[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

2012-12-20

神奈川県が欺瞞に満ちたプリンター業界による詐欺キャンペーンの片棒を担ぐ

プリンタ里帰りプロジェクトに神奈川県が参加 ~インクカートリッジ回収箱を県内16カ所に設置 - PC Watch

プリンター業界の陰謀による欺瞞に満ちた詐欺キャンペーンが行われている。神奈川県がその詐欺の片棒を担いでいる。

神奈川県の黒岩祐二知事は、「インクカートリッジ里帰りプロジェクトは、家庭に普及しているプリンタの使用済みインクカートリッジを回収、分解し、再利用するもの。モノを作るだけでなく、資源を守ることに対して、企業の責任として取り組んでいく点で、時代は大きく変わったと感じている。大変すばらしいことである。これから年賀状の印刷がヤマ場を迎える。タイムリーといえる時期に協定を結ぶことができた。県のホームページや、県のたよりを通じて、インクカートリッジを捨てずに回収に協力してもらえるようにお願いしたい」と語った。

里帰りプロジェクトによると、2012年3月までに、累計で555万本の使用済みインクカートリッジを回収している。これは排出CO2削減量として72tにあたるほか、杉の木のCO2吸収量では5,200本分にあたるという。今年度だけで220万本程度の使用済みインクカートリッジが回収できそうだという。

1つ1つは小さく、まだ回収率は低いが、それでもこの活動がなかったら、それだけのカートリッジが捨てられてしまい、社会貢献にもつながらなかった。

これは許しがたい詐欺である。今のプリンターのインクカートリッジには、邪悪な制限装置が仕掛けられている。方法は様々あれど、インクカートリッジを利用者が再利用できないように、一度使ったものは動作を拒否する妨害機能が仕組まれているのだ。

具体的な実装方法としては、歯車を回すであるとか、極小のAPUを組み込むであるとか、様々だ。

もし、これらの邪悪な制限装置を付けなければ、インクカートリッジは利用者が容易に再利用できるのだ。インクだけ詰め替えればいいのだ。

そもそも、インクである。インクの入ったプラスチックの棒であるボールペンの値段を見よ。インクを染み込ませたフェルトペンの値段を見よ。つけペンや万年筆用のインクの値段を見よ。

インクの値段というのは、とても安いものである。では、なぜプリンター各社の純正インクは高いのか。

それは、詐欺のような方法で儲けるためである。プリンター各社は悪賢いたくらみによって、純正インクカートリッジ以外を使用できないような妨害機能を作り込んで、ロックイン(囲い込み)をしている。このため、利用者は値段の高い純正インクカートリッジを購入しなければならず、原価の安いインクの入ったプラスチックの容器が飛ぶように売れる。なぜならば、利用できる唯一のインクは、バカ高い純正インクカートリッジだけだからだ。

このような制限は邪悪である。しかも、この恥知らずな連中は、己で仕掛けた妨害機能を、逆にイメージアップのための広告に利用して、もって利用者を騙している。「我社はエコに貢献しています。インクカートリッジを回収してリサイクルします。二酸化炭素を削減します」。噴飯に堪えざるなり。「市町村とも協力して行なっています。行政のお墨付きを得たのだから我々は正義です」。噴飯に堪えざるなり。「さあ、我社の制限されたプリンターと妨害装置の仕込まれた純正インクカートリッジを消費しなさい。さすればエコです。」。噴飯に堪えざるなり。

テメェが仕込んだ妨害機能のために再利用できないのだ。利用済みカートリッジを回収するには、ガソリンを燃料にした内燃機関で動く車両で運搬しなければならない。これは二酸化炭素を発生させる。もし、余計な妨害機能を組み込まず、カートリッジが再利用できるのであれば、利用者は単に安価なインクを詰め替えるだけですむ。二酸化炭素の発生は大いに削減できる。

そもそも、カートリッジに妨害機能を組み込むには、製造工程が増える。すなわち、二酸化炭素の発生も増える。

したがって、このキャンペーンは、二酸化炭素の発生を減らすどころか、逆に増やしているのだ。これを詐欺と言わずして何という。

インクは自由に選択できるべきである。選択の自由は健康な競争と向上をもたらす。インクの良さを理解したければ、つけペンや万年筆を使うといい。

我々は決起して、かかる邪悪なプリンター業界と神奈川県を一斉に放棄せずんばあらず。邪悪を打倒せずんばあらず。

追記:ある者いう、「プリンター本体を赤字になるほど安くして、値段と利益率の高いインク代で儲ける商売だから、これを是正するとプリンター本体がとても高くなる。したがって、詐欺ではなく邪悪でもない」と。これは問題のすり替えである。

どうやら文字を読まない人間がいるようなので、もう一度書く。

この詐欺的広告キャンペーンは、インクカートリッジ回収が、環境に優しく、二酸化炭素を削減すると宣伝している。しかし、すでに書いたように、実際には、インクカートリッジに制限装置を組み込むことによって、生産工程を複雑化させ、より多くの資源を使い、二酸化炭素の排出量も増える。さらに、インクカートリッジを回収するということは、二酸化炭素を排出する車両で空になったインクカートリッジを運搬するということである。これも二酸化炭素の排出を増やす。

だから詐欺なのだ。だから邪悪なのだ。

値段設定は、別の問題だ。インクを安くすると、利益を出すためにプリンター本体の値段が上がるだろう。その方が自然なのだ。本体を不当廉売して、消耗品を不当に高くするという商売は、生産者囲い込み(ベンダーロックイン)を容易にする。例えば、ゲーム専用機も、本体は赤字になるほど安くしている。儲けは、値段と利益率の高い情報媒体である光学メディアやカートリッジで儲けている。ゲームはいずれ飽きるので、消耗品といえる。これもプリンターと同じく、ゲーム専用機というスパイウェアの入ったコンピューターには制限装置が組み込まれており、ゲーム専用機の生産者の認可を受けたソフトウェアしか実行できないようになっている。コンピューター所有者の意志に反して、ソフトウェアの実行を妨げているのだ。そのため、コンピューター所有者といえども、自由にプログラミングすることはできないし、自由にソフトウェアを実行することもできない。

したがって、我々はプリンターやゲーム専用機のような制限されたハードウェアを不当廉売して、インクやゲームのような消耗品を不当に高く売る商法を、邪悪な囲い込み商法として、断固として排斥しなければならない。

3 comments:

Anonymous said...

widsom to rezliae oen's onw ignroacne

Anonymous said...

原価厨乙

Anonymous said...

ならメーカーに直接文句言えよアホ
互換なんていくらでもあるだろ。それ使えばいいだけ

はい論破