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1. はじめに 仮想マシンなどCompute作成時にユーザーデータ(User Data)を指定したことがあるだろうか。ユーザーデータを使うと、簡単にLinux OSを設定できる。便利なわりに使われていない気がするので、ユーザーデータ/cloud-initについて説明する。 1-1. TL;DR cloud-initを使うと、簡単にLinux OSの初期設定ができる cloud-initの仕組みは各所で解説されているが、利用者にとってコンパクトで実践的なものは少ない 実践的なサンプルや、自力で書くときの参考情報を提供することで、活用のきっかけになりたい 1-2. 前提条件 cloud-initが利用可能な環境(パブリック・クラウドに限らず、一部のプライベート・クラウドでも利用可能) Linux OSイメージ 2. なぜ、cloud-init ? IaaSにおいて、本格的なOS設定の自動化やI
In 2012, early cloud pioneer Heroku developed the Twelve-Factor App, a set of rules and guidelines for helping organizations build cloud native applications. It served as an excellent starting point, but as technology inevitably marched forward, some areas needed revisiting. To accommodate current best practices, this practical book expands on the original guidelines to help you build applications
某エントリーの話で、「なんでもかんでもクラウド化なのか?」というお話もご意見も多数頂戴いたしまして。一応念押しですが、そういうつもりはまったくないですよ。以下、個人的な補足メモです。会社の意見ではありません。一応、会社の公式声明は「できるものは、とっとクラウド化したほうがいいですよ。」です。 クラウド化の是非については、いろいろあるでしょう。ユーザーの所属する産業毎にシステムのあり方・考え方は違うでしょうし、当然クラウド化すべきだという意見や、いやそもそも無理があるという意見もあると思います。ただ、今までのように先例がないから無理、という理屈は通用しなくなっているのが現状でしょう。その意味では無茶な理屈ではなく、普通に選択肢としてクラウド化が候補になっている、と思います。その上で、クラウド化しない、するという議論が普通にできる状態になりつつあると思います。 そんな中でいろいろ思うところをち
Cloud storage services are cropping up left and right, all enticing their customers with a few gigabytes of storage that sync seemingly anywhere, with any device. We've collected some details on the most popular services, including Google Drive, to compare them. Below, we've compiled some charts showing each service's free tier sizes, file size limits, and pricing, as well as some of the perks and
企業ユーザーがパブリッククラウドの導入に不安を感じる理由 第1回「エンタープライズクラウドを構成する4つの利用モデル」では、エンタープライズクラウドを構成する4つの利用モデルについて解説した。第2回では、この4モデルに定義されていない5つ目の利用モデル「仮想プライベートクラウド」について解説する。 パブリッククラウドの企業での導入は進みつつあるが、導入に不安を感じている企業ユーザーも多い。第1回で概要を紹介したように、パブリッククラウドは企業のファイアウォールの外側に構築される形態で、インターネットを介して不特定多数の企業や個人ユーザーにコンピュータリソースを提供するサービスである。 パブリッククラウドのメリットは、短期間で高機能なサービスをさまざまなデバイスから利用できること。また、低コストで利用でき、運用管理の負担が少ない。利用に応じて課金される従量制課金が一般的で、繁忙期や閑散期など
Amazonクラウドを使ったシステム設計の際に直面する典型的な問題に対して、解決策を分かりやすく分類、解説した「AWSクラウドデザインパターン」(略称CDP)が公開されました。Facebookページも開設されています。 作成したのはAmazonのスタッフやサードパーティのエンジニアら。 CDPのWebサイトはWikiで作られているため、誰でも新たなデザインパターンなどを追加可能。現在45種類のパターンが登録されており「あと3つ加えると“CDP48”と言えるようになるので、ぜひ追加してください」(玉川氏。JAWS Summit 2012でCDPの公開について説明した際に)と、呼びかけています。 45種類のパターンが9のカテゴリに分類 それぞれのパターンには、名前、解決したい課題、クラウドでの解決方法、実装方法、解説図、メリットと注意点、関連パターン情報などが含まれています。 例えば、サーバの
国内ベンダ発のIaaS型クラウドサービスとして期待されている、さくらインターネットの「さくらのクラウド」が、9月5日に行われた同社のユーザー会「さくらの夕べ」にて11月に正式サービス開始予定と発表されました。 さくらのクラウドは「開発者指向のシンプルクラウド」をコンセプトに、高性能な仮想サーバや拡張性の高いネットワークなどを明朗会計型の料金体系で提供するというもの。まだ料金体系は発表されていませんが、「圧倒的なコストパフォーマンスで提供する」と田中邦裕社長は明言しており、機能や性能だけでなく価格競争力にも大きな自信を持っていることがうかがえます。 しかし低価格なクラウドサービスで、高性能、高機能なサービスを提供できるのでしょうか? 一般にクラウドベンダはこれまで、クラウド内部のほとんどをブラックボックス化してきました。私たちがクラウドの内部で何が起きているのかを知りたくても、その振る舞いか
