今回の記事はこんな内容今回の記事では、歩行者妨害で切符を切られたと言う方(以下「相談者」と言います。)から相談を受けた弁護士である私が、違反を取り消してもらうまでの一部始終を紹介すると言うものです。 この件については、朝のニュース番組をはじめ複数のメディアで取り上げられ、あなたも少なからずどこかで目にしたことがあるかもしれません。経緯の詳細やことの顛末はどのメディアでも述べられていないので、私が担当した弁護士として詳細を紹介したいと思います。 歩行者妨害とされた相談者の行為相談者の運転について令和4年6月25日、都内のある駅前のロータリーでゆっくり車を進行、横断歩道で2人の歩行者を認めたため、その手前で一時停止をしておりました。1人の通行者は右から通行をしましたが、左から横断途中の歩行者が先に行ってくれと合図をしたので、歩行者は戸惑いながらも譲り返したところ、再び先に行けと言う合図を行った