先日、夕食時に突然のメール 「電子レンジが、なんか壊れたみたいなんだけど…」と一言。 この一言だけで家人の悲壮感がありありと伝わってきました。 我が家の生活がすっかり電子レンジ無しでは成り立たないということをよく知っていますし、これからしばらくの間使えないことで起こる苦労や、候補を探して選ぶためのあれこれを感じさせるにはこの一言で十分で。 こういった家電はある日突然壊れることがあるとは聞いていましたが、まさかそれが今日、このタイミングで来るとは思っていないものです。 一番困ったのは、普段興味を持って情報を集めているパソコンや、デジカメや、スマートフォンなんかと違って、日ごろの動向を一切追いかけていない状況から、出来る限り早く次の購入製品を決定する必要があったということ。 7年前のように結婚を機にとか、引っ越しに伴ってとか、ボーナス時期を狙って、みたいな準備期間があれば、まだ違ったのですが、
前提一生懸命頑張っているのに、モノが売れない人は戦略やマーケティングが間違っている。 以下、アフィリエイトに限らず、オンライン上でモノを売ることや、Webサービスの運営などに当てはまると思います。 読みやすくするため、箇条書きで記します。1つでも役に立つのがあれば、これ幸いです。 感情を狙う・相手の「知性」と同時に「感情」に訴えかけること。つまり、欲望やコンプレックスを狙う。 ・「自分はどんな人生を歩むべきか?」「このままで納得できるのか?」といったことを考えさせる。 ・「傍観者」では感情を揺さぶりにくい。「参加者」になってもらうことで、記憶に残る。 ・上から目線は、相手が離れる。共感や応援のほうが、相手の心に届く。 ・人は見聞した情報で商品を買う…というよりは、その情報を元に頭の中で使い道を想像してから買う。 ・お客様のコメントは、その商品の良し悪しが具体的にイメージできるため、次に商品
「買うことだ。どんなものでも」――アイゼンハワー元米大統領(1950年代後半の大恐慌以来の不況時に、景気回復のため国民は何をするべきか、と聞かれて) 60年代に電通PRセンター社長が著書で公にした、以下の「わが社の戦略十訓」(註1)が我々を戦慄させるのは、まるでアイゼンハワーの景気対策のように、それが今も変わらずこの社会に生きているからだ。 ただし念のために言うと、これはひとつの企業やPRの世界だけが使っている戦略ではない。売るという行為があれば、どこにでも潜んでいる手口なのだ。 1.もっと使用させろ 2.捨てさせ忘れさせろ 3.むだ使いさせろ 4.季節を忘れさせろ(註2) 5.贈り物をさせろ(註3) 6.コンビナートで使わせろ 7.キッカケを投じろ 8.流行遅れにさせろ 9.気安く買わせろ 10.混乱をつくりだせ これらの元になったとされる、アメリカの社会学者V・パッカードがまとめた「浪
ネット時代にコンテンツ業界がどう対応するかは、映画、アニメ、ゲーム、音楽、書籍、マンガなど、いずれのコンテンツの世界であっても課題になっている。 課題というのはおもにどうやってネット時代に収益をあげるかをみんな悩んでいるわけだが、そもそもネット時代にはコンテンツのフォーマットそのものも見直す必要があるのではないか、こんなあたりまえのことをあたりまえにいってくれたのが大塚英志(敬称略)だ。 技術者であってもネットサービスの開発に携わるのであればマーケティング的な能力は問われるから、人文書を読むべきだと最近主張している僕だが、とりわけ大塚英志はおすすめの批評家だ。 批評家の書く本がビジネスに役に立つとして、その効用はふたつある。ひとつは世の中に起きている現象をどうやって理解すればいいかを整理できること。もうひとつは世の中で起きている現象をどうやってコントロールすればいいかのヒントをくれることで