Amazonによると「クラウドより既存のデータセンターやプライベートLANの方が安全である」「高信頼度・耐障害性ということを考えるとクラウドは使えない」「クラウドに基幹の業務システムは乗せられない」という言説は「都市伝説」だと考えているとのこと。つまり、正しくない、と。 これは「次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法」ということで、東京国際フォーラムで開催された「Cloud Computing World Tokyo 2011」&「Next Generation Data Center 2011」において講演されたもので、Amazon EC2をはじめとするAWSについてのプロモーションも兼ねており、非常に参考となる内容になっています。 以下がその講演を再現したものです。 人だらけ ぞろぞろ あのAmazonの講演なので出席率がこれまた異様に高い アナウンス「『次世代ディ
There have been a couple of interesting announcements in the last couple of weeks about the support for Perl programming from cloud suppliers. dotcloud have added support for Perl (this may well be connected with the fact that Miyagawa is about to join them) ActiveState have announced a new cloud platform called Stackato. Initially, Stackato includes support for both Perl an Python. It’s good to s
インフラ、プラットフォーム、アプリケーションなどあらゆるレイヤにおいて幅広くクラウドサービスを展開するのが、インターネットイニシアティブ(IIJ)だ。同社の「IIJ GIO」はITシステムのサービス化を追い求め続けた同社のサービスの集大成といえる。 基幹システムを預かり続けて10年あまり IIJ GIOのベースとなっているのは、2000年2月に開始した「IBPS」というリソースオンデマンドのサービスである。もともとIBPSはコマースサイトが乱立していた1990年代後半、同一構成のコマースサイトのシステムを効率的に運営しようと立ち上げたもの。同一のサーバー、OS、ハードウェアなどをあらかじめ構成しておき、アプリケーションだけ追加するようにしたという「標準化」が同サービスのスタートだ。 クラウドという言葉がない頃に立ち上げたこのIBPSは、1社あたり50台くらいのサーバーを持っている大規模な顧
GMOインターネットは12月21日、SNS「GREE」でソーシャルアプリを公開するソーシャルアプリケーション・プロバイダー専用サーバサービス「GREEクラウド powered by GMO」の提供を開始した。 GMOアプリクラウドはソーシャルアプリケーションの公開に最適化されたサーバサービスで、グリーが運営するアプリケーションサービス・プラットフォーム「GREE Platform」の推奨クラウドサービスに採用された。 GREEクラウド powered by GMOの料金はサーバの利用料とデータ転送量に対する利用料のみとなっており、初期費用がかからない。サーバ環境を納品した後、準備期間としてアプリの公開まで最大30日間は料金が発生しない。また、最低利用期間も設定されていないほか、ロードバランサーも無料で提供される。 同サービスには、仮想サーバを用いる6プラン、専用サーバを用いる2プラン、合計
「Amazon EC2」は、誤解されている。筆者は最近、そう強く思っている。あなたがもし「Amazon EC2は単なる仮想マシンサービス」と思っているなら、考え直してほしい。Amazon EC2の本当の価値とは、実はストレージサービスの「Amazon S3」にある。 最近日本でも、Amazon EC2対抗をうたう仮想マシンサービスが増えている。Webサイトからの申し込みだけで利用でき、課金は1時間単位。Webベースの管理ツールから簡単に仮想マシンを起動できて、ロードバランサーなども手軽に設定できる。日本のサービスも、仮想マシンに関する機能面ではAmazon EC2に追いつき始めている。 しかし、全く敵わないのが、ストレージサービスであるAmazon S3だ。 Amazon EC2の最大の特徴は、利用者が様々な種類の仮想マシンを、管理ツール上でのクリック操作一つで、素早く展開できることだ。「
scale outの技術 首藤 一幸 Last-updated: January 5, 2010 注: このページの文章は以下の記事の元原稿です。 首藤一幸, "スケールアウトの技術", クラウドの技術, pp.88-101, (株)アスキー・メディアワークス, ISBN978-4-04-868064-6, 2009年 11月 6日 アスキー・メディアワークス社の 書籍紹介ページ Amazon.co.jp の ページ 首藤一幸, "スケールアウトの技術", UNIX magazine 2009年 4月号, pp.78-91, (株)アスキー・メディアワークス, 2009年 3月 18日 データベースに求められる性能を試算したところ、 十台、百台…数万台のサーバが必要になった。 クラウドを構築する側はこういう問題に直面し、解決しようとしてきた。 台数に比例した性能を引き出すこと、つまりsca
2010/01/15 米アマゾン傘下のAmazon Web Servicesは1月14日、クラウドコンピューティング上でシステム構築を行う場合のベスト・プラクティスをまとめた「Architecting for the Cloud: Best Practices」を公表した。 これまでにも同社は、AWSのサービスを組み合わせてスケーラビリティや可用性を実現する事例を紹介したり、具体的なサービスの組み合わせ方などを解説する文書を公開してきた。今回新たに公開されたホワイト・ペーパーは、こうした解説の集大成と言えるもので、自社だけでなくマイクロソフトやIBM、グーグルが公開しているホワイト・ペーパーも参照している。 20ページの英文PDFはクラウド一般のメリットや特徴から説き起こし、AWSの各サービスの簡単な解説を続けた後に、クラウドの各種の特性を最大限に引き出すシステムについて、一般論としての概
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