7月11日、麻生財務相は午前の閣議後会見で、2015年度の予算編成に関連し、プライマリーバランスの赤字半減目標の達成が最優先課題との認識を示した。昨年6月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato) [東京 11日 ロイター] - 麻生太郎財務相は11日午前の閣議後の会見で、2015年度の予算編成に関連し、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の赤字半減目標の達成が最優先課題との認識を示した。 15年度の予算編成にあたり、財務省が概算要求基準の策定に着手しているが、麻生財務相は「何が何でもプライマリーバランスの赤字半減達成が優先順位の一丁目一番地」とし、財政健全化目標の実現が最優先と強調。その上で、概算要求基準における成長戦略などの特別枠設定について「どこを重点化するか、具体的な内容は研究している最中だ」と述べた。 政府が成長戦略で国際金融センターとしての地位向上を打ち出したことに関