中学校1年生のとき、当時放映していた刑事ドラマに影響を受けて、エアガンにハマった。友達と一緒にドラマに出てくる刑事の役になりきって、田んぼで日が暮れるまで撃ち合った。腕や脚ならまだしも、弾が顔に命中してのたうちまわることもあったが、今となっては良き思い出だ。 私は1年くらいで飽きてしまったが、大人になっても少年の心を忘れず、今もなおエアガンを愛でる人たちもいる。 店内にはエアガンがびっしり そんなガンマニアらが夜な夜な集まり、自慢のコレクションを肴にグラスを傾けたり、気分次第でシューティングレンジで的をめがけて撃ったりできるお店があるというウワサを入手した。 それが名古屋市中区栄4丁目、通称“女子大小路”にある「シューティング カフェ Guns」だ。 入り口には近寄らないと読めない小さな看板しかなく、かなり怪しい雰囲気。 意を決して店内に入ると、カウンターにはエアガンが所狭しと並び、奥の壁