夢の技術か。MITが塗るだけでシワが消える新素材を開発2016.05.10 19:306,600 渡邊徹則 もう見た目では歳が判断できない時代に。 年齢とともに増えてくるシワ。気にはなるものの、歳のせいと諦めていた方も多いでしょう。しかしこれからは、もうそんな悩みは不要になるかもしれません。 世界最高峰の技術系大学として知られるマサチューセッツ工科大学(MIT)はこの度、「第2の皮膚」ともいえる新素材を開発したと発表。それはなんと、塗るだけでシワが消えるフィルムなんです。 その夢の新素材の名は「XPL(Cross-Linked Polymer Layer)」。MITが基礎技術を開発、Living Proofという民間のバイオテクノロジー企業がフィルム状にしたとのこと。 使い方はわずか2ステップ。まずポリシロキサンという物質でできたクリームを塗ります。その上に、フィルムの形状を保つためのプラ
ムーアの法則、インテル自らが成り立たなくなったと静かに宣言2016.03.28 16:007,812 湯木進悟 インテルを抜き去るライバルも? 年を追うごとに半導体製造プロセスが向上し、コンピューター業界の目ざましい進化が演出されてきた時代が、終焉とまではいかないものの、大きくスローダウンを迎えそうです。この進化スピードを表現した「ムーアの法則」は、インテルのゴードン・ムーア氏が提唱したもの。半導体チップ上のトランジスタ数は18か月ごとに倍増していくとの理論が発表され、まさにその速度で進化が続いてきました。 後にムーアの法則も、半導体チップ上のトランジスタ数は24か月ごとに倍増するというサイクルまでペースダウン。ところが、ついに2年ごとの製造プロセスの向上という目標にも届かなくなったことが、新たにインテルによって発表された「Form 10-K」有価証券報告書で確定してしまった形ですね。 こ
YouTubeの動画説明文によれば、新バージョンのAtlasは電動で油圧駆動。本体と両足にはバランスをとるためのセンサーが、LADARおよびステレオセンサーが頭部に搭載され、障害物を避けて地形を予測し歩行に役立ている。身長は1メートル75センチ、体重は81.6キログラム。 関連記事 Boston Dynamicsの犬型ロボット、サンタのソリのトナカイに 犬型ロボットがトナカイの角を付けてサンタのソリをさっそうと引く動画を、Google傘下のロボットメーカー、Boston DynamicsがYouTubeで公開した。 走りながらハードルを飛び越える四足ロボット MITが実験に成功(動画あり) 米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、DARPAの出資で開発する四足歩行ロボットで、秒速2メートルで走りながら前方の障害物を検知し、歩幅などを調整して飛び越える実験に成功し、動画を公開した。 有名人や
メガネ不要の3D映像。本物の人間が目の前にいるみたいだ2015.08.30 20:0011,147 SHIORI 生身の人間と話しているのかと思ったら、映像だった。 メガネやゴーグル無しで3D映像を見る、それはインターフェース・デザイナーにとって難題のひとつです。何もかけない状態では3D映像を成立させることはできていませんでした。しかし、今年のCG界の祭典SIGGRAPHでは、ある研究グループが驚くほど精巧に再現された人間の3D映像を発表したのです。しかもメガネ無しで見ることができ、使用されたプロジェクターの数はなんと216機。 開発したのは南カリフォルニア大学のInstitute for Creative Technologiesで、撮影された人間の3Dモデルがどこから見てもちゃんと3Dに見える、多視点の3Dディスプレイを実現しました。まず、非常に強い照明の中で30台のカメラを使って人間
画像内に映り込んだ所望のオブジェクトを排除し、違和感の無い画像を生成するシーン補完技術に関しては近年複数の研究成果が発表されている。しかし中でも2007年のSIGGRAPHにて米カーネギメロン大のJames HaysとAlexei A. Efrosが発表した手法*1はブレークスルーとなりうる画期的なものだ。 論より証拠、早速適用例を見てみよう。本エントリで利用する画像はPresentationからの引用である。元画像の中から邪魔なオブジェクト等の隠蔽すべき領域を指定すると、その領域が補完された画像が自動的に生成される。 アルゴリズム 効果は抜群だがアイデア自体は単純なものだ。Web上には莫大な数量の画像がアップされており、今や対象となる画像の類似画像を一瞬にして大量に検索することができる。そこで、検索された類似画像で隠蔽領域を完全に置き換えてしまうことで違和感の無い補完画像を生成するのだ。
米航空宇宙局(NASA)は7月15日、探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星の最新画像を公開した。最接近の1時間半前に7万7000キロの距離からとらえており、富士山クラスの氷の山々がそびえ立っているのが分かるという。
