攻撃者はマルウェア「Flame」や「Gauss」に感染させた標的のコンピュータの中から特に興味深い標的を絞り込み、スパイツールの「miniFlame」を送り込んでいたとみられる。 Kaspersky Labは10月15日、国家が関与したといわれる「Flame」や「Gauss」などのマルウェアについて調べる過程で、別のマルウェア「miniFlame」(別名SPE)が新たに見つかったと発表した。 同社のブログによると、miniFlameは“フル機能”を備えたスパイモジュールで、感染したシステムにアクセスしてデータを盗み出す機能を実装。Flameのプラットフォームをベースとしているものの、単体のマルウェアとして運用されることも、Flameのコンポーネントとして運用されることもあるという。 さらに、miniFlameがGaussと組み合わせて使われていることも判明した。これは、FlameとGaus