麻や綿などの天然素材、水玉やストライプなどのさわやかな柄…。デザインがおしゃれな女性用のふんどしが増え、ふんどしを愛用する「ふんどし女子」がひそかに増えているようだ。ふんどし女子のなかには、「一度履いたら手放せない」と話す人も多い。女性たちをとりこにする、ふんどしの魅力とは何なのだろうか。 ■ふんどしイベント盛況 「寝るときだけでも、締め付けのない下着に変えるだけでストレスがなくなります」 8月中旬、百貨店の西武池袋本店(東京都豊島区)の女性下着売り場で、ふんどしの魅力を語る女性限定イベントが開かれた。平日にも関わらず、立ち見が出るほどの盛況ぶりだ。日本ふんどし協会の中川ケイジ会長が、集まった女性たち10人以上の前で熱く語った。就寝時にふんどしを着用する「夜ふん」を提案している。中川会長の横には、2体の女性型のマネキンが、それぞれストライプ柄がさわやかな印象のふんどしを付けていた。