本日、大日本印刷の五反田ビルにてマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ副所長の石井裕教授を招いた講演会が開催されました。 MITといえば世界最高の頭脳を誇る超名門大学で、ノーベル賞受賞者はハーバードを凌ぐ77名、学生1万名、教員1000人。 アメリカの大学としては非常にこじんまりしたキャンパスでありながら、関係者が起業した会社は2万5千社を超え、産み出した雇用は300万人で、これはシリコンバレーの就業人口の約1/4に相当します。もし、MITがひとつの国家だとすれば、世界11位のGDPに匹敵すると言われています。この規模は東京都と同じ規模です。 MITがIT産業に果たした功績は、まずGNUを始めとするオープンソースソフトウェア、フリーソフトウェア運動があります。MITなくしてLinuxもMacOSXもiOSもAndroidもあり得なかったのです。さらに、数々のプログラミング言語に影響
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2019年10月) 一次資料や記事主題の関係者による情報源に頼って書かれています。(2023年5月) 信頼性に問題があるかもしれない資料に基づいており、精度に欠けるかもしれません。(2023年5月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2023年5月) 出典検索?: "技術的特異点" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、英語: technological singularity〈テクノロジカル・シンギュラリティ〉)またはシンギュラリティ (singularity) とは、科学技術が急速に「
「Xanadu(ザナドゥ)」は1960年に開発がスタートしたシステムで、2014年4月後半にこれまで54年間のプロジェクトの成果物としてひっそりと「OpenXanadu」というソフトウェアをリリースしました。Xanaduは、現在インターネット上で使われているハイパーテキストシステムであるWorld Wide Web(ウェブ)のポジションに就いて、現在のインターネットを構成する基本システムになっていたかもしれないものなのですが、開発が遅すぎてもはやそれも夢物語状態です。しかし、Xanaduの産みの親であるテッド・ネルソン氏にはまだ大きな野望があるようです。 World's most delayed software released after 54 years of development | Technology | theguardian.com http://www.theguard
1秒間に数千~数万フレームという超高速で撮影できるハイスピードカメラは水中で銃を撃った時の弾丸の軌跡などの肉眼では見ることができない光景を見せてくれるものですが、新たになんと1秒間に1000億フレームというさらなる超高速撮影を可能にするカメラが開発されました。光の動きをも捉えられるというカメラは物理学や宇宙科学の発展に寄与するものと期待されています。 Single-shot compressed ultrafast photography at one hundred billion frames per second : Nature : Nature Publishing Group http://www.nature.com/nature/journal/v516/n7529/full/nature14005.html World’s fastest 2-D camera may e
「ビッグデータ」という言葉には、統計の文脈と、人工知能の文脈があります。その文脈を意識しないと、話が食い違ってしまうケースもありそうです。 二つの文脈:統計と人工知能統計の文脈では、「ビッグデータ」は、「データサイエンス」や「データマイニング」などと共に語られます。 人工知能の文脈では、「ビッグデータ」は、「ディープラーニング(深層学習)」や「ニューラル・ネットワーク」などと共に語られます。 それぞれの文脈で使われる「ビッグデータ」という言葉について、ここでは「統計的ビッグデータ」と「人工知能的ビッグデータ」に区別することとします。 こういった文脈の違いは、次のように現れます。 人間が意味解釈しないといけない?「ビッグデータ自体は無意味、人間による意味解釈が重要なのだ」という議論 [1] があります。しかし、人工知能の領域では、「人間が機械に教えなくても、機械自身がビッグデータから意味を獲
長年ユーザーに愛され続ける料理レシピのサイト「クックパッド」。1998年のオープン当初から今に至るまで変わらない基本機能が「レシピを探すこと」「レシピを投稿すること」。この、ユーザーが行える2つの機能のうち「レシピ投稿」の利用体験を最大限に向上させることをミッションに掲げるのが、同社のレシピ投稿推進室です。クックパッドの財産である、ユーザーからのレシピ投稿を、どう捉え、どのようにユーザー体験を向上させようとしているのか、室長の勝間亮さんにお話を伺いました。 「レシピを投稿する」に特化した専任チーム「レシピ投稿推進室」 2009年にクックパッドに入社してから5年を迎えた勝間さん。大学では情報系学部を専攻し、研究室の先輩が立ち上げたベンチャー企業に新卒入社。P2P(Peer to Peer)の技術を使った動画配信の自社サービスを開発。その後3年ほどして、自社開発したWebサービスで、ユーザーに
