仏ナントで行われた労働法改正案への抗議デモで、炎上する車(2016年4月28日撮影)。(c)AFP/LOIC VENANCE 【4月29日 AFP】フランス各地で28日、労働法改正案に反対する抗議行動が行われ、参加者と警察との衝突に発展した。ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相によると、首都パリ(Paris)では警察官24人が負傷、うち3人が重傷を負った。 パリでは、覆面姿の若者らが瓶や石を投げつけ、治安部隊は催涙ガスで応戦。警察とデモ隊の衝突はナント(Nantes)、リヨン(Lyon)、マルセイユ(Marseille)、 トゥールーズ(Toulouse)の4都市でも発生し、全土での逮捕者は計124人に上ったという。 マニュエル・バルス(Manuel Valls)首相はこの暴動を強く非難し、責められるべき「少数の無責任な人々」には法の裁きを受けさせるとツイッター