公開日:2019/06/14 最終更新日:2019/07/24 アトピー性皮膚炎は、根本的な治療が難しい病気のひとつです。 そもそも「アトピー」とは、「奇妙な」「見慣れない」という意味を持つ古代ギリシャ語「atopia」が語源となっています。 はじめの発症は幼少期のことが多く、季節や環境によって悪化・改善を繰り返し、なかなか完治しないという特徴があります。一般的には、6カ月以上(乳幼児では2カ月以上)症状が続くと、慢性と診断されます。 慢性化したアトピーは、身体のさまざまな場所を移動しながら発現を繰り返します。 たとえば、「顔の症状が改善したら今度はひじ・ひざの関節が悪化してきた」などと、自分ではコントロールできない奇妙な動きがあり、患者のストレスの一因となっています。 アトピー性皮膚炎の原因はいまだ解明されていない 医学は進歩していますが、アトピーのはっきりとした原因も、明確な治し方も、