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ブックマーク / blog.tinect.jp (108)

  • 日本はもうすぐ、“内乱状態”になるかもしれない

    2024年12月3日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンヨル)大統領が戒厳令を発令するも、僅か6時間で撤回に追い込まれ、失脚した。 朴槿恵(パク・クネ)元大統領とあわせ、日に融和的な大統領は、やはり韓国で国民的支持を得るのは難しいのだろうか。 それも無理からぬ話で、韓国、加えて中国でも、反日教育は戦後、為政者の常套手段だった。子供の頃から日と日人を敵視する教育を受けてきた歴史を考えれば、日に融和的な態度を取る政治家など“国賊”とされて当然である。 それほどに、政治的合理性など国民感情の前には無力だ。もし私たちが「中国韓国は邪悪な悪魔」と教えられ育てられたなら、きっと同じ思いを持つのではないだろうか。 ではなぜ、中国韓国では長らく、日と日人を憎むような教育を続けてきたのか。 いうまでもなく、政治的安定を維持するために即効性のある方法は、外敵の設定だからだ。「日が再び、我が国を侵略しよ

    日本はもうすぐ、“内乱状態”になるかもしれない
    cinefuk
    cinefuk 2024/12/16
    尹大統領以外にも陰謀論ベースで社会を捉える人がいて、内乱でも起こさないと自分の理想が叶えられないという告白か。これで50歳とは思えないくらい<censored>だけど、勤務先ではそれなりの地位あるのだろうな
  • セロトニンを補う薬がびっくりするほど効く人たち

    今日はメンタルヘルスの話をしたい。セロトニンの足りない人の生きづらさについてだ。(なお、この文章に関して開示すべきCOIはありません) 昨今、生きづらさがさまざまな角度から語られ、なかでもメンタルヘルス領域では発達障害(神経発達症群)の生きづらさがクローズアップされがちだ。 しかし、メンタルヘルスに根ざした生きづらさと言っても当は色々で、その生きづらさのなかには、統合失調症うつ病や双極性障害(双極症)といった大文字の精神疾患に限らないものも潜在している。 そうした個別の生きづらさのなかには、どうもセロトニンが足りていないよう見受けられる人々、逆に言うとセロトニンさえ足りていれば大幅に生きやすくなる人が含まれているようにみえるので、それについて思うところを書く。 セロトニンを補う薬がびっくりするほど効く人たち 精神科の外来にいらっしゃる患者さんの診断名はさまざまで、同じ診断名でも薬の効果

    セロトニンを補う薬がびっくりするほど効く人たち
    cinefuk
    cinefuk 2024/12/09
    "たとえば、ストレスやライフイベントをきっかけにうつ病になる患者さんはごまんといるが、その一部に、SSRI内服して1か月かそこらで症状が9割がた改善し、それ以降も病前よりずっと楽に生活をおくり続けている患者が"
  • 「バカのフリ」ができる人間は、本当に強い。

    軍事スパイと言えば、多くの人が容姿端麗なイケメンか、もしくはアニメ『ルパン三世』の峰不二子のような、才気あふれる美女を思い浮かべるだろうか。 華麗な社交術で人をリードし惹きつける、魅力的な紳士淑女だ。 ジェームス・ボンドで知られる映画007(ダブルオーセブン)ではまさにそんな世界が繰り広げられるが、しかしそんなイメージはもちろん虚構でしかない。 隠密に活動しなければならない存在なのに、華やかに目立ってしまっては仕事にならないのだから当然だろう。 無能な凡人を装い、敵から警戒すらされない存在になることが求められる。 それでいて洞察力、敵味方を見分ける嗅覚、恐怖を克服する胆力など、あらゆる能力に秀でていなければならない。 超人的に優秀でありながら、虚栄心を抑え込む心の強さが必要ということである。 そしてそんな凄いスパイが、日露戦争(1904-1905年)の時の日にもいた。明石元二郎という。

    「バカのフリ」ができる人間は、本当に強い。
    cinefuk
    cinefuk 2024/12/05
    俺は馬鹿だからわかんねえけどヨぉ~?と、何度も議論されてきた前提を踏まえない問題提起ごっこを持ちかけ、説明させる側を疲弊させる荒らしならインターネットにありふれているが
  • 「トランプ支持者は低学歴」とか言っている新聞とリベラルの酷さ。

