[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

散髪は年1回。

雑記です。

Tシャツにハーフパンツの若者がいました。

 東京の今日(1/30)の最高気温、12.2度。平年より高いようで、いい天気でした。とはいえ、暑がりのワタシも連日、寒く感じます。出勤時にはダウンジャケットが欠かせません。そう、今はまぎれもなく冬です。

 ところが今日の帰宅時、職場の最寄り駅のホームを歩いていて、ビックリしました。なんと、Tシャツにハーフパンツの若者(♂)がいたのです。年齢はおそらく20代で、たぶん日本人。時刻は午後8時台、ホームにはけっこうな風がふいていたので、目を疑いましたね。

 彼はなぜこんなカッコなんでしょうか。日中の陽が射している時間帯に家を出たのかもしれませんが、それにしたってTシャツ&ハーフパンツを選択するとは。記録に残したい衝動にかられたワタシはあわててスマホを取り出し、申しわけない、と思いつつ顔が入らないようにパチリ下の画像。しばし、彼を見守ります。

 ワタシの目には、彼が寒さを我慢しているようにはうつりませんでした。ということは、一年中このカッコなのかも。やがて電車が到着、彼は乗り込みます。電車はワタシの乗る電車とは別方向。一瞬、ワタシも乗って彼の行動をチェックしようかと思いましたが、疲れていることもあって、さすがにパスしました。

当然ながら周囲は皆、あったかそうな服装をしています。冷静にみても、若者のカッコは異様です。ただ、ワタシ以外、彼に注目していた人はいなかった感じ。気にならない、ということなんでしょうか。

 

「自分をほめてあげたい」は正しくない表現。

 ワタシにしては珍しく、深夜1時台の書き始め。今回は最近、繰り返し見聞きしたある言葉についてふれます。

 それは、タイトルにもした「自分で自分をほめてあげたい」。今日(1/29)も帰宅時、駅のホームでサラリーマン風の男性(おそらく40代)が同僚に語っていました。ドヤ顔でしたね。そして、ワタシが愛読している『週刊文春』でも、今年の1月2・9日新年特大号で落語家・春風亭一之輔が、同1月16日号で脚本家・宮藤官九郎が、それぞれ自身の連載コラムで書いていました下の画像。ただこれ、間違っているんですよね。

 みなさん、1996(平成8)年アトランタオリンピックの女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子がレース後に発した言葉から引用しているのでしょうが、彼女が語ったのは「初めて自分で自分をほめたいと思います」であって、「ほめてあげたい」ではありません。同年の流行語大賞にもなったというのに、なぜこちらが主流になったんでしょうか。

 ネットでチェックしましたが、明確な理由はわからずじまい。ただ、「ほめてあげたい」が正しい表現ではない、とわかりやすく説明してくれるサイトがあったので、コピペします。

 〈「自分をほめてあげたい気持です」

競技会でよい成績をおさめてインタビューを受ける選手が時々口にしています。

「~てあげる」は「動詞の連用形+て+あげる」の形で使い、「その動作を他にしてやる」意味の丁寧表現です。

(小さな子に) ◯「本を読んであげるよ」
(目下の相手に) ◯「君に教えてあげるよ」

「やる」がぞんざいな印象を与えるのではという危惧から「あげる」に変えているのでしょうが、自分が自分をほめる場合に使うのは、正しい表現ではありません。

×「自分をほめてあげたい気持です」
→◯「自分をほめてやりたい気持です」

──────ポイント

☆「~て+あげる」は、自分が他人に施す動作に使う丁寧表現。
自分が自分に使うのは間違いです〉(ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう)

 まあ、目くじらを立てるほどではないのかもしれません。でも、ワタシは気になります。また見聞きしたら、ツッコミを入れる可能性大、です。

週刊文春』1月2・9日新年特大号の「春風亭一之輔の噺はんぶん日記」からです。一之輔はわざわざ「(Ⓒ有森裕子」と入れているので、ちょっとみっともない。担当編集者を含めて、誰も気づかなかったんでしょうか。

