SSDを搭載しているPCだと、ストレージの容量が足りずに、作業用として外付けHDDを利用している人は多いだろう。もちろん、データのバックアップ先として活用するケースもある。コストパフォーマンスのいいHDDだと、USB 2.0に対応している。しかし、高速と言われるUSB 3.0対応製品にすると、どのくらい速くなるだろうか? 価格差に見合うのかどうかチェックしてみよう。 USB 3.0は規格上10倍速いが対応機器が必要になる USB 3.0の存在があるのは知っているが、USB 2.0でも十分高速なので問題なし、と思っている人が多いようだ。確かにUSB 2.0は規格上480Mbpsの通信が可能で、実効速度でも40MB/秒程度のスピードは出る。しかし、高速化が進むストレージで利用するには遅すぎる。光ファイバーのインターネット回線よりも遅い。USB 3.0の規格上の最大データ転送速度は5Gbps(=
米Intelや米Appleら業界大手7社が中心となるUSB推進団体、USB Promoter Groupは3月4日、次世代USBアーキテクチャであるUSB4規格のリリースを発表した。米Intelの「Thunderbolt 3」に基づいており、USBの帯域幅が現行のUSB 3.2の2倍になる。 これは、Intelが2017年にThunderbolt 3をロイヤリティフリーにしたことで可能になった。Intelは同日、Thunderboltプロトコル仕様をUSB Promoter Groupに提供したことを発表した。これにより、Intel以外のチップメーカーがThunderbolt互換のチップを構築できるようになった。 仕様の詳細は2019年中頃に発表の予定。今回は以下の特徴のみ発表された。 既存のUSB Type-Cケーブルを使った2レーン動作および40GBpsケーブルを介した最大40Gbps
USB-Cの新型iPad Proに向けて準備万端? AnkerがUSB PD対応の超小型充電器を発表 「窒化ガリウム」で実現 USB-C充電アダプターの小型化が止まらない。スマートフォンに付属する小さなUSB充電アダプター並のサイズで、ノートPCのような大型デバイスを高速充電できるようになる。実現の鍵は「窒化(ちっか)ガリウム」(GaN)の採用だ。 モバイルバッテリーや周辺機器を手掛ける中国Ankerは10月25日(米国東部夏時間)、米ニューヨークで開催したメディア向けイベント「Anker on Board」で、新開発のUSB充電アダプター「PowerPort Atom PD」シリーズを発表した。価格は約30ドルから。いずれも11月末に発売する。日本での展開は未定。 PowerPort Atom PDシリーズは、USBで最大100ワットの電源供給を行える規格「USB Power Deliv
はじめに USBをベースとしたシステムは身の回りに数多くあり、製品内の内部接続で使用される組込みシステムや、コンピュータと周辺機器を接続するための一般的な外部接続があります。USBインタフェースの大きな利点は、ホスト・デバイスから周辺デバイスに電源を供給できることです。 Universal Serial Bus(USB)は今日のパーソナル・コンピュータ(PC)の主流なインタフェースになっており、それまでの外部シリアル/パラレル・バスと置き換わっています。1995年に登場して以来、USBは元々のPC用途以外にも使用されるようになり、さまざまな種類の電気デバイスで数多く使用されるようになりました。 USBは、システム間通信だけの拡張にとどまりません。例えば、チップ間通信ではIC_USB(Inter-Chip USB)とHSIC(High-Speed Inter-Chip)が使われます。 USB
PCやスマートフォンに限らず、身近なところにある「USB」。だが、同じUSBでもさまざまな形状のコネクターがあったり、安いケーブルではデータ通信ができなかったり、と不思議なことも多い。この「USB」という規格について解説していく。 適当なケーブルでつないだらスマートフォンが充電できなかったが、ケーブルを替えたらデバイスを認識した。充電はできるのに、データ転送ができなくて困った。といったように、USBに関して、こういったトラブルを見聞きすることがある。 最初にUSBが登場したのは、1996年のことだ。すでに20年以上も前になる。このため、USBはPCやスマートフォンに広く普及し、100円ショップでUSBケーブルが売られ、コンビニにはUSB充電器が並ぶ。しかし、こうした普及の影でUSBの仕様を満たさない製品やケーブルなどが存在しているのも事実である。 現在のUSBに関する「混乱」の一部には、こ
映像・音声出力や充電がケーブル1本で!(※)!USB Type-C対応の25型WQHD液晶ディスプレイ フィリップス「258B6QUEB/11」の実力を徹底検証 (※)USB Type-Cポートを搭載したノートPCの場合。 15.6型の小型ワイドモデルから、4K(3840×2160)解像度に対応したハイエンドモデルまで、幅広いラインアップが揃うフィリップスの液晶ディスプレイ。その中でも、MacBookユーザーを中心にひと際高い支持を得ているのが、USB Type-Cポートを搭載した25型WQHD(2560×1440)液晶ディスプレイ「258B6QUEB/11」だ。ここでは、MacBookなど、USB Type-Cポートを搭載したノートPCとケーブル1本で接続するだけで、映像・音声出力や充電などが同時に行える利便性はもちろん、画質や使い勝手など、その実力を全方位でチェックしていこう。
USB PD 徹底解説:1 of 5 これまでのUSBよりも大きな電力を供給する「USB PD」の普及が本格化しそうです。何かと話題になるUSB PDとは何か、どのような便利な使い方ができるのか、USB PDの基本を学びましょう。 スマートフォンやデジタルカメラの充電にUSBを使うのは当たり前の光景になっています。しかし、10年ほど前までは、デジタル機器の充電には一定の配慮が必要でした。多くのデジタル機器でACアダプタは、それぞれ異なります。機器ごとに電源端子の形が異なり、電圧やコネクタが違うのです。そのため、異なる機器の間でACアダプタを共用することは、ほとんどありません。同じメーカーの同様な機器で、異なるACアダプタを使っていることもあります。USBを使った充電が普及していなかった当時は、ACアダプタの紛失は一大事で、出張の際などは、携行するすべてのデジタル機器のACアダプタを荷物に入
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