イランの道徳警察に逮捕されたマフサ・アミニさんの死に対する抗議デモを撮影した動画より。中部ヤズド州の州都ヤズドで(2022年9月26日撮影)。(c)ESN / AFP 【10月9日 AFP】イランで服装規定などを取り締まる「道徳警察」に逮捕されたマフサ・アミニ(Mahsa Amini)さん(22)が拘束下で死亡したことに端を発した抗議デモは8日、4週目に入った。全土で女子学生がスローガンを叫び、労働者がストをし、デモ隊が治安部隊と激しく衝突している。 クルド系女性のアミニさんは先月13日、家族と訪れていた首都テヘランで頭髪を覆うスカーフの着用方法をめぐり連行された後、昏睡(こんすい)状態に陥り、3日後に死亡した。イラン当局は今月7日、アミニさんの死因は頭部への殴打ではなく、長年の既往症だとする調査結果を発表した。 しかし、アミニさんの父親は在英ペルシャ語放送イラン・インターナショナル(Ir