米スタンフォード大学(Stanford University)工学部(School of Engineering)は、GPS(Global Positioning System=全地球測位システム)の精度向上などを目指す「Stanford Center for Position, Navigation, and Time(SCPNT)」研究センターの設立を正式に発表した。 SCPNTでは、GPSに加えて、ロシアの衛星ナビゲーションシステム「GLONASS」、欧州連合(EU: European Union)の同「Galileo」、日本の同「QZSS」なども研究対象とされており、特にGPSとGalileoの同時利用により、世界のどこにおいても、誤差1cm以内の高精度を実現できる測位システムの開発を目指すという。 また、電波干渉などの問題を回避する分野に焦点を絞った研究が進められていくこと