インターネット上の電子掲示板「2ちゃんねる」から生まれたアスキーアート(※)のキャラクター「やる夫」。始まりは「2ちゃんねる」内の掲示板「ニュース速報VIP」（通称：ニュー速ＶＩＰ）でした。2ちゃんねるには、ニュースを扱う掲示板が複数あり、当初、「ニュー速VIP」に書き込みたかったが、そこの住人がなかなか相手にしてくれない。それならば、もう一方の掲示板「ニュース速報」で書き込みすればいいじゃないか。「ニュース速報でやるお!」と喜び勇んでいるアスキーアートが「やる夫」の原型でした。 そしてその単体のアスキーアートが、いつしか物語の主人公、語り部となり、「2ちゃんねる」に書き込む人々が「やる夫」を通して様々なストーリーを紡ぎだすこととなりました。 現在、そのストーリーはお仕事・業界の裏話や、一見難しそうに思える時事用語や学問、経済状況の解説、歴史ものやちょっとエッチなお話、文学、落語、誰もが知
格差の食卓 作者: 2ちゃんねる,激安節約レシピ人民委員会出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2009/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る▲ネット本なのにamazonに画像入れてないってやる気ねーなー…やっと入った Webの仕事をやっている関係でよく編集者から、２ちゃんねるのAAキャラ、「やる夫」の書籍化についてのアイデアを聞かされるのだが（いろんな会社の人から過去４回くらい）、たしかに「やる夫で学ぶ」シリーズは面白いんだけど、あれ女キャラのアスキーアートの元ネタが角川キャラなんだよね。あれのせいで角川を口説いて承諾を貰うか、角川から出すしかなくなっているという罠。 AAに角川キャラ以外のオリキャラを使うとすぐ本になるんだろうと思われる。 たとえば（「電車男」の中の他社版権物AAのように）１箇所２箇所なら（黙認される
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