Mozillaは、次期ブラウザ「Firefox 57」にあたる「Firefox Quantum」のベータ版をリリースした。この新ブラウザで速度向上と新機能を飛躍的に実現することから、まったく新しい名称を採用したという。 この命名は、現行バージョンからの「クオンタムリープ(量子跳躍、めざましい進歩)」を示唆している。また、Mozillaの最高経営責任者(CEO)を務めるChris Beard氏の言葉によると、「ビッグバン」をもたらすという。Mozillaの幹部らは、同社の減速を許してしまったと認めたが、これを機にMozillaは、「Google Chrome」の支配的地位に対して反撃する構えだ。 MozillaはChromeに勝利宣言するまでには至っていない。しかし、MozillaのFirefox製品担当バイスプレジデント、Nick Nguyen氏は26日のブログで、重要な指標であるページの
優れた革新的な取り組みがないかとクラウドファンディングサービスをウォッチしていると、ときおり本気度を計りかねるキャンペーンに出会う。今回「Kickstarter」で見つけたあるUSBメモリのキャンペーンも冗談と思って記事化を見送りかけたが、もしかしたら高いセキュリティを備えているかもしれないと思い直し、紹介することにした。 そのUSBメモリとは、フロッピーディスクの形をした「Floppy Memory」。フロッピーディスクを模した偽物でなく、容量1.44MバイトのIBM製3.5インチの2HDフロッピーディスクと同じ部品を使っている。磁性体シートの保護用シャッターをスライドさせるとUSBコネクタが現れるギミックも魅力的。 フロッピーディスクなど、最近の若者は見たことがないどころか、存在を知らないことも多いだろう。そして、フロッピーディスクを読むのに必要なドライブ(FDD)も珍しい存在になった
NTTドコモは6月5日、ネットショッピングの購入代金を月々の携帯電話料金と一緒に合算して支払える決済サービス「ドコモ ケータイ払い」をAmazon.co.jp(Amazon)に対応したと発表した。 サービスの開始は、2017年夏モデルを発表した際に予告していた。 ネットショッピングサイトがこのサービスに対応していれば、spモード又はiモードの契約者は申込み手続きなしで利用できる。クレジットカード情報などの入力をせずに、外出先などでも手軽に買い物ができるメリットがある。 Amazonでは、商品購入時のカート画面にて「携帯決済」から「ドコモ」を選択するとドコモ ケータイ払いを利用できる。 なお、6月30日までにAmazonでドコモ ケータイ払いを500円(税込)以上利用すると、抽選でdポイントが最大1万ポイント当たるキャンペーンを実施する。 なお、同日KDDI、沖縄セルラーもAmazon.co
Burger Kingの新しいテレビCMが、視聴者の「Google Home」を意図的に起動し、とてもぜいたくな「Whopper」バーガーについて詳しく教えてくれていたという。 バーガーの調理を担当する若くて親切な店員が、このCMがわずか15秒であることを説明するが、Whopperの素晴らしさを説明するのに15秒では足りない。そこで、彼は「OK Google、Whopperとはどのようなものか」と尋ねる。 「Google Home」端末(実際には、「Google Pixel」やそれ以外の「Android」スマートフォンまたはタブレットでもいい)の所有者は歓声を上げるかもしれない。彼らの端末が起動し、Whopperに関するWikipediaの説明が読み上げられるからだ。これを聞けば、きっと急いでWhopperを買いに行きたくなるはずだ。 このCMは米国時間4月12日に放映された。しかしそのわ
富士通は1月31日、ニフティのISPを中心とするコンシューマ向け事業を、4月1日を効力発生日として、吸収分割の手法により新設する100%子会社に継承させると発表した。富士通が持つ同社の全株式をノジマに譲渡するという。 コンシューマ事業会社では、ニフティのブランド価値や提供サービス、顧客基盤の維持を最優先に、ノジマグループが持つ実店舗網や営業力とのシナジーを活用しながら、引き続き事業を拡大していくとしている。 エンタープライズ向け事業については、デジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」(MetaArc)を展開し、顧客システムの最適化とビジネス貢献を目指す。 富士通の保有するクラウドビジネスのノウハウや顧客基盤と、ニフティがこれまで培ってきた「ニフティクラウド」のノウハウや実績を組み合わせることで、クラウド事業基盤
クラウドベースのファームウェアアップデートサービスを手掛ける中国企業、Shanghai ADUPS Technologyがテキストメッセージなどを収集して中国に送信していると指摘された問題について、同社が釈明の声明を発表した。BLUが提供するローエンドのスマートフォンに誤って適用されたソフトウェアによって、これらの情報を利用して迷惑メッセージや迷惑電話を仕分けていただけだという。 ADUPSは企業向けのFirmware Over-The-Air(FOTA)アップデートサービスを手掛ける企業。同社によると、過去に顧客から、ユーザー体験向上のために迷惑メッセージや迷惑電話を区別する手段を提供するよう要望があったという。同社はFOTAアプリケーションのカスタマイズ版を開発することで、この要望に対応した。このカスタマイズ版ではメッセージを収集して、バックエンドのデータ分析やユーザーの連絡先リストの
米消費者製品安全委員会(CPSC)は米国時間9月15日、同日までに米国で販売されたサムスンのスマートフォン「Galaxy Note 7」をすべてリコールすると発表した。CPSCは、「消費者はリコール対象のGalaxy Note 7の使用を直ちに停止して電源を切り」、端末を購入した店舗やSamsung.comに連絡して、新しいGalaxy Note 7を受け取るか払い戻しを受ける、あるいは他の製品と交換するよう求めた。 サムスンは米国内でバッテリが過熱したとの報告を92件受けた。そのうち26件でやけど、55件で車やガレージ内での発火などの物的損害が報告されているとCPSCは述べた。 CPSCがリコールを発表して間もなく、サムスンは21日までに米国内の店舗で交換用の新しいGalaxy Note 7を用意すると述べた。 サムスンは、Note 7が過熱するとの報告を世界中で35件受け、販売済みのG