    アメリカ大統領選で、なぜ“優勢だったハリス氏”が敗れたのか。 識者とされる人が連日、多くの意見を述べている。 バイデン政権下での激しいインフレや経済政策の失敗が、勝敗を分けたという意見。 移民に寛容な民主党の主張が有権者に刺さらなかった、という趣旨の論評などが、特に目立つだろうか。 そんな中、とても印象深い日経新聞の記事を見かけることがあった。 “ハリス氏自滅、「嫌なヤツ」に賭けた有権者”と題した記事がそれで、最初の大見出しが以下である。 “気高い理念より明日の生活” 要旨、高学歴リベラルな人たちと民主党が“貴族化”し、労働者階級から嫌われたというような内容だ。 記事の内容や選挙結果について、当否を述べるつもりは一切ない。しかしそもそも論として、この見出しには強い違和感を覚える。 これではまるで、“ハリス氏は人として気高く、正しい理念を説いている”ことが、疑う余地のない前提になっているよ

    「トランプ支持者は低学歴」とか言っている新聞とリベラルの酷さ。
    cinefuk
    cinefuk 2024/11/29
    そんなの政治じゃねえじゃん。弱者を守らないなら政府の意味がねえよ(アナキストかよ)「反差別の押しつけを辞めろ!」(マイノリティは分をわきまえて、マジョリティに踏まれるままにしておけ)
  • Xのスペースで、音声配信というものを始めてみた。

    おれと音声配信 夕飯時、というか、夕飯を自炊するとき、その前に酒を飲むとき、おれはX(旧Twitter)の音声配信であるスペースを聴くことがある。 だれか有名人のスペース? 声優さんとかのスペース? ぜんぜん違う。おれがフォローしているのだからフォロワーさんなのだろうが、だれか知らない人が、だれか知らない人と雑談している、そんなスペースだ。 最初、よくわからないのでそのまま聴いてみたら、自分のアイコンを見た配信者が自分について触れて話をして照れたので、それ以来、匿名で聴くようにしている。リスナーは数人。下手したら会話している人が多いようなスペース。 そんなスペースを聴いていたある夜のこと、ふと思った。「数人聴くだけのスペース、おれにもできるんじゃねえの?」。 おれはちょっとだけネットで調べて、配信をしてみることにした。 文章以外をネットに流すこと おれは長年(長年といってもいいだろう)、黄

    Xのスペースで、音声配信というものを始めてみた。
    cinefuk
    cinefuk 2024/11/21
    「それで、十分な気がした。もしも20人の人が聴いてくれたとしよう。それはもう、学校の1クラスに話しかけるのと同じことではないだろうか。」「そんな環境はとっくの昔に整っていた。やるか、やらないかだけだ。」
  • エリートたちには「縦の旅行」が足りない

    先日、アメリカ大統領選挙で民主党のハリス候補が負け、共和党のトランプ候補が勝った頃、インターネットでは「エリートは縦の旅行をしろ」「エリートたちには縦の旅行が足りない」といったメンションを少なからず見かけた。 「縦の旅行」「横の旅行」とは、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏が言った言葉だ。 「エリートには縦の旅行が足りない」とは、エリートはしばしば世界じゅうを移動するが、どこでも同族のエリート同士・ブルジョワ同士としか交流していない、つまり広く世界を見聞しているつもりでも階級・階層的にはフラットな「横の旅行」しかできておらず、近隣に住んでいる非エリートについてはまったく知らずに済ませている、といった意味になる。 これは当にそうだと思う。資主義や個人主義をしっかりと内面化し、ポリティカルコレクトネスにも妥当するエリートは、東京でもニューヨークでもパリでも似たような価値観を持ち、似

    エリートたちには「縦の旅行」が足りない
    cinefuk
    cinefuk 2024/11/20
    政治家も本当に地方出身だった時代は「庶民の痛み・苦しみ」を体感できていたけど、「東京生まれ東京育ち、本籍地だけ祖父の地におき選挙のときだけ『地元民でござい』と帰還する三世議員」は、東京にしか関心がない
  • なめたことしてる外国人には後悔させろ

