構造体を用いたデータの構造化 プログラムの複雑さと変数の構造化 情報活用基礎ではC言語の基礎的な内容を学習しました.原理的には既に学習したものを用いて,ある程度実用的なプログラムを書くことは可能です.ところが,実際に実用的なプログラムを作成しようにすると,プログラムの規模が大きくなり,その全体を把握することが困難になります.このような場合,プログラムを間違いなく作成,変更することや,他人が書いたプログラムを正確に理解すること,あるいは,しばらく時間がたった後で自分が書いたプログラムの内容を正確に思い出すことは非常に難しくなります.つまり,まともなプログラムを書くことは非常に困難です.よって,実用的なプログラムを作成するには,その規模に伴う複雑さに対処する方法が必要になります. 既に学習した「関数」は複雑さに対処する一つの方法です.関数を用いればプログラムの流れを構造化することができ,プログ
malloc(マロック, エムアロック)、calloc、reallocは、動的メモリ確保を行うC言語の標準ライブラリの関数である[1][2][3]。確保したメモリの解放にはfree関数を使用する。 mallocが使用する実際のメモリ確保機構には様々な実装がある。それらの性能は、実行時間と要求されるメモリの両面で様々である。 C言語は通常メモリを「静的メモリ確保」か「自動メモリ確保」で管理する。静的変数は主記憶上にプログラムが存在する期間中ずっと確保されている。自動変数(局所変数)は通常コールスタック上に確保され、対応するサブルーチンが実行中の間だけ存在する。しかし、いずれの方法も限界があり、確保できるメモリ量(変数のサイズ)はコンパイル時に決められてしまう。必要なサイズが実行時でないと判明しない場合、例えばディスク上のファイルから任意のサイズのデータを読み込むような場合、固定サイズのデータ
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