1. 社団法人日本マーケティング協会セミナー ソーシャルメディア・マーケティングのトリセツ ~企業がTwitterマーケティングを始める際の注意点~ 2010/03/18 KOUNO Takeshi. photo by Nathan Jongewaard photo by Nathan Jongewaard 2. 自己紹介(有料セミナーですし簡潔に) • 河野武 / KOUNO Takeshi – 1974年7月3⽇⽣まれ。⽴命館大学経済学部卒。 コミュニケーション・デザイナー。企画屋。 – 1997年、ニフティ⼊社。2001年にニフティ退職後、 フリーランスとして数年過ごし、2004年から2005年 までオンライン書店ビーケーワン専務取締役兼COOを 務める。2005年から2007年までシックス・アパート 株式会社マーケティング担当執⾏役員を務める。現在 は、ブックオフオンライン株式会社
■Twitterアクティブサポート入門を読んだ 私のブログの師匠*1から、彼の盟友で、ブログsmashmedia*2の中の人でも知られる河野武氏の新しい本が出たことを聞いたので、早々に入手して拝読した。(読み切るのには少し時間がかかった。) Twitterアクティブサポート入門 「愛される会社」時代のソーシャルメディアマーケティング 作者: 河野武出版社/メーカー: インプレスジャパン発売日: 2011/08/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 87回この商品を含むブログ (3件) を見る ■現場で使える良書 米国に比べて遅れが目立つと言われる日本のソーシャル・メディア・マーケティングだが、昨今TwitterやFacebook等のノウハウ本を含め、解説本の類いは大量に出版されて来ている。そんな中には非常に興味深い事例紹介であったり、貴重な体験談等を見つけることも
製品の開発であっても、サービスであっても、何か新しいものを作るときには、誰かに好かれるようなものよりも、むしろ誰かに嫌われるようなものを探していくと面白いような気がする。 大手からシェアを奪いに行くときには、どこかに「敵」を設定すると上手くいくのだという。大昔のペプシは、「ペプシジェネレーション」というキャンペーンを行って、高齢の世代を「敵」であると定義した。ペプシジェネレーションは若さの象徴になって、ペプシは高齢の世代から嫌われて、その代わり、若い世代と、「まだまだ若い」人たちからの支持を勝ち取った。 嫌われている人に学ぶ 誰かから「嫌われている人」を探して、その人から学ぶといいのだと思う。 どの世代からも支持されるような人はたくさんいるけれど、そういう人からは学べない。あの人たちは、単に「素晴らしい人物」だから支持されているだけで、そこから何かを学ぼうとしたところで、「世の中には、すご
先日のエントリー「Androidタブレットはヨドバシカメラの『Androidタブレットコーナー』に横並びにされた時点で負けだ」には、例によって賛否両論のさまざまなフィードバックがよせられたが、否定的な意見の大部分は以下のようなもの。 何故負けなのかがあまりイメージ出来ないなあ。描かれている様子はAndroidが盛況を博しているものにしか見えない。 PCメーカーが「何のためにWintel」と考えてるとは思えないし、スマホやタブレットで「何のためのAndroid」って問いに意味があるとも思わない。 すでにそんな現状の Windows PC でも一定の利益は出ているのだから、Android タブレットも負けではあるまい。 歴史に学ぶとするなら、iPhone/iPad が Machintosh だとすれば、Android機はPC/AT互換機なんだと思う。ただ、「Windowsなのでどれも使い勝手は
さて続編です。 前回のエントリーではGroupon型サービスについての概略をご紹介したわけですが、ここではそれを踏まえて、飲食店を経営する者として感じるメリットとデメリット、そしてこのサービスの課題などを考えてみたいと思います。 【1】"負け犬向け"のサービスにならないのだろうか? まず、このサービスを利用したいと思うお店はどういうお店なのでしょうか。 おそらく、連日お客様で満席になっているお店は、わざわざ使う必要はないと考えるでしょう。すでに毎日満席ならば、敢えて無茶な割引サービスで集客する必要はありません。 むしろ、とにかくどんな手段でもいいからお客様に来てもらいたいと思っているお店の方が、このサービスに魅力を感じるはずです。つまり、売上に困っているお店が利用するケースの方が圧倒的に多くなるのではと予想できます。(現時点では、繁盛店でも「どんなサービスか試しに使ってみよう」というテス
