太陽系外惑星「OGLE-TR-56b」の想像図(2003年1月7日提供)。(c)AFP/Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics 【1月18日 AFP】太陽系外惑星の大気を地球上から観測することに史上初めて成功したとする研究報告が、14日発行の欧州天文専門誌「アストロノミー&アストロフィジックス(Astronomy and Astrophysics)」で2件同時に発表され、観測の難しい系外惑星の研究に新たな道を開いた。 これまでに確認されている系外惑星はわずか300個ほどで、今後も多数が発見されると推測されている。系外惑星には、地球に生命を生じさせたのと同様の環境を持っている可能性のものもある。 系外惑星についての情報はこれまでほぼすべて、宇宙にある米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope