「iPhone」などのスマートフォンを利用し、インターネットの携帯サイトに接続すると、他人の個人情報を閲覧できてしまうことが分かりました。通常、スマートフォンでは、インターネットの携帯サイトの閲覧はできません。しかし、特定のソフトを使ってIDを入手すると、サイトの閲覧が可能になります。このソフトが複数の端末に同じIDを割り当てていたため、サイト側が同一人物と認識したことが原因です。 問題が起きたのは、携帯サイトの「クロネコヤマトモバイルサイト」です。「エスブラウザ」というスマートフォン専用のソフトを使うことによって、IDだけで個人認証をしているヤマト運輸のサイトで被害者本人になりすまし、氏名や住所、メールアドレスなどの個人情報を閲覧するケースが少なくとも2件あったということです。ヤマト運輸は、携帯サイトにパスワード入力を設定し、現在はIDだけでできる閲覧を防ぐとともにほかのスマートフォン