榎宮祐氏のライトノベルを原作とする、現在好評放送中のテレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』。広大なファンタジー世界を、二人の天才ゲーマーが様々な「ゲーム」で戦い抜いていく様を描いた本作が、期待作揃いとなった春番組の中で注目を集めている。放送後に当サイト「anisomniaランキング」で上位に食い込んだことも、口コミで評価が広まったことを裏付けているといえるだろう。そんな波に乗っている本作について、すでに制作を終えたといういしづかあつこ監督に、その制作法や狙いを伺った。いしづかあつこ 愛知県出身。大学在籍中より、アニメーション作家として創作活動を開始。2004年、マッドハウスに入社し、NHK「みんなのうた」にて初監督作品『月のワルツ』を制作。その幻想的な映像が話題となる。その後、『MONSTER』『NANA』『ピアノの森』『黒塚-KUROZUKA-』などで絵コンテや演出を担当し、『SUPER