著者:澤田健 さまざまなIT関連業務経験ののちに2013年よりインフラエンジニアとしての業務に携わる。また、DRBDを始めとするオープンソースソフトウエアのサポート業務にも携わっている。ツイッターでDRBDの情報発信も行っている。TwitterID:@ksawada1979。
連載目次 Windowsのシステム/データバックアップツールの変遷 Windowsは、標準でバックアップツールを搭載しています。そのテクノロジやツールは、Windowsのバージョンアップとともに変化してきました。 Windows NTからWindows XPおよびWindows Server 2003 R2までは「NTBackup」とも呼ばれた「バックアップユーティリティ」(Ntbackup.exe)が標準で提供され、ディスクまたはテープ装置にシステムやデータをバックアップすることができました(画面1)。 Windows XP(Home Editionは除く)およびWindows Server 2003では「自動システム回復」(Automated System Recovery:ASR)という、新しいディザスタリカバリの仕組みも提供されました。 Windows VistaおよびWindow
Windowsのヒープメモリ攻撃手法の解説資料 この連載では、前回から「動的メモリ管理に関する脆弱性」と題してヒープメモリの扱いに関連する話題を取り上げていますが、副読本としてちょうどよさそうな資料を見つけたので紹介します。 これは「Heap Exploitのこれまでと現状」と題したレポートで、@ITでも連載を行っているFFRIというセキュリティ会社が、月例レポートの1つとして2013年12月に公開したものです。 このレポートでは、Windows環境における動的メモリ管理に関する脆弱性の攻撃手法について概説しています。Windows環境におけるヒープメモリ管理や具体的な攻撃手法に興味があるなら、まずこの資料でおおざっぱなイメージをつかんでから、より詳しい情報に当たるとよいのではないかと思います。 さて、今回はヒープバッファーオーバーフローの脆弱性があるプログラムに対して行われる古典的な攻撃
新型うつと決別するために必要なもの:「もしかして?」と思ったら~ 新型うつとの付き合い方(5)(1/2 ページ) まず日々のシチュエーションを変えることだ。そこから感動が生まれ、価値観の創造につながるだろう――新型うつ解説連載記事、最終回は筆者、見波さんから読者への熱いメッセージをお届けする。 連載目次 新型うつへの対応として、これまで、新型うつに関する職場での問題性、病態の理解、効果的な対応、企業での取り組みなどに触れてきましたが、筆者がカウンセリングや職場復帰支援を通じて、特に重要と思えるものが「仕事の価値観の創造」です。 極論を言えば、新型うつから快復し、順調に職場復帰が進んでいる人の多くは、仕事の価値観を創造できている人であり、順調にいかないケースは仕事の価値観の創造まで行き着いていないことがほとんどです。 仕事の価値観の創造ができると、「アドヒアランス」(積極的に治療に参加するこ
対象OS:Windows XP/Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows Server 2003/Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012 解説 TIPS「Windowsのrobocopyコマンドでフォルダをバックアップ/同期させる」では、robocopyというコマンドを使ってファイルをコピー/バックアップする基本的な方法を紹介した。robocopyは、ファイルやフォルダのコピー/バックアップ/同期などに対応した多機能なコマンドで、xcopyコマンドではできないようなさまざまなコピー・オプションを持っている。 robocopyのデフォルト設定では、ファイルの更新時刻やサイズに基づいてコピーするかしないかを決定しているが、オプションを指定することにより、ファイルの属性
Wgetとメールを使ったお手軽サーバ死活監視:Windows環境でちょっとした定型業務を自動化する(1/2 ページ) 管理下のWebサーバが止まったら、速やかに管理者の携帯端末へメールで通知する。そんな死活監視システムを、無償のソフトウェア・ツールとバッチ・ファイルを組み合わせて簡単かつ手軽に実現しよう。 連載目次 サーバ管理者が行うべき作業はいくつもあるが、その中でも特に重要なのが「予期せぬサーバの停止」の検出とその対処だろう。いうまでもなくサーバが停止していることが分かったら、なるべく早く復旧に向けて対応しなければならない。そのためには、普段からサーバを継続的に監視しておき、停止などの異常があれば速やかに検出して、管理者に知らせる必要がある。 社内設置のサーバであれば特段の監視体制を用意せずとも、その異常に気付きやすい。距離的にもネットワーク的にも「身近」であり、また周りのスタッフが異
802.11acと無線LAN仕様のこれから:解剖! ギガビット無線LAN最新動向(3)(1/2 ページ) 今回は、既存の無線LAN仕様との共存をはじめ、802.11ac、そしてこれからの無線LAN技術が抱える課題と方向性について紹介し、連載のまとめとしたいと思います。 前回の「スループットの飛躍的向上を実現した『MIMO』と『MU-MIMO』」では、無線LANスループットの飛躍的な増大を実現させた「MIMO(Multi-Input Multi-Output)」と、それを進化させた「MU-MIMO(Multi User MIMO)」の仕組みについて解説しました。今回は、既存の無線LAN仕様との共存をはじめ、802.11ac、そしてこれからの無線LAN技術が抱える課題と方向性について紹介し、連載のまとめとしたいと思います。 既存規格との共存 802.11 ac対応のアクセスポイントやクライアン
あらためて知っておくべき、バックアップ最新基礎知識:業務で使えるバックアップの基礎知識(1)(1/3 ページ) 仮想環境など、より高次の環境が当たり前となった現在、バックアップ工程を検討する際にも従来とは比較にならないほど複雑な検討が必要になりつつあります。本連載では、バックアップの常識を入れ替える知識を紹介していきます。 ビッグデータ時代と呼ばれる昨今、業務環境はより高度なものとなり、バックアップに関する要件も厳密になっています。また、運用設計もより複雑になってきています。 こうした今だからこそ、バックアップツールをより適切に選択する必要があるのではないでしょうか。 この連載では、バックアップの新常識と題し、バックアップの基礎から最新のテクノロジ、仮想化環境を中心に、課題の多いバックアップの「今」をお伝えします。 第1回では、基本に立ち返り、バックアップ運用の検討に際し、考え方の基礎を振
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