19日の東京外国為替市場、日銀の植田総裁の追加の利上げをめぐる発言を受けて、円を売ってドルを買う動きが急速に進み、円相場は午後6時前に一時、1ドル=157円台まで値下がりしました。 日銀は19日までの2日間、金融政策決定会合を開き、追加の利上げを見送ることを決めました。 これを受けて東京外国為替市場では、日本とアメリカの金利差が縮まりにくいという観測から、19日正午前に、円相場は1ドル=155円台まで値下がりしました。 さらに午後に開かれた会見で、植田総裁が今後の追加の利上げのタイミングについて、「来年の春闘に向けたモメンタム(勢い)など、今後の賃金の動向について、もう少し情報が必要だ」などと発言したことから、日銀が来月の会合でも利上げを見送るのではないかという見方が出るなどして、円安が一段と進み、午後6時前には、円相場は一時、1ドル=157円台まで値下がりしました。 1ドル=157円台と
このガソリン補助金とは、様々な要因によるガソリン価格の上昇が国民の生活や経済活動の負担にならないように抑えるための暫定的な措置です。 なおこれまでも何度か補助金制度の延長が行われています。 現在、政府はこれまで1リットル当たりの価格が175円にあるように調整するガソリン補助金を出していました。 しかし、11月22日に行われた協議によりガソリン補助金を段階的に縮小していくことを閣議決定。 これにより、12月19日からガソリン補助金を段階的に縮小されていきます。 具体的に、19日にガソリン基準価格と高率補助発動価格の間の補助率を60%から30%に見直します。 そして2025年1月16日にもこの30%補助もなくなる予定となり、それ以降も状況を見ながら段階的に見直していくとしています。 これにより、12月19日以降は1リットル当たり平均5円の値上げ。 さらに2025年1月16日以降にも同じく5円程
45歳独身男性狂う説 いつかは自分を哀れと思うこともなくなり、そんな不健全な強迫観念からは解放されるだろうと思っていた。ところが年とともに、この強迫観念はますます深くはまり込むばかり、どうにも身動きできない始末だ。 シオラン『カイエ』 カイエ: 1957-1972 45歳独身男性は狂う。そんな話があった。けっこう前からあったと思う。あったんじゃないのかな。あるいは40歳だったかもしれないけれど、あったと思う。それを、ここのところあらためてネットで目にすることになった。 45歳独身男性狂う説。あるいは、既婚でも狂う。 それは、どうなのか? 単に攻撃しても問題がない「おっさん」を責めて楽しんでいるだけだという話もある。ミドルエイジクライシスの一つとして、そういう歳だという話もある。みんな色々言う。 そして、おれも言いたくなった。なぜならばおれは、「45歳独身男性」そのものだからだ。1歳の差もな
「製品の開発中止を避けるため」「開発期間を短縮するため」「出荷停止による混乱を懸念した」「虚偽報告の発覚を懸念したため」 報告書には、品質不正に関与した現場の従業員らの赤裸々な証言が記されていた。 大手電機メーカーのパナソニック ホールディングス(HD)が、品質不正に揺れている。パナソニックHD傘下の電子部品事業会社、パナソニック インダストリー(パナインダ)は、11月1日に外部調査委員会の報告書を公表した。 不正が行われた製品数は約5200品番。今年7月に公表していた153品番から、33倍超へと膨らんだ。パナインダの国内外55拠点のうち、40拠点で何らかの不正行為が発覚。最も古いもので、1980年代から40年以上にわたって隠蔽されてきた。 パナインダが製造しているのは、家電やスマートフォン、PC、自動車など幅広い製品に使われている電子部品だ。影響は同社から電子部品や材料を購入した顧客40
(前編)から続く パナソニック ホールディングス(HD)傘下の電子部品事業会社、パナソニック インダストリー(パナインダ)で発覚した品質不正問題。11月1日に公表した外部調査委員会の報告書によると、顧客の目をごまかすため、専用のプログラムを作成していた事例も発覚した。 パナインダの子会社、パナソニック スイッチングテクノロジーズ(パナST)では、顧客が製造工程を確認しに来た際に設定する「スペシャルモード」を用意していたというから呆れる。 専用プログラムで自動的に捏造・改ざん 2000年代以降にパナSTが製造していたリレー製品は、不良品の比率を表す工程不良率が5~10%と通常よりかなり高かった。顧客から改善を求められると「従業員の応対負荷が増大する」(調査報告書)可能性があったことから、工程不良率のデータを改ざんし、顧客に提出していた。 さらに顧客が製造工程を見学する際、不良品が数多く発生し
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