海坊主編最終話。化猫や座敷童子の展開、そして先週の引きから、今回もあまり救いの無い厳しいエンディングを迎えると思っていたので、正直今回はいい意味で裏切られました。 「妹お庸とは小さい頃から仲がよく、15で仏門に入った後も忘れられず、妹と結ばれることを心の奥底では望んでいてその自分の心が怖かった。そして、その未練を断ち切るために、故郷の島の要望で人柱としてうつろ舟に乗ることに同意し島に帰ると、綺麗に成長したお庸を見てから自分が生贄にささげられることが恐ろしくなってしまった。その時、お庸が兄妹での果たされぬ恋の苦しみから逃れるため自らうつろ舟に乗ってしまった。自分も一緒に乗ればよかったが、死ぬ勇気もなく逃げ出すのが精一杯だった。」 坊主こと源慧が最初に語ったこの話は、予測どおり、そしてかよさんも怪しんだとおり嘘でしたが、 お庸が身代わりを申し出たこととお庸さんが源慧を愛していたこと はなんと真