CRMはカスタマイズが重要だ。一般的なCRMパッケージは短期導入できる一方で、操作性・拡張性が低かった。「ダイナミクスCRM」は既製品とどう違うのか? 「Microsoft Dynamics CRM 3.0」(以下、ダイナミクスCRM)で商談を管理する際には、「エクセル」などを利用するとよい。CRM上でも「売上見込み」や「予測クローズ日」でソートするといったことはできるが、SQLサーバのレポーティング・サービスやエクセルは、より細かな分析を行うのに適している。 特に分析機能については、エクセルとの連携が面白い。汎用検索機能を利用して定義したデータセットをエクセルにエクスポートして分析できるのだ。このとき、静的ワークシートと動的ワークシートのどちらかを選べる。静的ワークシートは通常のエクセルファイルで、全員が参照できるもの。一方、動的ワークシート(あるいは動的ピボットテーブル)は、アクセス権