カーシェアリング用小型乗用車の助手席に付いた読み取り機に、登録したICカードをかざす大学職員=北陸先端科学技術大学院大学 石川県能美市旭台の北陸先端科学技術大学院大学が2月から、校内の駐車場を拠点に学生や教職員が自動車を共同利用する「カーシェアリング」を始めた。昼間の買い物や夜間の食事などでの利用を想定している。大学によると、いまのところ登録者は一けただが、今月下旬にも説明会を開くほか、4月には新入生に利用を呼びかけるなどして周知と利用拡大を図るという。(竹中千広) カーシェアリングは、あらかじめ登録した複数の会員が1台の車を共同使用するサービス。 同大学での車の共同利用は教員からの提案がきっかけで、昨年11月に学生約850人と教員約300人を対象に校内ネットを使ったアンケートから始まった。 回答したのは170人で、うち自動車を持っているのは125人、持っていないのは45人。「導入