World Wide Web(WWW)の生みの親として知られるTim Berners-Lee氏は9月15日(米国時間)、途上国を含め全人類を結びつける技術としてWebを推進する新組織「World Wide Web Foundation」の立ち上げを発表した。フリーでオープンな“1つのWeb(One Web)”を支援していくという。 World Wide Web Foundationでは、1)One Web構想の推進、2)能力と堅牢性の面でのWebの強化、3)地球上のすべての人にWebの恩恵を与える、の3つを目標とする。中でも、「現在のWebは成長国が成長国のために開発したもの」とし、途上国を盛り込んだWebへの発展を大きな課題としている。全員がナレッジを共有し、サービスにアクセス・利用でき、統治に参加し、クリエイティブなコミュニケーションができることを目指すという野心的なものだ。 活動は、