ムスティスラフ・レオポリドヴィチ・ロストロポーヴィチ(ロシア語: Мстисла́в Леопо́льдович Ростропо́вич, アゼルバイジャン語: Mstislav Leopoldoviç Rostropoviç, Mstislav Leopol'dovich Rostropovich, 1927年3月27日 - 2007年4月27日)は、アゼルバイジャン(旧ソビエト連邦)出身のチェリスト、指揮者。特にチェリストとしては20世紀後半を代表する巨匠として名高い。愛称は名前の一部と「光栄」を意味するロシア語の単語に由来するスラヴァ。 1927年 バクー生まれ。チェリストの父、ピアニストの母から音楽の手ほどきを受けた。4歳でピアノ、7歳でチェロを始め、10歳でカミーユ・サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番を弾いたという。第二次世界大戦が勃発すると父母の故郷であるオレンブルクに移住。