)の捜索、シールズの訓練シーン、過激派のアジトに潜入、ベイルートでのミサイル捜索と戦闘(執拗な敵の追跡)、海上での戦い。笑いの演出も少しありますが(ゴルフ場のシーン、バーのシーン)、シリアスな内容。「荒れ果てたベイルート」の描写に注目です。

デニス・ヘイスバート:『メジャーリーグ』シリーズで呪術に頼るメジャーリーガー「ペドロ・セラノ」を怪演。アル・パチーノロバート・デ・ニーロ『ヒート』(1995年)では犯罪に関与して壮絶な最期を遂げる前科者を演じた。

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鉄板映画:『ホット・ショット2』(1993年:チャーリー・シーン、リチャード・クレンナ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」独裁者に捕らえられたアメリカ大佐を軍が救出しようとするコメディ映画。あのバカバカしさが再び。『ランボー3』な展開に注目です。

1.ストーリー
アメリカ軍が湾岸で捕虜救出作戦。しかし、内部に汚い裏切り者が・・・。

2.キャスト
チャーリー・シーン(戦士)
ヴァレリア・ゴリノ(元・精神科医
ブレンダ・バーキ(CIA)
リチャード・クレンナ(大佐)
ロイド・ブリッジス(大統領)

3.注目のシーン
①事件
湾岸戦争で某国の独裁者に捕らえられ、捕虜になった者が。アメリカ軍が救出作戦を行うが、失敗。

②主役
前作で海軍パイロットとして活躍したトッパー・ハーレー(チャーリー・シーン)。今はタイで静かな暮らし。大佐(リチャード・クレンナ)から捕虜救出チームへの参加に誘われたが、固辞。しかし、大佐が敵に拘束されてしまい、救出に向かう。

③キャラ
前作はトム・クルーズトップガン』がベースのストーリーでしたが、今回は『ランボー3 怒りのアフガン』。『ランボー』シリーズでレギュラーのリチャード・クレンナとしては「セルフパロディ」といったところ。CIAエージェントのミシェル(ブレンダ・バーキ)は色気タップリ。前作のラマダヴァレリア・ゴリノ)は回想シーン、捕虜救出シーンに登場。湾岸の独裁者はサダム・フセインみたいな人。前作では提督だったベンソン(ロイド・ブリッジス)が今作では何と大統領に。しかし、相変わらずヘンな奴。耳が鉛筆削りになっていたりする(どんな奴や)。

4.感想
前作と同様、『裸の銃を持つ男』系のギャグ連発。映画のパロディーと細かいギャグを盛り込んだ内容。『ミスタービーン』のローワン・アトキンソンがドジ男役で登場。チョイ役でマーティン・シーン。正直なところ、パロディシーンはバカバカしすぎてあまり面白くありません。それ以外の面白い演出、川での戦闘といったアクションシーンに注目されたい。見所は、独裁者(ブラジャーの跡がある、など妙な奴)、タイで格闘するトッパー、日米晩餐会、拷問とポップコーン、牢のカギを取ろうとするシーン、ニワトリの矢、液体金属、マヌケな戦闘シーン(「犠牲者カウンター」付き)、大物同士の決着戦、裏切り者の正体と目的。

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鉄板映画:『ホット・ショット』(1991年:チャーリー・シーン、ヴァレリア・ゴリノ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」大ドジ海軍が地中海大作戦を展開するコメディ映画。映画のパロディーと細かいギャグ連発。おバカな人たちに注目です。

1.ストーリー
海軍の若手パイロットが秘密作戦に従事することになったが、それにはウラが・・・。

2.キャスト
チャーリー・シーンパイロット)
ヴァレリア・ゴリノ精神科医
ケイリー・エルウィス(パイロット)
ケヴィン・ダン(副官)
ロイド・ブリッジス(提督)

3.注目のシーン
①主役
元・海軍パイロットのトッパー・ハーレー(チャーリー・シーン)はムチャする奴。それは20年前の父の事故が原因。ネイティブ・アメリカンの長老と暮らす日々だが、ジェームズ・ブロック副官(ケヴィン・ダン)からの直々の依頼で海軍復帰。

②キャラ
多くのキャラとワザとらしいウケ狙いの映画。トッパーが一目惚れする精神科医ラマダヴァレリア・ゴリノ)。ラマダと交際していたことがあるパイロットのケント(ケイリー・エルウィス)は「父親同士の因縁」からトッパーを敵視。ベンソン提督(ロイド・ブリッジス)はかなりの大ボケ(戦争で体を壊したのが原因)。ブロック副官は怪しい男とボクシング試合会場で密談。戦闘機パイロットの他のメンバーも個性的で、魚眼の男、「死に神」など(なぜか下着姿の女も)。ボクシングのシーンではリングアナウンサーのジミー・レノン・ジュニアが本人役で特別出演。トッパーと暮らす長老はどう見ても内田裕也

③ギャグ
トム・クルーズトップガン』をベースに様々な映画のパロディー(『スーパーマン』『ナインハーフ』ほか)と細かいギャグを盛り込んだ作品。監督はジム・エイブラハムズレスリー・ニールセン裸の銃を持つ男』の脚本を書いた男)。『裸の銃~』系の大ボケギャグが次々に展開されます。

4.感想
マジメに観てはいけない映画(ただ、戦闘機のシーンは迫力)。過去のトラウマに悩む海軍パイロットが地中海での秘密作戦で活躍する内容。過去の出来事、ラマダをめぐるトッパーとケントの確執。そして、戦闘機納入をめぐる陰謀、秘密作戦(攻撃対象にも注目されたい)。その結末は? 