こちらは『週刊文春』1月16日号の宮藤官九郎のコラム「いまなんつった?」から。一之輔、宮藤の両者とも「褒めてあげたい」と漢字にしているのが共通していて、クスッとしました。

 

思いがけずに令和六年の500円玉硬貨ゲット。

 ようやく、です。これまで何度かかいてきたとおり、ワタシは現在流通している平成12年以降の500円玉硬貨を1枚ずつキープしているのですが、まだ去年の令和6年分を手に入れることができずにいました。

 このところ現金を使うことがめっきり少なくなってきたので、なかなかその機会は訪れません。まあ長い目でいこう、と最近は特に躍起になることもなし。それが今日(1/28)、思いがけずゲットするとはわからないものです。

 仕事中をしていた午後3時過ぎ。同僚の女性(30代)がワタシのところにやって来て、「お願いがあるんですけど」と言うのでなにかな、と思って聞いたら、「これ、1,000円札に替えてもらえませんか」と500円玉硬貨を2枚、差し出してきました。

 彼女はワタシが500円玉硬貨を集めていることは知りません。これが令和6年のものだったらもうけもの。すぐに了承したワタシは1,000円札を1枚出して彼女に渡します。そして手に入れた500円玉硬貨2枚に目をやると……なんとそのうちの1枚が〝令和六年(500円玉は元号が漢字表記)〟のものだったのでビックリ。まさかこんな展開が待っているとは。

 なぜ彼女がワタシに声をかけたのか、はとりあえず置いておきます。この調子で〝令和七年〟の500円玉硬貨も早いうちに手に入れたいですね。

思いがけずにゲットした令和六年の500円玉硬貨。これでひと安心です。

 

 

一本歯の下駄を履いた人を見ました。

  書き始め、深夜2時半過ぎ。午後4時から始まったフジテレビ2回目の会見がようやく終わりました。会見時間はなんと10時間半以上。ここまで長い会見、ワタシは記憶にありません。いまネットに出ていたのを見たら、5年前、〝闇営業〟のときの吉本興業の会見は5時間半だったらしいので、およそ倍。こんなに長くやる意味はあったんでしょうかね。

 ワタシは断片的に見ただけですが、とにかくしんどかった。質問者があまりにも攻撃的すぎてうんざり。いまのフジテレビには何をしてもいい、という状況はコワいものがあります。とりあえず、終わってくれてホッとしました。

 さて。個人的な今日(1/27)のトピックは、タイトルにもしたとおり、一本歯の下駄を履いた人(♂)を見かけたことです。午後2時過ぎ、某繁華街を歩いていたら、銀行の入り口に寄りかかっていました。年齢は40代ぐらい。かといって、いかにも修業中です、といった感じではなく、ごく普通にスタジアムジャンバーとジーンズ姿でリュックを背負っていたので、彼の目的がどこにあるのかはわかりませんでした。

 このあと、彼はどうするのか。少なくともワタシはあの下駄でどうやって歩くのかをチェックしたかったので、しばし遠巻きに見守ります。しかし、約5分が経過しても一向に動く気配なし。さすがにもう待てないのでその場をあとにしました。もしまた一本歯の下駄を履く彼の姿を見かけたら、次はもう少し粘ってみるつもり。まあその可能性はかぎりなく低そうですが。

彼の写真を撮ることができなかったので、楽天市場のサイトから「作務衣・和装の五彩堂」さんが販売している〝新 桐下駄一本歯〟の画像を載せます。高さは10センチ以上ありそうですね。値段は13,789円。これが高いのか安いのかは判断がつきません。

 

豊昇龍、巴戦制して逆転V! 横綱昇進も確実!

