通信機器メーカーのNortel Networksは米国時間2月27日、同社の赤字幅拡大を受けて、より大規模な人員削減を行うことを明らかにした。 同社の2007年第4四半期の売上高が前年同期比4%減の32億ドルになったという発表を受けて、同日、Nortelの株価は約13%急落して9.96ドルとなった。また、同社の赤字額は、2006年第4四半期の8000万ドルから2007年第4四半期の8億4400万ドルへと拡大した。この赤字幅の拡大は税金関連の支出によるもの、とNortelは説明している。 支出を抑えて会社を再び軌道に乗せるために、Nortelは従業員2100人を削減することを明らかにした。また、従業員約1000人を対象に、賃金カットを伴う配置転換を実施する計画だ。同社によると、2007年末時点の従業員数は約3万2500人だったという。Nortelは、人員削減によって年間約3億ドルの経費を節減