    チリの元女性体操選手(米国在住)であるマリマール・ペレスさんが、日の神社の鳥居で懸垂して大炎上した。 インバウンドが盛り上がるのと比例し、訪日外国人のマナーの悪さに対する不満や嫌悪感が膨れ上がっていたのも、炎上の導火線になったのだろう。 こういったトピックでよく目にするのは、「鳥居とはこういうものだから……」と理解を促す意見や、「日を理解してない外国人は来るな」という意見だ。 どうやら多くの人は、「日への理解」に重きを置いているらしい。 でも10年近くドイツに住んでいると、「異文化理解」という言葉がいかに薄っぺらく、現実離れしているのかを痛感する。 もちろん、日を好きで、日に興味がある人に来てもらいたい、という気持ちはわかる。 でも当に大事なのは、「外国人に日を理解してもらう」ことよりも、「相手になめられない」ことなのだ。 「同じことされたら嫌でしょう?」は海外では通じない

    なめたことしてる外国人には後悔させろ
    cinefuk
    cinefuk 2024/10/29
    異教徒への侮蔑(vegan嘲笑、ムスリム嫌悪)を楽しむネット民が、"東京駅"と書かれた石に腰掛ける外国人や鳥居で遊ぶ外国人を禁忌と感じて他者に強要する。その一方で自身を「無宗教・宗教に寛容」と自認している謎
  • 長めの抑うつで失うものを知らせたい

    長めのうつ 月に一度の通院をして会社に戻る途中のことだった。おれはあまり行かないコンビニでコーヒーを飲むことにした。 おれは病院と薬局に行くと、なにか嫌だということもないのに、不思議と力を吸い取られたようになってしまう。そこでコンビニのコーヒーくらいの贅沢は自分に許す。 レジにいたのは小柄な外国人女性だった。名札にはミャーミャーだかモーモーだか、そんな名前が書かれていた。これは彼女の名なのだろうか、ちかごろ流行りのコンビニ従業員用ニックネームだろうか。それとも、彼女自身のニックネームなのだろうか。 「サイズは?」 「Lで」 「L」と書かれたカップを手渡された。おれはスマートフォンで「L」の金を払った。コーヒーマシンで、「L」のボタンを押した。しばらく待って注ぎ終わった。 おれはおどろいた。コーヒーのカップのふちぎりぎりまで注がれていたからだ。こぼれそうじゃないか。 おれは「L」用のふたを

    長めの抑うつで失うものを知らせたい
    cinefuk
    cinefuk 2024/10/21
    野菜250g食べられる時点で健康なんだな(陥ると、取り戻すのは困難)「人は金がなくなると、安くてカロリーのあるものを食べる。昔、やはり会社の状態が悪くて金がなくなったときにもなった。覚えのある習性だ。」
  • 20万円でも人は死ぬ

    ここに人がある。ひとりであって、仲間もなく、子もなく、兄弟もない。それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。これもまた空であって、苦しいわざである。 ふたりはひとりにまさる。彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。 すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け起す。しかしひとりであって、その倒れる時、これを助け起す者のない者はわざわいである。 「伝道の書‬ 4‬:8‬-10‬」 親会社から見放されたその後 おれの勤める零細企業は、親会社から見放された。そのことは前に書いた。 「手取り19万円の栄光の終わりに」 その後、どうなったのか。親会社は我が社に対する2,000万円くらいの負債をチャラにしてくれた。チャラにしてくれた分、それに消費税がかかり、意外なところから困ることに

    20万円でも人は死ぬ
    cinefuk
    cinefuk 2024/09/19
    しんどい「無駄だった。iMacは完全に息絶えた。ただ、TimeMachineには最期の日の昼までのデータがすべて残っている。新しいMacがあれば。が、社員に給料を出せない会社に、新しいiMacを買う金はなかった。」
  • 「オタク」大衆化の歴史と、その条件について調べてみた。

    30年ほど前、オタクは、「キモくて不気味でコミュニケーションできない人々」とみなされていた。 しかし今日ではそうではない。オタクという言葉は“推し”という言葉と同じぐらいカジュアル化し、要するに、誰でもオタクと名乗れるようになった。 それで救われた人もいるし、かえって救われなかった人、誰でも名乗れるようになったオタクを名乗りづらくなった人もいるように思う。今日は、そんなオタクという言葉の過去と現在について振り返ってみたい。 はじめに「オタクは異端である」という宣告があった オタクの過去を振り返る際のスタート地点をどこに置くのかは、論評の性質によって早くなることも遅くなることもある。 論では、さしあたり1983年から話を始めたい。1980年代の段階でオタクはすでに存在していて、当時は「おたく」と平仮名で書くのが一般的だった。 では、その1983年に何が起こったか。オタクに宣告が下されたので