 現在の時刻は深夜3時15分過ぎ。眠気と闘っています。連日の大相撲ネタでサクサクいきます。

 一月場所は今日(1/26)が千秋楽。優勝争いは、2敗で単独トップの西前頭14枚目・金峰山、3敗の大関・豊昇龍、西前頭3枚目・大鵬の3人に絞られていました。金峰山は王鵬との直接対決に勝てば初優勝が決まります。しかし、負ければ3敗で両者が並び、さらに結びの一番で豊昇龍が琴櫻との大関対決勝てば、3人の巴戦になる可能性がありました。

 ワタシは自宅でテレビ観戦。まず、本割の結果です。

 金峰山 ● おしだし ○ 王鵬
  琴櫻 ● よりきり ○ 豊昇龍

 これで金峰山、王鵬、豊昇龍の3人が3敗で並び、優勝は巴戦になることが決定。前日にもかいたとおり、豊昇龍の優勝を願うワタシとしては望んだとおりの展開です。

 巴戦は、連勝した力士が優勝となります。金峰山と王鵬は取組から50分後と休養十分なのに対し、豊昇龍はわずか15分後とあって、多少その影響があるかなと思いましたが、結果はワタシの願ったとおり。

 [優勝決定戦]
 豊昇龍 ○ よりきり  ● 金峰山
 豊昇龍 ○ よりたおし ● 王鵬

 本割、優勝決定戦とも豊昇龍は相手を圧倒するすばらしい内容でしたね。豊昇龍の優勝は2023年七月場所以来9場所ぶり2度目で、大関昇進後は初。今場所は9日目時点で6勝3敗と、全勝の金峰山に3差をつけられていたので見事な逆転Vです。残り6日で3差を逆転したケースはあるんでしょうか。

 日本相撲協会は、横綱昇進を諮る理事会の招集を決定。豊昇龍の第74代横綱は確実となりました。豊昇龍の昇進について、連続優勝していないこと、今場所平幕に3敗したことなど、ネガティブな意見も出ているようですが、ワタシは大賛成です。

 一人横綱だった照ノ富士の引退で、来場所は番付から横綱が消えるかも、という危機はひとまず回避されました。豊昇龍の横綱昇進はそうした事情も加味されたと思われます。

 豊昇龍は1999年5月22日生まれなので、今年で26歳。息の長い横綱になってほしいですね。そして、今年中には豊昇龍に続く横綱が早く誕生してほしい。なにはともあれ、三月場所は新横綱・豊昇龍に注目しましょう。

NHKのテレビ画面から、インタビューで満面の笑みを浮かべる豊昇龍です。モンゴル出身の横綱は、豊昇龍の叔父でもある朝青龍、そして白鵬日馬富士鶴竜照ノ富士に続いて6人目となります。

 

金峰山、単独トップで千秋楽へ。

 大相撲一月場所は今日(1/25)が14日目。前日の13日目を終えた時点で、優勝争いは西前頭14枚目・金峰山が2敗で単独トップに立ち、3敗で大関・豊昇龍、西前頭筆頭・霧島、西前頭3枚目・王鵬、西前頭11枚目・尊富士の4人が追う展開でした。

 この5人の今日の結果です。ワタシは自宅でテレビ観戦。直接対決もありました。

 隆の勝 ● つきおとし ○ 王鵬
 金峰山 ○ すくいなげ ● 霧島
 尊富士 ● よりきり  ○ 豊昇龍

 昭和の大横綱大鵬の孫・王鵬は隆の勝に勝って3敗をキープ。続く金峰山と霧島の一番は、霧島がいい体勢になったように見えましたが、最後は金峰山が豪快に霧島を投げ捨てました。データ&記録好きとしては、霧島が勝てば3連敗からの優勝という史上初の可能性を残していたので、正直、残念でしたね。

 そして結びの一番は、豊昇龍が鋭い立ち合いからもろ差しになると、一気に尊富士を寄り切りました。ワタシは豊昇龍が3敗目を喫した時点で今場所後の横綱昇進は絶望的、とかきましたが、どうやら逆転優勝となれば望みはある模様。他力とはいえ、ぜひともこのチャンスを生かしてほしいところです。