小さなお店のツイッター繁盛論 お客様との絆を生む140文字の力 外食チェーンは、個人経営のレストランや喫茶店が一般的であった時代に、そういう商売とは縁が無さそうな、工場の生産管理や大規模組織の運営ノウハウを、外食という領域に持ちこんで成立した業態ではないかと思う。 それによる低価格で均一のサービスが提供できるようになって、個人経営の店は激減した。雑貨店や八百屋、魚屋等とコンビニの関係も同じだと思う。 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のあたりには、「システムと見込みの無い戦いを続ける個人」というモチーフが繰り返し出てくるけど、80年代に、そういうシステムや中央集権的な組織の圧倒的な力によって町の様相が一変していく様を見ていると、世の中から「個人の顔」というものが消えていくのは、もうどうしようもない既定事実のような気がしたのを思い出す。 そういう、ここ数十年の流れが今、
米国のFacebook普及は信じられない勢いで進んでいる。 2010年6月のコムスコア社調査データによると,すでに利用者(月次ユニーク訪問者)は1.41億人を超え,さらに加速し続けている。米国のネットユーザーは1.97億人なので,浸透率はなんと71%だ! おなじみのユーザー層でいくと,すでにレイトマジョリティの中盤だ。一部の超保守層を除き,ほぼ米国ネット利用者全体に浸透するのは時間の問題だ。つまり電話やメールの浸透率となるわけで,既存のコミュニケーション手段の多くがFacebook主体になる日も近いだろう。インフラと表現した方が正しいかも知れない。 なので80才のおばあちゃんも当たり前のように使っているのだ。(この大柴さん記事,本当にびっくり) ・ Facebookのマーケティング活用、成功のカギは長期的なファンとの関係構築 (日経ネットマーケティング) さらに驚異的なのはFacebook
ソーシャルメディアマーケティングを、顧客との対話であるとか関係樹立、と決めつけるのはあまりにも無責任だ、と僕は考える。消費者の歓心を買うことを狙ったコミュニケーションはリスクを伴うからだ。 むしろ重要なのは、ソーシャルメディアが生み出すトラフィックがいまや検索エンジン起点のそれよりも大きくなっている事実を考慮することであり、すなわちSEO同様、かなり技術的要素の高い、SMO(ソーシャルメディア最適化)対策を施すことにある。 拙書「ソーシャルメディアマーケティング」でも、ソーシャルメディアからのトラフィックを最大化するための手法を中心に、実践的なプランを述べている。顧客に好かれることは非常に重要であるが、それだけのことであればTwitterでのつぶやきによるコミュニケーションは逆に非効率だ。140文字という字数制限による不用意な対話はblog以上に炎上リスクを持つからだ。僕が推奨するTwit
≪ <ソーシャルテレビ> ジェスチャー認識の時代が始まるコネクトテレビMetrological’s Mediaconnect TV | メイン | <仮想社会サービス> NTTLSとアルクの仮想空間英会話 ≫ ●<仮想社会、ソーシャルゲーム> 2010年5月のアメーバピグは190万人参加 セカンドタイムスの記事です。ネットレイティングスの調査結果を紹介しています。 2010年5月のアメーバピグは190万人が参加だそうです。 ちなみに男女比は41%対59%で女性の方が圧倒的です。 <出所:ネットレイティングス> ★★ アメーバピグ、5月の訪問者数は190万人---ネットレイティングス調査 http://www.secondtimes.net/news/japan/20100629_amebapigg.html ★★ ネrットレイティングスの元資料 http://csp.netratings
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く