    「オタク」大衆化の歴史と、その条件について調べてみた。
    cinefuk
    cinefuk 2024/08/23
    この記事ではまるで他人事であるかのように紹介しているが、大塚こそ漫画ブリッコ編集長、中森明夫に当該記事を依頼して掲載した人物。もともとロリコン雜誌の自己批判の意図があるんだよね「評論家の大塚英志は〜」
  • 2000年前のキケロ「老年論」に驚かされるばかりだった。

    ある日おれは、図書館でキェルケゴールとキケロのを借りた。なんの意図もない。なんとなく「き」が気になったからだ。そういう日もある。 キケロの名前は聞いたことがあるだけで、何時代の何人かも知らなかった。 マルクス・トゥッリウス・キケロ – Wikipedia マルクス・トゥッリウス・キケロ(ラテン語: Marcus Tullius Cicero, 紀元前106年1月3日- 紀元前43年12月7日)は、共和政ローマ末期の政治家、弁護士、文筆家、哲学者である。 そうか、そんな時代の人だったか。おれは大学受験のために中学から世界史を優先して学ばされていたが(公立校の人は日史に時間をとっているため、受験のときにライバルが少ないはず、という学校の方針)、なるほど三十年も経つとなにも覚えていない。 いずれにせよ、紀元前の人物だ。そのころ、日人はなにをしていたのだろうか。こういう疑問をいだいたとき、お

    2000年前のキケロ「老年論」に驚かされるばかりだった。
    cinefuk
    cinefuk 2024/07/25
    キケロといえば小林稔侍(駄目なオタク)"紀元前の人物だ。そのころ日本人はなにをしていたのだろうか。こういう疑問をいだいたとき、おれは一冊の本を開く。松岡正剛監修『情報の歴史21: 象形文字から仮想現実まで』"
  • うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。

    人には、どの人にもある「思考のクセ」が存在しています。 そうしたクセは、普段あまり意識されることはありませんが、「知っている」人は、それを良くも悪くも「実態を隠す技術」や「他人を操作する技術」として使うことがあります。 例えば、「アンカー効果」として知られている思考のクセがあります。 これは「予測を立てる直前に見た数字をアンカー(よりどころ)にしやすい」という傾向です。 当然これは、金儲けにも利用できます。 数年前、アイオワ州スーシティーのスーパーマーケットがキャンベル・スープのセールを行い、定価から約一〇%引きで販売した。数日間は「お一人様12個まで」の張り紙が出され、残り数日間は「お一人何個でもどうぞ」の張り紙に変わった。 すると、制限されていた日の平均購入数は七缶で、制限なしの日の二倍に達したのである。 ファスト&スロー (上) このように、心理に関する知識は、成果を大きく左右するこ

    うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。
    cinefuk
    cinefuk 2024/07/23
    "人は独自性を誇張する傾向にある。文化人類学者のマーガレット・ミードは、学生たちにこう言った。「あなた方は世界で唯一無二の存在です。ほかの誰もがそうであるように」"
  • 書かせると、仕事の能力がすぐにわかる

    昔、面接官をやっていた時のこと。 我々は「どうすればコンサルタントの適性を持つ人材を集められるか」を追求していた。 長くても30分ほどの面接で、適切に候補者の選別を行うこと。 それは、「面接官の思いつきの質問」をするだけでは非常に難しかった。 我々は面接のやり方を試行錯誤した結果、「書かせること」で、かなり正確に候補者の能力を選別できることに気づいた。 一般的には面接では「話してもらうこと」を中心にすることが多いと思う。 が、我々はその場で「書いてもらう」ことにした。 * そのやり方は、以下のようなものであった。 まず、お題を出す。 多くは現場の状況を切り取ったもので、次のような趣旨のこと書かれたいくつかの「資料」と「質問」を渡す。 背景 オーガニックカフェ「ナチュラルテイスト」は、都市部で成功を収めている小規模カフェチェーンです。(財務諸表・組織図・現状調査表は別添資料)新鮮で健康的な

    書かせると、仕事の能力がすぐにわかる
    cinefuk
    cinefuk 2024/07/05
    "ここで重要なのは「内容の正しさ」ではない。 思考を文書化する過程が、能力の差が浮き彫りにし、面接官はそれを見逃さないようにしていたというだけの話だ。・情報収集能力・語彙力・論理的思考力・仮説構築力"
  • おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?

