途中だがちょっとこの話。「就職有利・不安...ほぼ全講義を英語化する国立大」(Yomiuri Online)ということで、山梨大学が「ほぼすべての講義でテキストを英語の書籍とし、英語で講義することを決めた」という報道だが、そもそも高等教育を英語で行なうのが望ましいかどうかという話は横に置いておいて大丈夫なのかこれは。 まず記事内容について補足すると、全学的に英語による授業だけで学位取得まで終えることができる大学というのは確かに国際教養大学くらいしか聞いたことがないが、同趣旨の課程(学部とか学科とかコースとか)は他大学にもそれなりにあり、2009年にはグローバル30というプロジェクトで13大学が選定され、すでに教育も始まっている。名古屋も選定校に含まれており、5学部で5コースが設置されていたり他大学には珍しい社会科学系の教育をやったりしている。いや正直山梨大とかグローバル30のときに申請すら