カカクコムのグルメサービス「食べログ」において、一部の店舗から「食べログの営業を拒否したところレビュー点数がリセットされた」などの声がTwitterで上がっており、大きく拡散されている。 ツイートでは、「うちの会社でやってる店が、いきなり食べログ3.0にリセットされた。理由は、食べログの契約更新で、食べログ側が押し付けてきた物を部分的に断ったから」「食べログ側が出してきたものを使わないと、検索順位も影響を出すとまで言ってきたらしい」と、ツールの導入を盾にレビュー点数や検索順位に手を加えると言われるケースがあったとしている。 この点についてカカクコムの広報担当者に確認したところ、「点数の変更は、口コミ投稿がない場合でも、アルゴリズムの全体的な見直しにより、全店舗を対象に点数が変動することがある」としている。 アルゴリズムの変更は定期的に実施されており、9月6日にも全店舗を対象に点数を見直して
外部URL付きでのトーク誘導も危険 皆さんは、見知らぬアカウントからスパムメッセージをもらったことはないだろうか。業者はさまざまな手段でLINEのアカウント情報を集めている。たとえば、前述のプレゼントアカウントによるものや、電話帳検索機能を使ったもの、子どもたち自身が公開しているTwitterに掲載した情報などによってだ。 見知らぬアカウントから送られてきた 「友だちに追加されていたらから送っちゃった。仲良くしよう URL」 「LINEで話せないからこっちで話そう URL」 「○○のLINEです。代わりに送ってます URL」 「LINEをやめるから代わりにこっちに連絡してね URL」 などのトークのURLをクリックすると、フィッシングサイトや外部のチャットサイトなどにつながる。外部のチャットサイトはやり取りする度にお金がかかる仕組みのいわゆるサクラサイト商法だ。いまだに頻繁に起きているタイ
LINEはコミュニケーションのインフラと化している。そのLINEを使って、さまざまな詐欺が行われていることをご存知だろうか。パターンはいくつかあり、無料で有料スタンプやコインをプレゼントするとうたったり、知らない人からメッセージがきて外部サイトに誘導されたりするものがある。 大人なら疑うようなことも、小中高生などは簡単に騙されてしまっている。このような詐欺の仕組みと防ぎ方、詐欺によるリスクについて考えていこう。 非公式アカウントによるコインプレゼントに注意 よく見かけるのが、LINEの有料スタンプやコインをプレゼントするとうたう詐欺だ。コインとは、スタンプなどを購入できるLINE内のデジタル通貨で、現時点で100コインにつき240円相当だ。 コインプレゼントをうたうアカウントがあるが、実は現時点で他のユーザーにコインをプレゼントすることはできないので、まったくの詐欺だ。 また、「不具合のお
世界で最も広く使用されている電子メールサービスを運用する企業ならば、エイプリルフールのジョークとしてその動作を変更する際には最大限の注意を払わなければならない。 これは米国時間4月1日、エイプリルフールのジョークとして「Gmail」の通常の「送信」ボタンのすぐ横に「Send and Drop Mic」(送信してマイクを落とす)ボタンを配置したGoogleが学んだ教訓だ。ジョークとして追加されたこのボタンは、電子メールメッセージに映画「ミニオンズ」のキャラクターがマイクを落とす(この件についてはもう何も語ることはないという意味のジェスチャ)アニメーションを挿入し、その後、電子メールの送受信をミュート(無視)するものだった。ミュートは、かなり以前からGmailにある機能で、やり取りの閲覧を続けたくないメールを非表示にし、その後の返信が受信箱に表示されないようにするものだ。 このジョークボタンで
Facebook傘下の写真共有サービスInstagramは米国時間3月29日、ユーザーが投稿可能なビデオの長さを60秒とすることを発表した。これまでの制限は15秒だった。 Instagramは、「ビデオが長くなったことで、皆さんが大好きなアカウントのストーリーが多様化する」とビデオの60秒化を発表するブログ投稿で述べ、過去6カ月でユーザーがビデオ視聴に費やす時間が40%以上増加したことを明らかにしている。 また、Instagramは、「iOS」版において、ユーザーのカメラロールにある複数のビデオから1本のビデオを作成する機能を再び利用可能にすることも発表した。 ビデオの60秒化は29日から順次提供が開始され、今後数カ月のうちに全ユーザーで可能となり、マルチクリップのビデオは、iOS向けInstagramのバージョン7.19の一部として今週から提供されているとInstagramは述べている。
犯罪につながる危険性も 「写真・動画の投稿で再生・閲覧」については、犯罪につながる危険もある。販売・投稿した具体的な物品については調べていないが、本やCDなどのほか、性的な写真なども含まれると見られているのだ。 2015年に、写真や動画が共有できるアプリ「写真袋」で事件が起きたことをご存じだろうか。写真袋は、投稿者が設定した「合い言葉」で写真や動画を閲覧・ダウンロードできるが、一定期間後は閲覧・ダウンロードが有料となる仕組みを取っている。これを悪用し、18歳未満の少女の裸写真などの児童ポルノ画像を投稿した上で、一定期間後にTwitterや掲示板などに書き込んだ男らが逮捕されたのだ。男らは、ダウンロードごとに商品券に換金できるポイントを得ていた。逮捕された中には、愛知県の19歳の専門学校生の男などもいた。 警視庁少年育成課が調べたところ、投稿の3~4割が児童ポルノという状態で、一部では同アプ
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