アドビ システムズは4月2日、ダウンロード配信するFlash動画ファイルに対してアクセス権限を設定できるサーバ製品「Flash Media Rights Management Server」(FMRMS)を4月中旬に受注開始すると発表した。エンドユーザーの手元にファイルが残るダウンロード形式のコンテンツ配信では、従来アクセス権限の管理が難しく、商用サービス展開のネックになっていた。しかし、FMRMSを使えばダウンロード後のファイルに対しても制限をかけることができる。 FMRMSの仕組みはアドビがPDF文書などで提供しているアクセス管理製品と同じだ。ローカル環境のファイルを開こうとすると、インターネット上の認証サーバで認証することが求められる。ユーザーがID、パスワードを入力するとそのユーザーに応じたアクセス権限が設定される仕組みだ。閲覧可能な期限や回数、コピーの制限などを設定できる。ファイ