    して、おれが読んだドーキンスは1941年に生まれて、おれが読んだのは『さらば、神よ 科学こそが道を作る』というを書いたのは2019年のことである。ベストセラーとして知られるのは『神は妄想である』で、こちらは2007年だった。 では、『さらば、神よ』はどんななのか。原題は『Outgrowing God A Beginner’s Guide』だ。 要するに無神論の入門書というか、青少年向けに書かれたといってよい。ティーンエイジャー向けというか。 これを読んでおれは驚いた。リチャード・ドーキンス級の人が、今、この時代に、英語圏、キリスト教圏の国の若者に、こんなものを書かなければならないほどなのか。やはり欧米の信仰心というものはそんなに根強いのか、と。 アメリカの信仰心 もっとも、たとえばアメリカではキリスト教離れが進んでいるという話もある。 米国でキリスト教離れが止まらない、教会の閉鎖も急

    おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?
    cinefuk
    cinefuk 2024/07/03
    気軽に「無宗教」という割に、自覚しない「宗教的禁忌」に他者が触れると激怒したりするよな。Atheismは、自分の信念に基づいて、積極的に宗教から遠ざかることを求められる。単なる不信心者の分際で名乗るのは不遜だ
  • すべてのおっさんの心に「自分だって若い女性にモテてもいいじゃないのか」という気持ちはないだろうか。

    ホーム > すべてのおっさんの心に「自分だって若い女性にモテてもいいじゃないのか」という気持ちはないだろうか。 りりちゃんのマニュアル 少し前に「頂き女子りりちゃん」が話題になった。この世の中には頂き女子というものがいて、頂けられてしまう「おぢ」がいるということだった。 正直、おれはあまりこの事件に興味をもっていなかった。おれには関わりのなさ過ぎる世界の話だからだ。しかし、ふと、次の記事を読んでしまった。 名古屋「22歳頂き女子」にだまされたおじさん2人が特別対談「僕らがバカだった。若い女子がおじさんとの“餃子の王将デート”を喜ぶはずがない」 なんととくべつな対談なのだろうか。おれは夢中になって読んでしまった。 そして、「りりちゃん」のマニュアルを読みたくなった。マニュアルくらいにしては判決が重いな、と思ったような気がしたし、どんな内容なのだろう。もちろん、マニュアルだけの罪ではないが。

    すべてのおっさんの心に「自分だって若い女性にモテてもいいじゃないのか」という気持ちはないだろうか。
    cinefuk
    cinefuk 2024/06/24
    恋愛をあきらめていた「おぢ」は、同世代の同性に対して引け目があるんだよな。それを挽回するための「Trophy wife」としての20代女性。皆が驚くほど若い恋人・妻ができたら、地元で一番成功したアイツも羨むに違いない
  • 手取り19万円の栄光の終わりに

    舵のない舟 かくて早くも彼の心は、洗練された隠遁の地、心地よき無人の境、人間的愚かさの絶えざる氾濫を遠く逃れた、びくとも動かぬ、なまぬるい方舟を夢みつつあった。 ユイスマンス『さかしま』 思えばおれの人生というのは舵のない舟に乗って川を流れてきただけだ。みすぼらしい帆や、壊れかけのエンジンはついていたかもしれない。ただ、流れてくるように、流れてきた。 おれは人生に興味がなかった。正確にいえばおれはおれの人生に興味がなかった。明日、どうしよう。五年後、どうしよう。大人になったら、どうしよう。なに一つ向き合ってこなかった。 親だとか誰かだとかにいわれるがままに、適当に流れてきた。意思というものがなかった。 べつに親だとか誰かだとかを信じていていたとか、そんな話もない。自分は確固たる意思をもって、意思を持たずに生きてきた。 人生の岐路に立って自分で道を選んだという覚えもなければ、なにごとかに目覚

    手取り19万円の栄光の終わりに
    cinefuk
    cinefuk 2024/05/30
    もうすぐ潰れる会社であっても、最期まで見届けることができるなら、先にパージされて疎外感を味わうよりマシかもしれない。良い同僚に恵まれているなら特に。「最初に考えた頭いいやつ」は多分バローズかな(審議)
  • 「ボートレースで200万を1000万にしてくれ」と頼まれたときのこと。

