もしかしたら日本の卓球は男女とも、リオ五輪で圧倒的強さで金メダルを獲得していた!?とは言いすぎかもしれませんが、ある問題が卓球界に長く蔓延っています。 問題というのはラケットの不正。 ラケットのラバーに“補助剤”(英語で“ブースター”)という液体を塗ることで[スピン][スピード][コントロール]を飛躍的に向上させること。 おかしいのはITTF(国際卓球連盟)がこれを2008年に「禁止」と決めながらも黙認していることです。数年前、世界で活躍する卓球選手の80%はラケットに不正をしているとのリークも有りました。それだけこの不正は平然と行われていたのです。 これに8年以上前から意義を申し立てていたのが日本の水谷隼選手。「ITTF公認のラバーでは考えられないスピードと回転でボールが返ってくるし、金属音のような打球音が会場に響く」ロンドン五輪後「全てのプレーヤーと平等な条件でフェアに戦いたい」と補助