ゴールデンウィークが迫るなか、友人から「作業用のごっついPCを自作するから取材してみない?」と連絡あった。 その友人は映像制作を行なっており、名前を岡田太一という。深夜のアニメフィーバータイムで流れるCMや大人の事情でいえないけど、みんな見たことがありそうな映像に多々関わっている。代表的なものは、Google Chrome: Hatsune Miku (初音ミク)。これはASCII.jp読者ならば多くが見ているものだろう。 上の映像が「Google Chrome: Hatsune Miku (初音ミク)」のTV CM。公開日に岡田氏とお酒を飲んでいたところ「ようやくいえるぞーこれやってたんだよー!」と言われた。なお筆者、このとき岡田氏が映像の仕事してると初めて知った。元は同人誌方面での出会いであった。というか、このときまではTwitterで女体の神秘について語り合う間柄だったわけだが……。
多くの新製品が世に送り出されるプロセッサーの世界。テクニカルライターの大原雄介氏による本連載では、CPUやGPUなどコンピューターの中核となるプロセッサーのロードマップを軸に、その変遷を解説していく。 2024年12月16日 12時00分 PC 第802回 16年間に渡り不可欠な存在であったISA Bus 消え去ったI/F史 しばらく中断が入った「消え去ったI/F史」だが、久しぶりに復活。今回はISA Busの話をしよう。 2024年12月09日 12時00分 PC 第801回 光インターコネクトで信号伝送の高速化を狙うインテル Hot Chips 2024で注目を浴びたオモシロCPU Hot Chipsの話題も今回が最後。インテルの"4 Tb/s Optical Compute Interconnect Chiplet for XPU-to-XPU Connectivity"の話をご紹介
CPU黒歴史第5弾は、インテルの90nm世代の話である。「Willamette」に始まり、「Northwood」でそれなりに性能と消費電力のバランスも取れて、しかも動作周波数を上げやすいということで比較的好評だった「Pentium 4」シリーズ。これに大ブレーキをかけたのが「Prescott」世代である。連載61回でも一度説明したが、まずはこのPrescottの話から始めよう。 大幅な機能拡張と高速化の工夫を 凝らしたPrescott NorthwoodからPrescottへの改良点として、当初インテルから挙げられたのは以下のような内容であった(関連記事)。 90nmプロセスを利用し、さらに「歪みシリコン」を利用することで高速化を図る。 内部配置を大幅に見直すことでクリティカルパスを大幅に短縮し、より高速動作を可能にした。 1MBの2次キャッシュを搭載。 「PNI」(Prescott Ne
■元麻布春男の週刊PCホットライン■ HDMIディスプレイを今買うか、DisplayPortを待つべきか どうやって決まったのかは知らないが、5月14日がPC用地上デジタルチューナ製品の一斉解禁日だったようだ。これまでPCの地デジ対応というと、大手ベンダ製のPCに最初から組み込まれる形のみで、アフターマーケット(いわゆる自作を含む)は存在していなかった。それが可能になったのだから、とりあえず1歩前進したことには違いないのだろう。 だが、地デジチューナ製品を利用するにはさまざまな制限/制約が存在する。その中の1つが、デジタル出力する場合はHDCPによる保護が義務づけられていることだ。古い液晶ディスプレイの場合、DVIによるデジタル入力に対応していても、HDCPに対応していないことが多い。そのため、この際、ディスプレイをHDCP対応の製品に買い換えようと思うユーザーも少なくないだろう。 ディス
より高解像度の表示環境を望むニーズや、ハイビジョン対応機器の普及を背景として、液晶ディスプレイに搭載される映像入力インタフェース(以下、インタフェース)の種類は増えつつある。特に入力系統を複数備えた液晶ディスプレイでは、どの端子に何を接続すべきなのか、迷ってしまう人も少なくないだろう。今回は現在主流のインタフェースを順に解説するが、まずはどのような種類があるのかをざっと整理しておこう。 PC向け液晶ディスプレイのインタフェースは、CRT時代から続くアナログ方式と後発のデジタル方式の2種類に分けられる。アナログ方式の場合、PC内部でデジタル信号をアナログ信号に変換して出力し、それを受け取った液晶ディスプレイが再度デジタル信号に変換して表示するという手間がかかり、表示の過程で画質の劣化がともなう(画質はアナログからデジタルへ変換する回路の品質にも依存するが)。これに対し、デジタル方式の場合、デ
今回からはインテル CPUについてのロードマップをアップデートしていく。以前に解説したのは2009年9月の19回だから、ほぼ1年半ぶりとなる。まずはデスクトップ向け製品について、Nehalem世代のアップデートから始めよう。 Nehalemアーキテクチャーは 2008年末のBloomfieldで登場 まず2008年11月に、Nehalemアーキテクチャー初の製品として、コード名「Bloomfield」こと「Core i7-965 Extreme(XE)」と「Core i7-940、920」がリリースされる。この3製品は基本的にXeonと共通で、3本のDDR3メモリーチャンネルを持つという、デスクトップ向けとしてはやや重厚な構成だった。 これに引き続いて2009年9月には、内部を若干改良して消費電力をやや引き下げた「D0 Stepping」の製品が、「Core i7-975XE」および「Co
CPU各種のロードマップアップデートに続いて、今回はインテルのチップセットロードマップをアップデートしよう。こちらも以前の解説から丸1年経過した。まずはデスクトップ向けについて解説しよう。 性能面でも改善されたIntel 6シリーズ 連載35回の解説は、ちょうどIntel 5シリーズチップセットがリリースされた直後であった。ロードマップ図では5シリーズも記しているが、前回との相違点は1ヵ所だけである。35回では「Intel Q57」の低価格版について、名称を「Intel Q55?」、登場時期を「2010年5月?」と記していた。実際にはQ57ではなくH57の廉価版という扱いで、最終的に「Intel B55」という名称になり、正式発表は2010年6月1日となった。 5シリーズの次は、「Intel 6」シリーズチップセットである。まず2011年1月に、「Cougar Point」こと「Intel
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