FIFAに米司法省が捜査のメス 米司法省は5月27日、FIFA(国際サッカー連盟)の副会長2名を含む幹部9名を、スポーツ関連会社などから賄賂を受け取った罪などで起訴し、そのうちFIFAの会合でチューリッヒに集まっていたジェフリー・ウェッブ(英領ケイマン諸島)とエウヘニオ・フィゲレド(ウルグアイ)の両副会長を含む7名を逮捕しました。 またFIFAの幹部以外では、アメリカとアルゼンチンのスポーツ関連企業の幹部ら5名も起訴されていますが、その企業名や逮捕されたかどうかなどは不明です。 起訴されたFIFA幹部らがすでに受け取った、あるいは受け取ろうとしていた賄賂は1億5000万ドル(185億円)だそうですが、ほんの氷山の一角でしょう。 FIFAが世界のサッカー界に君臨する「カネまみれの伏魔殿」であることは改めて驚かされることではありませんが、特筆すべきは捜査に踏み切ったのがサッカー後進国(つまりF