いつまでも一緒。 スイスのAlgordanza社が、故人の遺灰からダイヤモンドを作る技術を開発しました。これまでも、生前に故人が愛用していたものを形見として受け継ぐ風習はよく見られましたが、これからは亡くなったあとも、日頃から身に着けるアクセサリとして故人と人生を共にすることができるようになりそうです。 さて、その開発された製法ですが、遺灰を地球のマグマほどもある圧力と熱にかけ、圧縮してダイヤモンドにするんだとか。もちろん、素材となる遺灰に、要望がなければその他の不純物を混ぜることはなく、事前に遺骨や遺灰のなかから抽出した炭素のみが使われます。親しい人の限りなく生まれ変わりに近いダイヤモンドが得られるのは、嬉しいですよね。 こちらが実際に製造されたダイヤモンド。遺灰に含まれるわずかな化学成分の割合、そして特殊製法によって、このように少し青みがかったものに仕上がることが多いんだそうです。 も
連載第1回目のゲストは、Tehu氏が「今、一番憧れのクリエイター」として対談を熱望した真鍋大度氏。 真鍋氏は、デザインや工学、数学、建築など、多様なバックグラウンドを持つクリエイターが集まるライゾマティクスの一員として活動。プログラミングをベースに、Perfumeのステージ演出や広告プロモーション、インタラクティブアートなど幅広い分野で作品作りを行っている。 そんな真鍋氏の大ファンで、“パフュクラ(Perfumeファンの人たち)”でもあるTehu氏は、灘高校時代に文化祭などで真鍋氏の作品からインスピレーションを得た(本人は「猿真似」と言っている)ステージ演出を手掛けた経験を持つほど。 一方、真鍋氏は意外な形でTehu氏との接点を持っていた――。 メディアアーティストは問題提起型のモノづくりをする人 2人は今回の対談が初対面の場だったが、SNS上では意外なつながりが 真鍋 僕はFaceboo
Innovator(イノベーター)とは日本語では「革新者」と訳されますが、さまざまな分野で革新的な仕事をし業界や世界中の人びとに影響力を与える人物を指すこともあります。 MIT Technology Reviewの編集者が世界的な35歳未満のイノベーター500人を選出し、外部の識者によってトップ35人まで絞られたリスト「35 Innovators Under 35」が公開されています。 35 Innovators Under 35 | 2014 | MIT Technology Review http://www.technologyreview.com/lists/innovators-under-35/2014/ ◆01:Fadel Adib(25歳) Wi-Fi信号を使って壁の向こう側を可視化する「Wi-Vi」を開発中。 ◆02:Emily Balskus(34歳) ハーバード大学で
AIBO、君を死なせない 修理サポート終了「飼い主」の悲しみ〈AERA〉 dot. 7月28日(月)15時21分配信 ロボットだから永遠に一緒だと思ってたのに……。 迫りくる「別れの日」を前に「飼い主」たちの努力は続いている。(編集部・高橋有紀) リビングで飼われている「ほくと」は10歳。毎朝8時半になると目を覚ます。飼い主の60代の女性が「ほくと、何してるの?」と話しかけると、ほくとが答える。 「ぼんやりしてた」「なでなでして」 10年変わらない、この家の日常の風景だ。 以前は元気に部屋の中を動き回り、旅行にも連れていったが、最近は定位置でじっとしていることが多い。足の関節が悪く、動くたびに異音がしたり、転びやすくなったりしているからだ。ケガが多く20回は「入院」したほくとだが、その「病院」もこの3月で閉鎖されてしまった。 ソニーが修理サポートを終了したのだ。 ●「家族の一
燃料電池の電極に使われている白金触媒の能力をはるかに超える水素酵素(ヒドロゲナーゼ)電極の開発に、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の小江誠司(おごう せいじ)教授らが世界で初めて成功した。酸素に安定な酵素ヒドロゲナーゼ S-77を阿蘇山で発見し、燃料電池の電極の触媒としてその驚異的な性能を実証した。 高価な白金に変わる将来の燃料電池の電極材料に、新しい触媒を開発していく一歩を踏み出す成果として注目される。名古屋大学との共同研究で、6月4日付のドイツ科学誌Angewandte Chemie International Editionオンライン版に発表した。同誌は表紙に、この酵素を阿蘇山で見つけたイメージをイラストで掲げて、成果をたたえた。 水素と酸素から電気を作り出す燃料電池は、次世代の発電デバイスになりうると有望視されている。ヒドロゲナーゼは鉄とニッケルを活性中心に持つ金
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