次の本は「若者のキャリア」がテーマなので、考えを深めてみます。 「いざとなったら辞めればいい」 僕は会社員時代、「いざとなったら辞めればいい」という気持ちを常に持ちつづけていました。会社自体は嫌いどころか好きでしたが、それでも自分の中に「逃げ道」として、「会社を辞める」という選択肢を用意しつづけていました。 逆説的ですが、この逃げ道を持っていると、日々の仕事はより効率的、挑戦的になると感じています。 「辞めてもよい」と考えていれば、無駄に空気を読むことがなくなります。「なんとなく周りが帰らないから帰らない」という類いの残業はなくなるでしょう。また、「失敗したら最悪クビになるようなチャレンジ」にも厭わず取り組めるようになります。常に「クビ覚悟」でいられるというのは、それだけでアドバンテージになると思います。 弱った時の逃げ道に なにより、昨今の働く環境を考えると、「会社を辞める」という逃げ道