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鉄板映画:『プラトーン』(1986年:チャーリー・シーン、トム・ベレンジャー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ベトナム戦に志願した新兵が戦場で地獄を経験する戦争映画。当たり前のように人が殺される「戦場の狂気」に注目です。

1.ストーリー
親の反対に逆らって入隊した新兵がベトナムで悲惨な目に・・・。

2.キャスト
チャーリー・シーン(兵隊)
ウィレム・デフォー(兵隊)
キース・デイヴィッド(兵隊)
フォレスト・ウィテカー(兵隊)
トム・ベレンジャー(兵隊)

3.注目のシーン
①1967年
ベトナムカンボジアとの国境付近)。テイラー(チャーリー・シーン)ら新兵が現地に到着。戦死した兵隊が次々に運ばれていくなど着任早々、悲惨な現実を目の当たりに。ジャングルを進むアメリカ軍。夜は交替で睡眠を取りながら敵を警戒。北ベトナム兵に襲撃され、テイラーはほぼ何も出来ず。

②キャラ
若きアメリカ兵たち。テイラーは大学生だったが、親の反対に逆らって入隊。バーンズ(トム・ベレンジャー)は顔に大きなキズがあり、上官に反抗的。エリアス(ウィレム・デフォー)はそんなバーンズとソリが合わない。キング(キース・デイヴィッド)、オニール(ジョン・C・マッギンリー)は除隊を控えているが、過酷な戦場へ。バニー(ケヴィン・ディロン)は熱くなるタイプで、ベトナムの農民に暴虐。ハロルド(フォレスト・ウィテカー)は穏やかな性格で、戦場向きではない印象。

③戦場
凄まじい戦場。ジャングルで奇襲されて応戦したり、農村を焼き払ったり。また、味方の空爆で命を落とすアメリカ兵も。かなり悲惨な描写ではあるが、現実の方がもっと過酷だったという(北ベトナムのトラップで多くのアメリカ兵が無惨に死んだ)。

4.感想
オリバー・ストーン監督の有名作。当時、若手で後にスターになる俳優が多数出演。「プラトーン」とは軍隊用語で「小隊」の意味。凄まじい戦闘シーンだけではなく、兵隊たちが精神的に参っていく姿、味方同士で争う姿も描かれています。映画は作り物ですが、本編の悲惨な出来事は実際にあったこと。この映画を観た後でも戦争を肯定する者は実際に前線に行けばいいと思います。「テイラーが見たベトナム」といった視点で描かれた映画。個人的には「バーンズ」に注目。ベレンジャー演じる「バーンズ」は『ユニバーサル・ソルジャー』のスコット(ドルフ・ラングレン)によく似ています。「戦場の狂気」で精神を冒されてしまったバーンズとスコット。現実にそういうトラウマを抱えた末、自殺した従軍経験者も多いとか。他の出演者はジョニー・デップなど。見所は、ジャングル戦(暑さと疲労。交戦。仕掛け爆弾。大混戦で上官も部下も関係ないほど混乱)、バカ騒ぎするアメリカ兵たち(かなりのストレスを抱えている様子。大麻でつらさを紛らせようとする)、村での虐殺(言葉が通じない相手に冷静さを失うアメリカ兵)、星を眺めるテイラーとエリアス、あきらめムードの黒人兵(当時、本国にも安らぐ場所がない貧しい黒人が大勢、戦場に)、エリアスの最期、ベトコンの自爆攻撃、空爆、多くの犠牲者&裏切り者。

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鉄板映画:『パリより愛をこめて』(2010年:ジョン・トラボルタ、ジョナサン・リース=マイヤーズ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」政府機関の男たちがテロリストを追跡するアクション映画。「ゴルゴ13」のような凄腕「チャーリー・ワックス」に注目です。

1.ストーリー
パリ・アメリカ大使館に勤める男が特殊工作員の運転手役を務めることになったが・・・。

2.キャスト
ジョン・トラボルタ特殊工作員
ジョナサン・リース=マイヤーズ(大使館員)
カシア・スムトゥニアク(恋人)
リチャード・ダーデン(大使)

3.注目のシーン
①主役
ストーリー上の主役はアメリカ大使館に勤めるジェームズ・リース(ジョナサン・リース=マイヤーズ)。普段は大使(リチャード・ダーデン)のサポート役。そんなリースがパリにやってきた特殊工作員チャーリー・ワックス(ジョン・トラボルタ)の運転手を務めることに。このワックスという男。空港で税関職員を罵倒するなど口汚いが、過激派との戦いでは凄まじい戦いぶり。その圧倒的な腕にリースは右往左往するばかり。

