知人の山元加津子さんからのメールを、許可をもらって転載します。 山元さんは養護学校の先生で、障害をもった子どもたちを通して感じた命の不思議を、 とてもすてきな童話や随筆に書きつづっています。 今回のメールの内容を簡単にご説明します。 重度の身体障害をもつ山元さんのお友達が、意思伝達の最後の手段として使用しているレッツチャットという器械が、製造中止になるかもしれないということです。この器械はほとんど身体を動かすことのできない重い障害をもった人にとって、周りとのコミュニケーションをとるための大切な器械でした。山元さんは、この器械を必要としているひとはたくさんいるはずで、もっとこの器械のことが知られ、利用者も増えてほしい。そして製造を続けてほしいと考えていらっしゃいます。 私はレッツチャットのことを知りませんでした。今回初めて知り、身体機能をなんらかの原因で失ったしまった人にとってとても大切な道