 2敗&3敗勢3人の千秋楽の取組は以下のとおり。

 金峰山 1 ---●-- 1 王鵬
  琴櫻 7 -○○●●○ 12 豊昇龍

 2敗で単独トップの金峰山は王鵬に勝てば初優勝。負ければ王鵬と並び、結びの一番で豊昇龍が琴櫻に勝てば3人が3敗で並び、巴戦になります。

 ワタシはぶっちゃけ、番付から横綱が消えてほしくないので、豊昇龍に優勝してもらいたいと思っています。そのためには、まず王鵬が金峰山に勝つことが絶対条件。そのうえで自身が琴櫻との大関対決に勝ち、さらに巴戦を制せねばなりません。

 なかなかハードルは高いですが、千秋楽、果たしてどんな結果が待っているでしょうか。ワタシはもちろん、テレビの前で見届けます。

テレビ画面から撮影した金峰山です。一瞬、とにかく明るい安村に見えました。

 

井上尚弥、4回KO勝ち。

 今週もかなり疲れていたようです。日付が変わる前から少しだけ、と横になっていたらとたんにグーグー。たっぷりと熟睡していました。ハッとして時計を見たら朝の7時前。金曜夜はこのパターンに陥ることがとにかく多くて弱っちゃいます。気を取り直していきます。

 やはり今回はこれ、井上尚弥ですね。今日(1/24)、東京・有明アリーナで行われた4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチで金芸俊(キム・イェジュン=韓国)と対戦した井上は、4回KO勝ち。まったく危なげなく防衛(WBAスーパー、IBF3度目、WBC、WBO4度目)に成功しました。

 ワタシが帰宅したのは午後8時半過ぎ。すぐにタブレットでLeminoをチェックすると、なんともう井上のインタビューが始まるところでした。試合は終わっていてびっくりです。

 井上の強さが際立ったのはもちろんですが、急きょ対戦が決まった金には荷が重すぎましたね。決着がついた4回、金は右手で「こい」と井上を挑発。どうやら井上はムッときていたようで、これで勝負が早まった感があります。

 今回の勝利で井上の戦績は29戦全勝26KOとなり、無敗レコードを更新。ほかにもデータ&記録好きにはワクワクする数字が並びます。主なものを挙げます。

🥊世界戦通算勝利 24勝は、22勝の井岡一翔を抑えて日本人単独1位。また元3団体統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンカザフスタン)の23勝を上回り現役最多(歴代9位タイ)

🥊世界戦連勝 24連勝で日本歴代1位。2位は具志堅用高の14連勝、3位は山中慎介の13連勝。世界1位はジョー・ルイスとフロイド・メイウェザー(ともに米国)の26連勝

🥊世界戦KO数 22KOは元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)と並び世界最多。もちろん日本歴代1位で、2位は11KOの井岡一翔、3位は10KOの内山高志寺地拳四朗、4位は9KOの具志堅用高山中慎介

🥊最短KO 2018年10月7日のファンカルロス・パヤノ(ドミニカ)戦でマークした70秒(1分10秒)は日本男子歴代1位。2位は平仲明信が1992年4月10日、エドウィン・ロサリオ(プエルトリコ)戦でマークした92秒(1分32秒)

🥊世界戦連続KO 大台の「10」に突入。世界1位はウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)と前記ゴロフキンの18連続KO(タイトル獲得&防衛)

 個人的には、井上の通算KO勝利数が26となり、日本人ボクサーでは輪島功一柴田国明の25KOを抜いて歴代単独10位(たぶん)になったことがもっとも喜ばしい。今の時代のボクサーはなにしろ試合数が少ないですから、歴代トップ10に入るボクサーは井上以外、現れないと思っていましたから。

 ちなみに日本人ボクサーの歴代最多勝利は1930~40年代に活躍した〝拳聖〟ピストン堀口といわれています。通算成績は176戦138勝(82KO)24敗14分と、今では考えられない試合数。井上がこの記録を更新することはまずありえませんが、今後もKO勝利を続けて、無敗のまま引退してほしい。その日が少しでも先になることを願って……寝直します。

Leminoのハイライト映像から、井上の4回KO勝ちのシーンです。右ストレート、とにかく見事でした。