- wacとは、コナミデジタルエンタテインメント所属のゲームミュージックの作曲家であり、主にBEMANIシリーズのゲームに楽曲を提供し、制作に携わるゲームクリエイターである。
特にpop'n musicではサウンドディレクターとしてPONと共に製作の中核を担っている。本記事で記述する。 - 女性の陸上自衛官(Women's Army Corps)のこと。
概要
本名・脇田潤。埼玉県出身、1974年8月23日生まれ。「じゅん」と言っても過去にDDR方面でドSな楽曲を作っていたお姉様の事ではない。
楽曲提供よりも、pop'n musicやbeatmaniaIIDXなどの譜面作成やpop'n musicのディレクションが主な仕事であった。後者のディレクションをPONに引き継いだため、現在はBEMANI新作の『ノスタルジア』に関わっているほか、全体楽曲提供やマスコットキャラ、イベントの盛り上げ役などに精を出している。
ただし『wac』名義を使用することはほとんどなく、最近になってL.E.D.やSota FujimoriのアルバムのRemixに参加した際に使用したり、CS beatmaniaIIDX 16 EMPRESSの隠し曲で使用している。
プレーヤーの夢を壊したくないので、近年のイベント出演では猫の着ぐるみやお面をつけて登場している。
要は猫好きでカレー好きで野球好き(スワローズファン)で激辛マニアの四十路に両足突っ込んだ只のおっさんである。
朝までワンモア
KAC2011ではいつものらりくらりとコメントを交わすwacとは違う熱いwacが垣間見れた。 ONE MORE LOVELY! |
使用名義
曲の世界観を意識している為、名義が非常に多い。元のwac名義を使っている楽曲は「I」くらい。
他、ボーカル曲については歌手の名前が使われることが多い。(Lala Moore、常盤ゆう、土岐麻子など)
曲・譜面の特徴
鍵盤上でメロディを組み上げていく作曲スタイルである為、基本的にピアノ中心の曲が多い。「murmur twins」のアレンジの際にはギター担当のgood-coolが現実逃避してしまうほどギターにはありえないコード進行だったようである。
譜面では難易度により曲のアレンジを変えてくることが多い。特にポップンのmurmur twinsやneuでは楽曲そのものが全く異なっている。このため難易度の低い譜面は音数が少なく叩いている音がわかりやすく初心者にも楽しみやすい。上級者には音数の多いアレンジで階段譜面など一筋縄ではいかない高難易度譜面が用意されている。脇田junはドS
ポップンや弐寺ではいわゆる「ボス曲」を何度も担当している。しかしながら、ボス曲の重圧に毎回苦しみ、曲コメントに逃げたい旨を毎度のように綴っている。
余談だが、neuやピアノ協奏曲第1番"蠍火"など、サントラでLong ver.になると曲が長くなる傾向がある。(前者は7分越え、後者は脅威の8分。1stAlbum「音楽」では双方さらに長くなっている。)
公式サイト上でのコメント
公式サイト上におけるwacのコメントは、近年では稼動直後の(FROM STAFF)コメントは1行程度と極端に短くはなっているが、その他の楽曲に対するコメントなどは極端に長い。
『wac』名義を使わないため、本人作曲の曲かどうかは判別が難しいが、曲コメントが極端に長い場合や、他のwac曲コメントに使われる言い回しでwac曲かどうか判断がつく場合もある。
過去には同じくpop'n musicの製作メンバーであるshio(shio忍、kaeru)がwacとコメントの長さを競い合い、(コメントページが)やたら長くなってしまったことがある。
【変猫】ヴィルカト
ノスタルジアop.2のリサイタルモードにて曲のプレイ内容の旋律などを0.0~10.0で評価する審査猫が登場するのだが、その中に「変わった評価基準」を持つ「変猫」が稀に現れる(BIMANIBEMANIが好き、アニメが好き など)。
とりわけこの「ヴィルカト」は「とある作曲家が好き」な一癖も二癖もある変猫で、その作曲家に関わる曲は無条件で10.0をつけ、それ以外の曲は問答無用で0.0をつける。一体何タビレオなんだ…
もうおわかりだろうが、ヴィルカト(Virkato)のとおりwac本人であり、好きな「とある作曲家」はもちろんwacである。ご丁寧に見た目は(青い蝶ネクタイをつけた)黒猫。
プレイヤーからはおおむねwac曲判別猫としてとてもIされており、現れた時は日夜(推定wacの)別名義やアーティスト表記なしを彼に聞かせ評価を伺う作業をしている。
提供楽曲
星座曲
wac楽曲の中で、黄道十二宮の星座をモチーフにした曲を以下に載せる。
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とにかく遅筆として知られており、多数の楽曲のロング化やアルバムの作成は無理ではと思われていたのだが、ポップンの管理をPONに任せられるようになったので言い訳ができなくなったため2012年になって、ようやくコナミスタイルでのアルバム販売やiTunes Store配信で日の目を見ている。同年8月22日より一般のCDショップなどでもアルバムの販売が始まった。
関連項目
外部リンク
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