浦和レッズとガンバ大阪のサポーター同士が演じた暴動は、「Jリーグで前代未聞」と報じられた。モノを投げ合ってケガ人が発生し、3時間以上もにらみ合う異常事態になったのはなぜか。 サポーターがフェンスをなぎ倒して乱入 「どこの中国だよ」 「フーリガンが生まれつつあるのか?」 Jリーグを代表する2クラブ同士の騒ぎは、ネットにも波及した。2ちゃんねるでは、関連のスレッドが次々に立ち、その原因を巡って様々な憶測が飛び交っている。 スポーツ紙各紙や両クラブの説明によると、浦和レッズの本拠地となる埼玉スタジアムで2008年5月17日行われた試合で、暴動のきっかけになったのはサポーターの行為だった。対戦相手のガンバ大阪のサポーター数人が、水風船、ペットボトルなどをレッズ側観客席に投げ込み、それが子どもらに当たった。レッズのサポーターは、この行為を非難して、謝罪を求め始めた。そして、レッズが2対3で負けると、