    昔、芸能界で働いていた知人の杉山氏(匿名)から、いきなり無理難題を吹っかけられたことがある。 「200万を1000万にしてくれないか!」 大手の某芸能事務所でチーフマネジャーだった杉山氏は、当時の人気アイドル音楽ユニットなどを手掛ける腕利きだった。 いわゆる「仕事のできるマネジャー」として、事務所サイドやアーティストから絶大な信頼を得ていた。 そんな杉山氏のトレードマークと言えば、手提げ式の黒いワニ革のセカンドバッグ。 杉山氏は、そのセカンドバッグの中に、いつも複数の帯封(100万円の束)を入れ、持ち歩いていた。 昭和から平成の前半くらいまで、芸能界は出演料やギャラ、バイト代などをその場で手渡す「取っ払い」が、当たり前のように行われていた。 某芸能事務所の社長に可愛がられ、厚い信任を得ていた杉山氏は、多額の運営資金を持ち歩き、自由に動かせる立場にあった。 仕事上の会、接待なら何の問題も

    「ボートレースで200万を1000万にしてくれ」と頼まれたときのこと。
    cinefuk
    cinefuk 2024/05/21
    ゲームを仕事にしてはならんよ「馬券で240万円、競艇で80万円、オートレースで60万円ほどの払い戻しを手にしたこともあったが、負けた額はその比ではない。まして、200万円もの大金を手に博打を打ったことはないし」
  • 「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。

    功利主義に向き合う いきなりだが、どうもおれは功利主義者らしい。反出生主義などの持論を述べていたら、そう指摘された。 なるほど、反出生主義論者のベネターの考え方は功利主義的かもしれない。 とはいえ、おれは功利主義をよく知らない。「最大多数の最大幸福?」くらいのものだ。なので、おれはを読んでみることにした。 たとえば、有名なJ.S.ミルなどはなんといっているのだろう。『功利主義』の冒頭はこんな文章で始まる。 正と不正の判断基準をめぐる論争は、解決に向けた進展が少しも見られない。人間の知識の現状を作り上げている環境要因のうちで、これほど期待はずれなものはほとんどない。 最も重要なテーマに関する思索でありながら、長いあいだ立ち後れたままであり、期待はずれという点でここまで際立っている環境要因はほとんどない。 哲学が誕生して以来、最高善に関する話題、あるいは同じことになるが、道徳の基礎になる問題

    「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。
    cinefuk
    cinefuk 2024/04/12
    ポジショントークなんだな "朝日新聞が「エビデンスがないと駄目ですか?」という記事を出したときは、大きな批判が巻き起こった。それなのに、なにをエビデンスに50人前を非常識とするのか。マナー違反とするのか。"
  • 自分キラキラに疲れた社会に「推し」ブームが来た

    ここ数か月、色々な人と「推し」について意見交換する機会があり、そうしたなかで「そういえば、承認欲求の時代の限界や最果てとして『推し』ブームを捉えることもできるよね」みたいな考えが温まってきたので、今日はそれをまとめてみる。 前置き:実際は、「推し」ブームの背景はたくさんある どうして「推し」がブームが起こったかを考えると、ブームが到来した原因や要因はあれこれ思い浮かぶ。だから、これから述べる「承認欲求の時代の限界」だけが原因とは言えない。 たとえば「推し」という言葉の使い勝手の良さや、SNSをとおして「推し活」をリアルタイムにシェアできるようになったことや、20世紀末~00年代にかけてオタク界隈のコンテンツとみなされていたものが市民権を獲得してきたことetc……も、「推し」をブームたらしめた要因として挙げやすい。ほかにも色々あって、たとえばコロナ禍が流行してコンテンツやエンタメの需給関係が

    自分キラキラに疲れた社会に「推し」ブームが来た
    cinefuk
    cinefuk 2024/04/09
    モテに背を向け世に蔓延る軟派野郎を軽蔑し、求道的に何か(この場合は趣味)を追い求めるカルチャーと捉えると、オタク文化はバンカラ学生の後継者だと思うんだよね。サイゼ試しもわざと破いた服を着る行為に似てる
  • 安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる

    筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた。 カナダは2016年に合法化した際には「死が合理的に予見可能」すなわち終末期で「人が許容できると考える状況下では軽

    安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる
    cinefuk
    cinefuk 2024/03/11
    "医師だけでなく上級看護師も安楽死の実践が可能だったり、通常の標準治療や緩和ケアで軽減可能な苦痛でも本人が許容できないと言えば安楽死の対象になり得たりと、カナダでは安楽死のハードルがどんどん低くなって"