井上ひさしさん 軽妙なユーモアをたたえた優れた日本語で「吉里吉里人」「國語元年」など多くの小説や戯曲、エッセーを書き、平和運動にも熱心に取り組んだ作家・劇作家で文化功労者の井上ひさしさん(本名・井上廈〈いのうえ・ひさし〉)が死去したことが11日、わかった。75歳だった。 山形県小松町(現川西町)生まれ。5歳で父と死別し、経済的な事情から一時、児童養護施設で育った。仙台一高から上智大フランス語学科に進み、在学中から浅草・フランス座で喜劇台本を執筆。卒業後、放送作家となり、1964年にNHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」の台本を山元護久氏と共作し、鋭い風刺と笑いのセンスで注目された。 69年には劇団テアトル・エコーに「日本人のへそ」を書き下ろして本格的に劇作家デビュー。72年、江戸の戯作者(げさくしゃ)を描いた小説「手鎖心中」で直木賞、戯曲「道元の冒険」で岸田国士戯曲賞を受賞した。
18〜19歳の頃の話。 高校卒業した後、専門学校に行くまで、1年間ブラブラと何もせずに過ごしていた。 自分が何をやりたいのかよくわかってなかったし、親父は僕のことを色々と言うので、とりあえずバイトをはじめた。地元の電器屋で、中古のゲームとCDも扱っているところだった。 そこにMさん、という女の人がいた。 同じくバイトで、23歳くらいだったと思う。元ヤンっぽく、派手な顔立ちで、化粧が濃かった。いつもブリーチした髪をいじっているし、大口を開けてガハハと笑うので、当時の僕はいつも下品だな、と心の中でバカにしていた。だが、バイト先では一番「女」な人だった。ノースリーブの服をよく着ていて、脇の下から黒いブラジャーがチラッと見える。伝わるかわからないが、当時は「黒いブラジャー=淫乱」みたいなイメージがあったのだ。バイト仲間でコソコソ、「今日、何色?」と聞き合うのが習慣だった。 バイトをはじめて数ヶ月経
J・D・サリンジャー氏 【ニューヨーク=田中光】世界的なベストセラー「ライ麦畑でつかまえて」で知られ、米国を代表する作家、J・D・サリンジャーさんが27日、米東部ニューハンプシャー州の自宅で死去した。91歳だった。AP通信が、息子の話として伝えた。 「ライ麦」は、1951年に出版。世界各国で翻訳され、約6千万部にのぼるとされる。65年以来、新作を発表しておらず、何十年も公の場から遠ざかっていた。
ミクシィの平岡正明コミュの書き込みしかソースがないのですが、数日前から奇特危篤との話は聞いていたので、多分本当なんでしょう。 「7月9日午前2時50分、脳梗塞の為、亡くなられました。 」 とのこと。 僕は一番好きな批評家は誰かと聞かれれば、間違いなく平岡正明と答えるくらいのファンでした。 昨年、トークイベントに行った際、終電が近いからと行ってそそくさと帰ろうとしていた平岡氏を捕まえて「黒い神」にサインしてもらい、「これが一番好きなんで」と言ったら「へぇーっ」とだけいって笑ってサインしてくれました。 黒い神 作者: 平岡正明出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 1999/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る 思い出した。自著「ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち」の中で、「ディーヴァの系譜」として、山口百恵、中森明菜から有
各方面から流れてきた。昨日らしい。 ここ数年は腐ったトマトでしたが、『レダ』は未だに好きな作品の一つだし『時の石』『火星の大統領カーター』も良い作品でした。それをいうなら『グイン・サーガ』も良い作品でした、途中までは。何時か昔の文体が戻ってきてくれるんじゃないかという願望を拭いきれずにいましたが、その夢叶わずという感じでしょうか。 誰か40巻ぐらいから書き直してくれないかな、『グイン・サーガ』。筆の早い榊一郎とかなら待たずにすむんじゃない?とか思ったりもする。
ファンショック“世界最長”アレは…栗本薫さん死去 56歳、膵臓がん SF、ミステリー、時代小説、評論など多彩な分野で活躍した作家の栗本薫(くりもと・かおる、評論家名は中島梓=なかじま・あずさ)さん=写真=が26日午後7時18分、膵臓がんのため、東京都品川区の病院で死去したが、栗本さんは早大文学部を卒業し、1977年に評論「文学の輪郭」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。翌年、テレビ局内での殺人事件を描いた「ぼくらの時代」が江戸川乱歩賞を受賞し脚光を浴びた。 79年に始まったSF大河小説「グイン・サーガ」は120巻を超えて執筆を続け、「世界最長の小説」(版元の早川書房)という。主な作品に「魔界水滸伝」「絃の聖域」や「伊集院大介」シリーズなどがある。 栗本薫、中島梓の2つの名前を使い分け、80年代にはテレビ朝日系のクイズ番組「象印クイズ ヒントでピント」にも女性陣のキャプテンとしてレギュラー出演
子ども向けの人気絵本シリーズ『ノンタン』(偕成社)の生みの親である絵本作家・キヨノサチコ(本名・清野幸子)さんが、今年6月19日に脳腫瘍のため60歳で亡くなっていたことがわかった。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。 初版『ノンタンぶらんこのせて』表紙 やんちゃで元気な猫の男の子・ノンタンを描いた同作は、1976年7月に初版『ノンタンぶらんこのせて』が200万部を超えるベストセラーを記録。その後もシリーズ35作、総発行部数2800万部にのぼる人気作品となり、アニメ版ではタレントの千秋らがノンタンの声を担当した。 同社担当によると、亡くなる1年半ほど前から入院治療を続けていたキヨノさんは生前に「自分が亡くなっても、子どもたちのなかでノンタンはずっと生き続けてほしい」と関係者らに話していたという。 【関連】 ご冥福をお祈りします・・・「おくやみ・訃報」記事 FUJIWARA・原西孝幸
【フェニックス(米アリゾナ州)=松尾理也】クローン技術でよみがえった恐竜が人間を襲う「ジュラシック・パーク」(1990年)、日米経済摩擦を描いた「ライジング・サン」(92年)など多彩なエンターテインメント小説で知られる米作家、マイケル・クライトン氏が4日、がんのためロサンゼルスで死去した。66歳だった。 シカゴ生まれ。ハーバード大で医学博士号を取得した科学技術、とりわけ生命科学分野の広範な知識を生かし、架空の病原体をテーマに据えた初期の代表作「アンドロメダ病原体」などベストセラーを連発した。 「ジュラシック・パーク」など数々の小説が映画化されたほか、最近では日本でも放映された人気テレビドラマ「ER緊急救命室」の制作総指揮を務めた。
11日に発表されたオリコン週間ランキング(17日付)によると、歌手の徳永英明さん(49)が4月20日に発売したカバーアルバムの第4弾「VOCALIST 4」(ユニバーサルミュージック)が、1週間で6万2000枚、累計で25万9000枚を売り上げ、3日付の初登場以来、3週連続で首位を獲得した。カバーアルバムによる3週連続首位は、85年1月14日付で井上陽水さんのセルフカバーアルバム「9.5カラット...
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