僕が感動する素材の味を、 もっと大勢の人に味わって欲しい。 もっと大勢の人に 僕のお菓子で感動してもらいたい。 パリ市内の中でも特に閑静な15区の住宅街にある サダハルアオキのセギュール店。 フランス人は自分のお気に入りのお菓子をずっと 食べ続ける人たちが多く、この店の客層は場所柄、 洗練された舌を持つ年配のマダムが多い。 そんな彼女たちに 「気がついたら食べたくなるのよ」 「身体が欲っしてるの」 と言わせてしまうのが、サダハルアオキのお菓子である。 サダハルアオキのつくるお菓子は、 フランス菓子の基本に忠実に、その上で 独自の個性を付加した、紛れもない フランス菓子である。 日本の洋菓子にフランスのフレーバーを加えたものとは 似て非なる物だ。 Concept