②悪役
中国人麻薬組織。中華レストランを隠れ蓑に使うなど狡猾かつ荒っぽい中国人グループをワックスが攻撃。麻薬の収益がパキスタン人テログループの活動資金になっているということでワックス&リースはテロリストのアジトに乗り込む。

③キャラ
リースの恋人キャロリン(カシア・スムトゥニアク)は明るい女。キャロリンの友人ニコール(アンバー・ローズ・レヴァ)も明るい女。悪役は重武装しており、マシンガン、爆弾を使用。大使館を警護するスタッフは人の話を聞かないバカな連中。サミットに出席するアメリカ代表の女はエラそうな奴。ワックスをフォローするスタッフにジョン・サクソンみたいな顔の人(サクソンではないらしい)。

④アクション
何と言っても見所はチャーリー・ワックスの凄腕ぶり。複数の敵を叩きのめしたり、銃で始末したり。特に、高速走行する車をロケットランチャーでぶっ飛ばすシーンは圧巻。『ゴルゴ13』のデューク東郷のような経験と腕の持ち主。

4.感想
迫力のあるアクションが見せ場のバディムービー。あのトラヴォルタがスキンヘッドとヒゲで登場。一流の腕と経験を持つワックス。リースはそのフォロー役でサポートしながらワックス流の戦いを覚えていく。「チャーリー・ワックス」は魅力的なキャラ。デューク東郷のような凄腕。ただ、ペラペラよくしゃべるところがゴルゴとは違います。評論家の評価は低め。ストーリーやら何やらが「荒唐無稽」だから、だとか。でもアクション映画とは元々そういうもの。アメリカではコケたため、パート2が制作されなかったのが残念。見所は、リースがフランス外相のデスクに盗聴器を仕掛けようとするシーン(何度もトチる)、税関のシーン、中華レストランでの銃撃戦、らせん階段のシーン(悪党たちが次々に落下)、逃げるテロリストの車を爆破、カーチェイス&ロケットランチャー、大使館での「自爆テロ犯 vs. リース」。DVDのメイキングには撮影現場の風景と出演者・監督のインタビュー。世間の評価が低い映画ですが、オススメです。

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鉄板映画:『WILD HOGS/団塊ボーイズ』(2007年:ジョン・トラボルタ、マーティン・ローレンス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」四人組の中年男がバイクで自由な旅を楽しもうとするコメディ映画。「若さ」を取り戻したいおじさんたち。笑いの演出に注目です。

1.ストーリー
四人組の中年男が自由な旅を楽しもうとするが、チンピラグループと対決するハメになり・・・。

2.キャスト
ジョン・トラボルタ(四人組)
マーティン・ローレンス(四人組)
ティム・アレン(四人組)
ウィリアム・H・メイシー(四人組)
レイ・リオッタ(チンピラ)

3.注目のシーン
①四人組
オハイオ州シンシナティに住む四人組。歯科医のダグ(ティム・アレン)は仕事ばかりで少しストレス。黒人のボビー(マーティン・ローレンス)は稼ぎが無いため家では弱い立場。ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)はコンピュータに詳しいが、ホームラン級のドジ(やたらバイクでコケる)。ウディ(ジョン・トラボルタ)は離婚と破産。ストレスを抱える四人が「若さ」を取り戻そうと、気ままな旅に出発(ボビーは妻に内緒でこっそり参加)。

②トラブル連発
楽しい旅、のはずが何かとトラブル。雨が振ってきたり、野宿したり、池で変態扱いされたり。そして、酒場でチンピラとトラブル。

4.感想
ビリー・クリスタル『シティ・スリッカーズ』(1991年)という映画がありますが、それに似たコンセプト。若い頃とは違う中年の人たち。社会的地位がある人もいれば、それを得たが失った人も。若い頃は失敗しても「まだチャンスはある」と頑張れますが、中年になるとそうはいかない。そんなつらい人たちが主役の映画。『シティ・スリッカーズ』は「牛飼いの暮らし」を通して新たな喜びに目覚めますが、『WILD HOGS/団塊ボーイズ』は「バイク&ケンカ」。昔を思い出してムチャをするダグ、いたずらっぽいウディ、大ドジのダドリー、不満をぶちまけたいボビー。それぞれが役割分担で笑いを提供。チンピラグループのリーダー役でレイ・リオッタ。「伝説の男」役であの大物俳優が登場。見所は、旅での珍シーン(携帯を投げ捨てる、テントで火事、裸で泳ぐ、「牛叩きゲーム」、パトロール警官のアプローチ、「激辛イベント」)、爆発炎上(吹き飛ぶ酒場)、「四人組 vs. チンピラグループ」。「いい年して何やってんだか」といった感じのシーンを素直に楽しむ娯楽作です。

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