「鉄板映画:人気スター映画のブログ」政府機関の男たちがテロリストを追跡するアクション映画。「ゴルゴ13」のような凄腕「チャーリー・ワックス」に注目です。
1.ストーリー
パリ・アメリカ大使館に勤める男が特殊工作員の運転手役を務めることになったが・・・。
2.キャスト
ジョン・トラボルタ(特殊工作員)
ジョナサン・リース=マイヤーズ(大使館員)
カシア・スムトゥニアク(恋人)
リチャード・ダーデン(大使)
3.注目のシーン
①主役
ストーリー上の主役はアメリカ大使館に勤めるジェームズ・リース(ジョナサン・リース=マイヤーズ)。普段は大使(リチャード・ダーデン)のサポート役。そんなリースがパリにやってきた特殊工作員チャーリー・ワックス(ジョン・トラボルタ)の運転手を務めることに。このワックスという男。空港で税関職員を罵倒するなど口汚いが、過激派との戦いでは凄まじい戦いぶり。その圧倒的な腕にリースは右往左往するばかり。
②悪役
中国人麻薬組織。中華レストランを隠れ蓑に使うなど狡猾かつ荒っぽい中国人グループをワックスが攻撃。麻薬の収益がパキスタン人テログループの活動資金になっているということでワックス&リースはテロリストのアジトに乗り込む。
③キャラ
リースの恋人キャロリン(カシア・スムトゥニアク)は明るい女。キャロリンの友人ニコール(アンバー・ローズ・レヴァ)も明るい女。悪役は重武装しており、マシンガン、爆弾を使用。大使館を警護するスタッフは人の話を聞かないバカな連中。サミットに出席するアメリカ代表の女はエラそうな奴。ワックスをフォローするスタッフにジョン・サクソンみたいな顔の人(サクソンではないらしい)。
④アクション
何と言っても見所はチャーリー・ワックスの凄腕ぶり。複数の敵を叩きのめしたり、銃で始末したり。特に、高速走行する車をロケットランチャーでぶっ飛ばすシーンは圧巻。『ゴルゴ13』のデューク東郷のような経験と腕の持ち主。
4.感想
迫力のあるアクションが見せ場のバディムービー。あのトラヴォルタがスキンヘッドとヒゲで登場。一流の腕と経験を持つワックス。リースはそのフォロー役でサポートしながらワックス流の戦いを覚えていく。「チャーリー・ワックス」は魅力的なキャラ。デューク東郷のような凄腕。ただ、ペラペラよくしゃべるところがゴルゴとは違います。評論家の評価は低め。ストーリーやら何やらが「荒唐無稽」だから、だとか。でもアクション映画とは元々そういうもの。アメリカではコケたため、パート2が制作されなかったのが残念。見所は、リースがフランス外相のデスクに盗聴器を仕掛けようとするシーン(何度もトチる)、税関のシーン、中華レストランでの銃撃戦、らせん階段のシーン(悪党たちが次々に落下)、逃げるテロリストの車を爆破、カーチェイス&ロケットランチャー、大使館での「自爆テロ犯 vs. リース」。DVDのメイキングには撮影現場の風景と出演者・監督のインタビュー。世間の評価が低い映画ですが、オススメです。
(YouTube)
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