PCメーカーのLenovoと米Microsoftは4月17日(現地時間)、OSソフトウェアのライセンシングとPC販売に関する戦略的提携を発表した。Lenovoは今後、中国ならびに全世界で販売する同社製PCのすべての製品ラインにおいてMicrosoft Windowsをプリインストールして提供していく計画だという。両社によれば、この試みは世界初であり、Lenovoが今後1年間でMicorosftからライセンスされるソフトウェアの金額は12億ドルに上るという。提携の背景には、現在中国などの地域を中心に蔓延している海賊版ソフトウェア対策がある。 世界最大の工場の1つであると同時に、世界最大の消費者市場の1つとしても注目を集める中国だが、コピー品や海賊版が横行し、それが海外企業の同国進出における障害となっている。米Business Software Alliance(BSA)などが昨年2005年に